学生時代に所属していた合唱団のOB・OG合唱団が、大学のホームカミングデーに合わせて、学内で小さなステージを持っている。4年前の卒業25周年を機に、この4年間、体調と相談しながらも連続で参加することが出来ていた。
ホームカミングデーは例年10月半ばだ。練習は概ね6月から本番まで日曜日の午後、月に2回平均で10回前後。練習は学生時代に指揮者を務めた後輩だが、本番の指揮者は、学生時代以来ずっとこの合唱団で振り続けてくださっているプロの先生。団員は皆このダンディな先生のシンパで、だからこそ有難いステージだということもあった。
卒業以来、20年余り、仕事や子育てに追われ、合唱どころかカラオケさえ縁遠い生活を送っていた。病気になって以来、特に再発治療が始まってからは、お誘いを受けても体調に自信が持てなかったこともあり、気になっていながら参加を躊躇っていた。が、実際思い切って参加してみたら思いのほか大丈夫で頑張れた。何より楽しかった。
この4カ月弱の期間限定、月に2回程度という緩さが、ハードルが高すぎず、嬉しかった。
仮にきちんとした合唱団に所属しながら定期演奏会に出演も、となればなかなかそういう参加の仕方は難しい。ゴールとされる演奏会に向けて1年近い練習期間があるのが普通だから、今の私には、その長さは遠い未来のものに思えるからだ。
けれど、やるからにはやはりゴールである発表の場-舞台―は、モチベーションアップのために絶対に必要だ。
上は30近い年上の先輩から下はつい昨年卒業したばかりの後輩まで、学生時代にかすったこともない、今どんなことをされているのか等、全くわからない-唯一の共通点は、各々が学生時代にこの合唱団に属していたことだけ-方たちとともに、とにかくその時だけ一緒に同じ歌を歌い、数ヵ月後の小さな舞台を目指すという緩さがとても心地よかったのだ。
今年もそろそろOB・OG通信が届くころだな、と思っていた。
例年、ステージ前日には家族揃って前泊し、夫と息子が聴きに来るというのが我が家の年間イベントに組み込まれていた。ただ、今年は息子が受験生だし、そんな母の道楽に付き合わせるのもどうかな、とも思っていた。
夫は「泊るのは貴女だけにして、本番だけ聴きに行くよ。」と言ってくれていたのだけれど。
そして届いたOB・OG通信。見ると、今年は残念なことに、ホームカミングデーの前日に指揮者の先生の地方公演があり、実際、OB・OG合唱団員の中にはその合唱団に所属している者もいる、ということ。日程調整がつかず、今回のホームカミングデーの舞台は断念するというお知らせがあった。
それとともに「ちょうど愛唱歌集を出版するタイミングでもあり、それをもとに昨年と同じ時期、6月から10月末まで月2回のペースで練習しながら、後日、その発表の場も設けたい。」というお知らせもあった。
歌集は欲しいな、と協賛金の振り込みはしたが、その発表会のための練習に参加するかどうかは未定とした。発表の舞台がいつ、どこで、なのかは未定とのこと。
来月上旬には返信葉書を出さなければいけないけれど、少し悩みたいと思う。
ようやく長かった1週間が終了だ。今日は1日PCの研修に参加してぐったり。いつもの胸部周辺の痛みも再燃している。待ち遠しい週末である。
ホームカミングデーは例年10月半ばだ。練習は概ね6月から本番まで日曜日の午後、月に2回平均で10回前後。練習は学生時代に指揮者を務めた後輩だが、本番の指揮者は、学生時代以来ずっとこの合唱団で振り続けてくださっているプロの先生。団員は皆このダンディな先生のシンパで、だからこそ有難いステージだということもあった。
卒業以来、20年余り、仕事や子育てに追われ、合唱どころかカラオケさえ縁遠い生活を送っていた。病気になって以来、特に再発治療が始まってからは、お誘いを受けても体調に自信が持てなかったこともあり、気になっていながら参加を躊躇っていた。が、実際思い切って参加してみたら思いのほか大丈夫で頑張れた。何より楽しかった。
この4カ月弱の期間限定、月に2回程度という緩さが、ハードルが高すぎず、嬉しかった。
仮にきちんとした合唱団に所属しながら定期演奏会に出演も、となればなかなかそういう参加の仕方は難しい。ゴールとされる演奏会に向けて1年近い練習期間があるのが普通だから、今の私には、その長さは遠い未来のものに思えるからだ。
けれど、やるからにはやはりゴールである発表の場-舞台―は、モチベーションアップのために絶対に必要だ。
上は30近い年上の先輩から下はつい昨年卒業したばかりの後輩まで、学生時代にかすったこともない、今どんなことをされているのか等、全くわからない-唯一の共通点は、各々が学生時代にこの合唱団に属していたことだけ-方たちとともに、とにかくその時だけ一緒に同じ歌を歌い、数ヵ月後の小さな舞台を目指すという緩さがとても心地よかったのだ。
今年もそろそろOB・OG通信が届くころだな、と思っていた。
例年、ステージ前日には家族揃って前泊し、夫と息子が聴きに来るというのが我が家の年間イベントに組み込まれていた。ただ、今年は息子が受験生だし、そんな母の道楽に付き合わせるのもどうかな、とも思っていた。
夫は「泊るのは貴女だけにして、本番だけ聴きに行くよ。」と言ってくれていたのだけれど。
そして届いたOB・OG通信。見ると、今年は残念なことに、ホームカミングデーの前日に指揮者の先生の地方公演があり、実際、OB・OG合唱団員の中にはその合唱団に所属している者もいる、ということ。日程調整がつかず、今回のホームカミングデーの舞台は断念するというお知らせがあった。
それとともに「ちょうど愛唱歌集を出版するタイミングでもあり、それをもとに昨年と同じ時期、6月から10月末まで月2回のペースで練習しながら、後日、その発表の場も設けたい。」というお知らせもあった。
歌集は欲しいな、と協賛金の振り込みはしたが、その発表会のための練習に参加するかどうかは未定とした。発表の舞台がいつ、どこで、なのかは未定とのこと。
来月上旬には返信葉書を出さなければいけないけれど、少し悩みたいと思う。
ようやく長かった1週間が終了だ。今日は1日PCの研修に参加してぐったり。いつもの胸部周辺の痛みも再燃している。待ち遠しい週末である。