連休3日目。昨夜はお腹が落ち着いたようでゆっくり眠り、お手洗いに起きてすっきり目覚めた。
朝から雨だ。普段とほぼ変わらぬ時間に起きて、朝食の支度を整え、夫を起こす。台風の被害がどんどん明らかになっており、テレビの映像、新聞記事に辛い気持ちになる。今日は夜までスケジュールが満載なので、夕飯は夫が一人で家で摂るので、1品だけ作っておく。
早起きの花屋さんが今月初めてのお花を届けてくれた。立派なつぼみを沢山つけたLAリリーが3本、赤紫の鶏頭のようなセロシア、石化エニシダ、ソリダコが1本ずつ。花言葉は「威厳」、「おしゃれ」、「謙遜」、「永遠の少年」だ。せっかくなので早速ガラスの花瓶に投げ入れ。ちょっと秋らしい色合いだ。
朝一回目のお通じは問題なかったが、食事をしたらやはりまたお腹を壊す。パージェタの副作用である下痢はなかなか手ごわい。ハラヴェンも同じように下痢の副作用があったので、相乗作用だった時よりは強力ではないものの、やはり出かける時は侮れない症状だ。
ひとまず、朝のヨガクラスへ向かう。思いのほか雨が強くて、ちょっと萎える。
スタジオに到着すると、一昨日台風到来で終日臨時休業、昨日は夜の2クラスのみだったからか、朝から身体をもてあました人たちで溢れていて、スタジオ内はあたかも芋洗い状態である。かくいう私もすっかり身体がなまっていて、デトックスヨガで股関節回りにアプローチしてたっぷり汗をかき、すっきりした。
日用品等を買って一旦帰宅。汚れ物を洗濯して、早めの簡単ランチを摂る。次なる目的地は、母が明日からお世話になるショートステイの施設だ。
一旦実家に寄ってから、台風の被害がなかったかどうかチェック。閉め切っていた雨戸を開け、父の仏壇に挨拶。ポストやら何やらのチェックを済ませる。雨漏りもなく、目立った破損もなく、ひとまず無事。ほっとする。
予めショートステイ先には電話で許可を頂いていたので、ボストンバッグに詰めてある明日からの荷物一式を持参する。明日は病院から施設直行なので、荷物が多くなるため、少しでも身軽になっておきたいのだ。そもそも私だってそうそう沢山の荷物を持つことは叶わない。急に寒くなったのでカーディガン等を探して追加。
実家のチェックを終えて、施設へ。フロントで担当のNさんが出ていらして荷物を預け、面談室へ。医師による面談でリスク管理説明が15分ほどあった後は、契約書をつぶさに読み上げてから諸々の書類も一緒にサイン。一連の事務を済ませるまでたっぷり1時間かかった。
その足で、母の病院を訪ねる。いよいよ明日退院である。結局20日間お世話になった。4年前は10月10日に退院したと思ったら、その3日後再び病室に逆戻りという苦い経験がある。今回は連休明けまで病院にいさせていただいたが、台風到来もあり、本当にラッキーだった。
デイルームで暫しの間、母と持参した和菓子を頂きながらお喋りをして、30分ほどで病院を後にする。今度目指すは第九のオケ合わせ、ゲネプロ前最後の練習である。
JRを乗り継ぎ、駅からは徒歩10分というのだったが、丁度良い時間のミニバスがあったので、お世話になる。雨の中、坂道を10分歩くのは今の私には結構しんどい。有難いことだ。
会場まで1分というバス停で降りたが、真っ暗で人通りもなく、ちょっと迷ってしまった。なんとか無事辿り着いて受付を済ませ、ホールへ。同期の数人を見つけ、隣に座らせてもらう。お手洗いを済ませ、あっという間に開始時間。今日は、前回のようにオケが舞台の上に乗り切れずに大変な態勢ということもなく、私たち合唱団が客席に並び、前方にオケ用の椅子がきちんと並べてあった。
今日の合唱指導は同じ合唱団のOB、I氏である。実に芸達者なハイテンションな指揮で皆圧倒される。いやはや我が団の若手、本当に人材の宝庫である。体操から始まって校歌を発声練習代わりに歌い、すぐに第九の練習に入る。瞬く間に1時間15分が過ぎて、ここで15分の休憩。
オケの方々が着席されていく。その間に今日も私はサンドイッチとジュースで軽い夕食を摂らせて頂く。休憩後は、今回のイベントの裏方の方たちのご紹介とソリストの紹介、前日ゲネプロと当日のタイムスケジュールの説明があり、いよいよオケ合わせである。
1時間ほどオケの演奏を聴きながら気持ちよく歌わせて頂けた。私たちはここで終了。オケの方たちは当日第九の前に演奏する曲の練習をされるという。
皆で家路を急ぐ。まだ雨がぱらついている。帰りは私鉄ターミナル駅方向を目指す数人の同期と歩いたが、15分くらいかかった。行きだけでもバスに乗れてラッキーだったとしみじみ。帰りは下り坂だったけれど、それでもかなり歩きでがあった。
JRに乗り、ターミナル駅で同期の友人と別れた。当初もう少し早く練習が終わりそうだったので、ライナーの予約をしていなかったが、かなり疲労困憊だったし、お手洗いを済ませたりしている間にほどほど良い時間になったので、JRの中で予約をして、最終のライナーに乗った。
一方、研修期間が終わりまた合唱活動を再開した息子は、今日が関西の合唱コンクール。昨年、一昨年と次点で逃していた念願の全国行きの切符を手にしたという連絡があった。早速、夫と全国大会を聴きに行く手配をした。宿は既に取れていたので、無駄にしないで良かった。
最寄り駅に到着すると、雨が止んでおり、夫が迎えに来てくれていた。
また明日から新しい1週間。退院とショートステイ入所の付き添いでまたお休みを頂くことになっている。無事10日を過ごしてまた元気に一人暮らしを軌道に乗せてくれると良いのだけれど・・・。