ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.2.2 春の香りと寒波の狭間

2012-02-02 21:25:33 | 日記
 昨日、帰宅すると今月第1回目のお花が届いていた。濃淡のピンクと黄色のスイートピーが合わせて10本、オーニソガラム5本、ムギ5本。花言葉はそれぞれ「青春の喜び」、「潔白」、「富」だそうだ。
 お花屋さんで買っていた頃、スイートピーはそれほど香りがしないものだと思っていたが、今回は包みを開けた途端、ふわーっと馥郁とした甘い香りが広がって、鼻をくすぐり、とても幸せな気分になった。出荷量全国一の宮崎から、とのこと。一足先に春の香りを楽しんだ。
 前回、2週間前に届いたポピーもまだまだ元気。さらには年末から飾っているお正月の花も、スカシユリは捨てたものの、菊、千両、松は元気で全くへたっていない。沢山のお花に囲まれて本当に幸せだ。

 さて、義母のこと。昨夜、義妹から電話連絡があった。
 介護保険認定のため、市から担当者が病院まで来てくれたという。病室がリハビリ棟に変わったが、大部屋が空いていないため、個室に入ったそうだ。そこで、年齢や生年月日を聞かれ、正しく応えられなかったのだと、義妹は切なそうに話をしていた。ご主人とはいつ死別されたのかと聞かれると、泣き出してしまったり、感情のコントロールが効かないという。刺激がなく一日中ベッドの上で過ごすわけだから、そうなっても不思議はない。それなりに元気で、プライバシーが欲しいのなら個室に限るけれど、こういう病状では個室はあまり良くはないのかもしれない。
 介護保険の認定結果は1ヶ月後に郵送されるという。今の状況なら看護師さん曰く“全介助”だから間違いなく要介護5だと思うのだが。いずれにせよ入院中に受けられるサービスは何もないようだ。おむつも在宅者の宅配に限るという。実際、退院して義妹宅に戻るには、玄関から何から車いす対応で全て改築しないと無理だ、と義妹は溜息をついていたが、施設入所が一番現実的なのではないか、と夫は話している。いずれにせよ、不確定要素ばかりの先のことを考えていても始まらない。とりあえずの初めの一歩が済んだことを良しとしなければ。

 昨日は少し暖かかったが、今朝はまた一段と冷え込んだ。豪雪地帯のニュース影像を見ると本当に心配だ。夫は雪国出身なので、どうしても見入ってしまう。
 帰宅すると、電気使用量のお知らせが入っていた。夏以降ずっと昨年比マイナス記録を更新してきたが、今回、とうとう前年を3%上回ってしまった。朝夕と、暖房を入れる時間が増えているからだろう。さすがに帰宅時の室温が13℃では、いくら厚着をしたところで暖房なしでは過ごせない。被災地の方々はちゃんと暖が取れているのだろうか、とまた心配になる。
 明日は節分、暦の上では明後日は立春だというのに・・・。
コメント
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