ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.7.19 エンハーツ投与後4日目のこと 籠城蟄居

2020-07-19 20:13:25 | 日記
 昨夜は、瞑想ヨーガ講師のお勤めを何とか終えた後は殆ど使い物にならず。
 夫に夕食の支度をさせ、私はヘロヘロと作ってもらった鍋焼きうどんを半分ほど啜る。申し訳ないことに水曜日の治療日以降、夫には夕食の支度を丸投げしている。食後は片付けを済ませたらすぐにソファで横になってビデオをかけたものの、ふと気づけば夫共々ウトウトウトウト。朝からろくにお腹に物が入っていないけれど、空腹なのか何なのか良くわからない感じ。
 そしていつのまにか日付が変わっていた。慌ててお風呂に入ってベッドに入った。

 日曜日。このとんでもない眠気はコデインの副作用でもありそうだ。今朝も、起こされても起こされても、いくらでも眠れた。
 殆ど動いていないせいかお腹は空かないし、とにかくだるくて気持ちが悪い。全く起き上がれない。頭を上げてみても、ふらふらしてすぐに横になりたくなる。気づく度に時計の針は2時間飛びで進んでいく。

 なんとなくお腹が痛いけれど、こちらもコデインの副作用が勝っているのか、うさぎさんのコロコロした便がちょっぴり排出されるだけ。
 痺れを切らした夫が、「飲まず食わずで脱水で、また救急車では困るから、食べるか飲むかしてくれ。」と言い出した。夫がクリーニングに行くという昼近くにようやく起き出して、ひとまず薬を飲むためにスイカとバナナのスムージーと紅茶だけお腹に入れる。昨日は殆どわからなかった紅茶の味が判ってきてほっとする。
 飲むだけで疲れるが、水分が身体に沁みていって少し生き返った感があった。

 終日籠城蟄居。文字通り家から一歩も出なかった。せっかく梅雨の晴れ間で久しぶりに雨が降らなかったのに、靴を履くこともなく、ベランダに出ることもなく。寝室のベッドとリビングのソファとお手洗いの三角地点を行き来するだけで終わった日。

 やった家事といえば、家じゅうのごみをまとめたことだけ。生ごみの匂いでまた気分が悪くなって横になる。夕食は夫にリクエストして冷やし中華を作ってもらった。これはちゃんと完食出来た。今日初めてのしっかりした食事。いつも味覚異常で色々な味が分からなくなった時でも、最後まで酸っぱい味だけはちゃんとわかるのが不思議だ。

 夕方、散歩方々駅前まで買い物に行ければと思っていたけれど、夫がスーパーに買い出しに行ってくれてそれも不要になった。気づけばもう夜だ。
 なんという低空飛行の、いや飛行も何も全くもって動けなかった1日。明日からまた新しい1週間が始まる。少しずつ体調がアップしてほしいものだけれど。気持ち悪さが和らぎ、味覚異常とだるさがマシになってくる頃に、今度は白血球や赤血球の減少等があれこれ影響を及ぼしてこないことを祈りたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする