通っているヨガスタジオのこと。
創業以来全国展開してかなりの大所帯になり、なんというかかつての居心地の良さがなくなってきているのを最近とみに痛感している。
まあ、もろもろお世話になっているし、運動嫌いの私に汗をかく気持ち良さを教えてくれたのに加えて、Sさんとのヨガとの出会いに一役買ってくれた恩人であるから、あまり悪く言いたくはないし、余程のこと(たとえばホスピス行き決定とか)がなければ、休会はしても退会まではしたくないと考えている。
けれど最近、どうもお客様に対する目線よりも企業目線が重視されているようだ。
もちろんボランティア事業ではなくあくまでも経営だから、それはある意味当然なのだけれど、それを感じさせずに行うのが経営手腕の見せどころ、といったら望み過ぎだろうか。
とにかく物販のサジェストがひっきりなし。セールだから、今買わないと、と会員証にチラシをはさんで寄越したり、シールを貼ったり、煽ること煽ること。正直鬱陶しい。
必要なもので欲しければ買うし、要らなければノーサンキュー。それでいいと思うのだけれど。まあ、社員やアルバイトの方たちにはノルマがあるのだろう。働くということはなかなか大変である。
そして、突然の色々な変更に現場が毎度毎度右往左往している。いきなりの方針変更(大抵はサービス低下)とかクラス中止とか。それに加えて、若い女性の職場だから突然の妊娠、出産による玉突き異動が激しい。もちろん授かりもの、未来を担う子ども達だから慶ぶべきことなのだけれど、ようやく慣れたのに、という人がどんどんいなくなる。
今回なんだかなあと思ったのは、マット預かりのロッカーを設置したことによる、待合椅子の全面撤去である。
壁一面が全てヨガマット預かりの有料ロッカーに変わってしまった。スタジオ前だけでなくロッカールームまでも、である。スタジオ前の待合廊下では出っ張ったマットの壁に寄りかかって休むわけにも出来ず、タオルやお水、マットなどの持ち物も立ちん坊で持つか床に置くかして立ったまま、前のクラスのレッスンが終わるまで待たなければならない。
レッスン開始30分前からロッカールームには入れることになっているけれど、入って着替えてもスタジオが開放(前のクラスと20分しか間がなく、その間に掃除が入るためせいぜい10分前)されるまで待つ場所がない。
かといってギリギリに列に並べば、自分がスタジオ内で好みの位置を確保することもままならない。仕方なく延々と順番とりのため、立ったまま待つわけだ。
リラックスしに出かけているのに、こうしてなんだかなあと思うのは何よりストレスだ。
そもそも何ゆえマイヨガマットを預かるためのロッカーが要るようになったのか。かつてはマット不要、身体一つでお越しくださいというのがコンセプトで、畳敷きのスタジオにバスタオルを敷いて行っていた。ところが汗で滑るので危ないから、と昨年秋からマット必携、入会時に必ずヨガマットセットを購入して、レッスンで必ず持ってきてくださいと方針に変わったからだ。
私は徒歩通勤だから、マット持参で仕事帰りに寄ることも電車通勤等の方たちに比べればそれほど大変ではないが(それでも仕事に行くのに大きなマットを担いでいくのは心理的に厳しいので、仕事帰りにスタジオに寄ることは原則なくなった。)、満員電車にヨガマットを担いで乗らなければならない人は大変だ。その時には当分の間、枚数制限はあれどマットを無料で貸し出します、ということになった。けれど、月極めの有料ヨガマットロッカーを作ったことで早晩無料貸し出しも止める方針なのだろう。
これまでは競合相手がいない一人勝ちのホットヨガスタジオだったけれど、最近他社の追随が喧しい。トップが替わって方針が変わったのかどうか。こういう時こそ、老舗の強みを生かし、新規参入社が持っていない色々なノウハウを生かしてお客様目線の経営が出来ると思うが、そうでもないのだろうか。
通っているスタジオは昨年秋で10周年を迎えたが、良く顔を合わせていた古参の会員たちは既にごっそりと他スタジオに移っている。だから当然駅でチラシを配ったり、無料キャンペーンを張ったりして新規会員の獲得に勤しんでいるけれど、何だか出入りが激しく落ち着かない。
うーん、体調もこんなだし、これからどうしたものだろう、と思うのである。
フロント担当に「座る場所がなくなったのは辛いですね」とお話をしたところ、「私たちもそう思います。でも事前には何も知らされず、いきなりなのです。お客様から色々ご意見も頂いており、申し訳ないのですが、いかんともしがたく・・・」とのこと。「でも本部ってそういうものですよね」と半ば諦めムード。
そうなのだろう。かつて私もいわゆる本部で働いていたときには、現場の声が大事、迷ったら現場に確認といいつつも、全ての要望を聞いていたら何も出来ないということで、本部としての方針を出さなければいけないことが多々あった。
だが、こうして現場で働いてみると、当然のことながら本部は現場の大変さを身に染みてわかっていないのだな、と改めて思うのである。
結局、第一線でお客様対応してくれるのは他でもない現場で、そこが抑えてくれるからこそ本部は拠って立てるもの。
現場の声に敬意を払わずして発展する会社というのはなかなか少ないのではないかと思うが、どうだろう。
今日は節分。
いまだ好中球が底値なのだろう、昨日も今日もかなり体調不良。マスクをすれば息苦しいし、目も涙目で痛くてブルーライトカットのめがねをかけて、もう不審者のごとく、である。
とりあえず昨日は出張前に必死で業務をこなし、出張後は直帰に出来てよかった。
今の時期、年度替わりの締め切り仕事が次々とやってくる。今日も朝出勤後は絶不調だったけれど、午前中も半ばくらいからようやく体調が少し上向きになってくる。なんとかこなして、こなして、午後はまた大事をとってお休みを頂いた。気づけばリビングでうたた寝すること2時間以上。
とにかく今の好中球の状況では感染症が一番怖い。職場は風邪引きさんの咳やくしゃみで溢れている。空気が悪い。乾燥も酷い。けれど、手洗いうがいをしっかりして、家で安静にしていれば特に問題はない。食欲もあるし、ただだるくて横になりたいだけだ。
夜は夫がいつものように鬼役をして、節分豆まき行事。もはや老境の夫婦2人、つつしまやかな春を呼ぶ行事である。
創業以来全国展開してかなりの大所帯になり、なんというかかつての居心地の良さがなくなってきているのを最近とみに痛感している。
まあ、もろもろお世話になっているし、運動嫌いの私に汗をかく気持ち良さを教えてくれたのに加えて、Sさんとのヨガとの出会いに一役買ってくれた恩人であるから、あまり悪く言いたくはないし、余程のこと(たとえばホスピス行き決定とか)がなければ、休会はしても退会まではしたくないと考えている。
けれど最近、どうもお客様に対する目線よりも企業目線が重視されているようだ。
もちろんボランティア事業ではなくあくまでも経営だから、それはある意味当然なのだけれど、それを感じさせずに行うのが経営手腕の見せどころ、といったら望み過ぎだろうか。
とにかく物販のサジェストがひっきりなし。セールだから、今買わないと、と会員証にチラシをはさんで寄越したり、シールを貼ったり、煽ること煽ること。正直鬱陶しい。
必要なもので欲しければ買うし、要らなければノーサンキュー。それでいいと思うのだけれど。まあ、社員やアルバイトの方たちにはノルマがあるのだろう。働くということはなかなか大変である。
そして、突然の色々な変更に現場が毎度毎度右往左往している。いきなりの方針変更(大抵はサービス低下)とかクラス中止とか。それに加えて、若い女性の職場だから突然の妊娠、出産による玉突き異動が激しい。もちろん授かりもの、未来を担う子ども達だから慶ぶべきことなのだけれど、ようやく慣れたのに、という人がどんどんいなくなる。
今回なんだかなあと思ったのは、マット預かりのロッカーを設置したことによる、待合椅子の全面撤去である。
壁一面が全てヨガマット預かりの有料ロッカーに変わってしまった。スタジオ前だけでなくロッカールームまでも、である。スタジオ前の待合廊下では出っ張ったマットの壁に寄りかかって休むわけにも出来ず、タオルやお水、マットなどの持ち物も立ちん坊で持つか床に置くかして立ったまま、前のクラスのレッスンが終わるまで待たなければならない。
レッスン開始30分前からロッカールームには入れることになっているけれど、入って着替えてもスタジオが開放(前のクラスと20分しか間がなく、その間に掃除が入るためせいぜい10分前)されるまで待つ場所がない。
かといってギリギリに列に並べば、自分がスタジオ内で好みの位置を確保することもままならない。仕方なく延々と順番とりのため、立ったまま待つわけだ。
リラックスしに出かけているのに、こうしてなんだかなあと思うのは何よりストレスだ。
そもそも何ゆえマイヨガマットを預かるためのロッカーが要るようになったのか。かつてはマット不要、身体一つでお越しくださいというのがコンセプトで、畳敷きのスタジオにバスタオルを敷いて行っていた。ところが汗で滑るので危ないから、と昨年秋からマット必携、入会時に必ずヨガマットセットを購入して、レッスンで必ず持ってきてくださいと方針に変わったからだ。
私は徒歩通勤だから、マット持参で仕事帰りに寄ることも電車通勤等の方たちに比べればそれほど大変ではないが(それでも仕事に行くのに大きなマットを担いでいくのは心理的に厳しいので、仕事帰りにスタジオに寄ることは原則なくなった。)、満員電車にヨガマットを担いで乗らなければならない人は大変だ。その時には当分の間、枚数制限はあれどマットを無料で貸し出します、ということになった。けれど、月極めの有料ヨガマットロッカーを作ったことで早晩無料貸し出しも止める方針なのだろう。
これまでは競合相手がいない一人勝ちのホットヨガスタジオだったけれど、最近他社の追随が喧しい。トップが替わって方針が変わったのかどうか。こういう時こそ、老舗の強みを生かし、新規参入社が持っていない色々なノウハウを生かしてお客様目線の経営が出来ると思うが、そうでもないのだろうか。
通っているスタジオは昨年秋で10周年を迎えたが、良く顔を合わせていた古参の会員たちは既にごっそりと他スタジオに移っている。だから当然駅でチラシを配ったり、無料キャンペーンを張ったりして新規会員の獲得に勤しんでいるけれど、何だか出入りが激しく落ち着かない。
うーん、体調もこんなだし、これからどうしたものだろう、と思うのである。
フロント担当に「座る場所がなくなったのは辛いですね」とお話をしたところ、「私たちもそう思います。でも事前には何も知らされず、いきなりなのです。お客様から色々ご意見も頂いており、申し訳ないのですが、いかんともしがたく・・・」とのこと。「でも本部ってそういうものですよね」と半ば諦めムード。
そうなのだろう。かつて私もいわゆる本部で働いていたときには、現場の声が大事、迷ったら現場に確認といいつつも、全ての要望を聞いていたら何も出来ないということで、本部としての方針を出さなければいけないことが多々あった。
だが、こうして現場で働いてみると、当然のことながら本部は現場の大変さを身に染みてわかっていないのだな、と改めて思うのである。
結局、第一線でお客様対応してくれるのは他でもない現場で、そこが抑えてくれるからこそ本部は拠って立てるもの。
現場の声に敬意を払わずして発展する会社というのはなかなか少ないのではないかと思うが、どうだろう。
今日は節分。
いまだ好中球が底値なのだろう、昨日も今日もかなり体調不良。マスクをすれば息苦しいし、目も涙目で痛くてブルーライトカットのめがねをかけて、もう不審者のごとく、である。
とりあえず昨日は出張前に必死で業務をこなし、出張後は直帰に出来てよかった。
今の時期、年度替わりの締め切り仕事が次々とやってくる。今日も朝出勤後は絶不調だったけれど、午前中も半ばくらいからようやく体調が少し上向きになってくる。なんとかこなして、こなして、午後はまた大事をとってお休みを頂いた。気づけばリビングでうたた寝すること2時間以上。
とにかく今の好中球の状況では感染症が一番怖い。職場は風邪引きさんの咳やくしゃみで溢れている。空気が悪い。乾燥も酷い。けれど、手洗いうがいをしっかりして、家で安静にしていれば特に問題はない。食欲もあるし、ただだるくて横になりたいだけだ。
夜は夫がいつものように鬼役をして、節分豆まき行事。もはや老境の夫婦2人、つつしまやかな春を呼ぶ行事である。