2012.2.10 好調、不調・・・それぞれの金曜日

　去年の今日、息子は形だけの高校入試日だった。
　進学だけは保証されていたが、普通コースと特進コースのコース分けがあったので、希望コースに入るのは試験の得点順。よって真剣に受けなければならなかった。
　本当にラッキーなことに、4日後のバレンタインデーに希望コース滑り込みの“サクラサク”通知が来たけれど、あっという間にあれから1年。4月には文理のコース分けがあり、クラスがシャッフルされてしまう。僅か一年ポッキリのコース分け、なんだかなあ・・・のシステムである。
　とはいえ、今日同じ試験を受けている中学3年生の希望が叶うことを願いたい。

　そんなわけで息子は本日受験休み。
　昨年の3月11日は、まさに東日本大震災の当日。学年末試験休み初日で、友人と卒業記念と称して初めてＴＤＬに出かけたのだった。地震が発生した14時46分以降、携帯では殆ど連絡がとれず。交通機関が全面停止したために、結局そこに足止めされパーク内のレストランで雑魚寝。帰ってきたのは翌日の夕方だった。その時の武勇伝を語る相手もなく、卒業式も中止、入学式まで1カ月近く登校もできずの謹慎状態だった。
　あれからほぼ１年が経過した。
　地震発生後、アトラクション等は中止されたため、チケットはそのまま1年間有効とされ、息子はそのチケットを嬉しそうに持って帰ってきた。
　そして、今日。当時のメンバーとリベンジに出かけた。インフルエンザに罹ったり、部活だったりと7人全員揃わず4名での出発とのこと。
　「朝6時半には出るから」と言うだけ言って、一人で起きて行ってくれるわけもなく、私は5時半起き。

　ＴＤＬは我が家から片道2時間半はかかるから往復だけで5時間。息子が小さかった時は、日帰りはとても無理でお泊りで出かけていたが、さすがに高1男子は体力が有り余って元気である。
　「今日は夕飯も外で食べてくるから遅くなる。」とのこと。彼のスマートフォンは殆ど電話の役割を担っていない（サイトを見たり、ゲームをしたりが専らでいつも電池切れ状態。バイブ機能を切っているらしく鳴らし続けても出た試しがない。）ので、せめてメールで向こうを出るときには連絡してほしいと送り出した。
　せっかくなので、今回は不完全燃焼しないようにしっかり堪能して帰ってきてほしい。食事もせずにパークの駅、とのメールが来たのが21時近く。終電だけはチェックして、と返事をしたのだが、一体何時のご帰還になるものやら。
　遊ぶ時は遊ぶ、勉強するときはする、とせめてメリハリをつけてほしいものだ。

　 昨夜は気持ち悪さとステロイド効果で目が冴えわたって寝付きが悪く、かといってマイスリーを飲んで起きられなかったら大変と、ナウゼリンだけ飲んで12時近くにベッドに入った。が、やはり1時過ぎまで眠れず、その後4時には目が覚めて、そのまま5時半を迎えた。寝不足でかなりヨレている。

　水曜日投与後の金曜日はやはり不調だ。昨年のブログを見てもやはり気持ち悪さを訴えているので、何も今年が急に酷くなっているわけではないのだが、吐き気止めをパワーアップして（今朝もイメンド80㎎とデカドロン4錠を飲んだ。）もなおこういう状況なのだから、やはり薬がたまっているのは否めないのかな、と思う。

　夫は市販の風邪薬をひと瓶飲み切ってしまいそうなのに、いまだ本調子ではなさそう。夕食はいらないとのこと。
　私は食欲がない中での難行苦行の夕飯の支度から解放されて、ありがたい金曜日。明日は体が待ちわびている休日である。