アンニョンおじさんの韓国語・中国語・英語学習日記

ハングル能力検定1級、HSK6級、中検2級、英検2級のさらなる挑戦と鹿児島韓国語教室アンニョンクラブの感想を綴ります。

Kさん(遼寧師範大学日本語教師)と夕食を一緒にし、貴重な情報をいただきました。

2016-09-04 21:21:31 | 遼寧師範大学留学
本日はKさんと18時に待ち合わせをして、一緒に夕食を食べに行きました。

学校の北側に坂のきつい階段があり、その階段を上っていったらとても
開けていて、上から見る景色とても気持ちがいいでした。



そして食事のできる大きな建物があり、近くに最近ローソンが開店してました。



さて、食事しながらビールを飲みまた、食後にはコーヒーを喫茶店で飲みました。

この間、いろいろKさんの経験談を交えて、日本語教師に関して教えて
もらいました。

(私が現在積極的に、日本語教師になりたいとか、なりたくないというような
特別な気持ちはないのですが、興味はあるという感じでしょうか・・・)

Kさんの話は大体以下のようなことだったと思います。

中国で日本語教師になりたいのなら、最初は「公益財団法人 日中技能者交流
センター
」に申し込んだ方がいい。

そこの応募に合格すれば、あとは、全部センターがしてくれる。

ただ、センターに登録して派遣が決まれば、派遣先は自分の意志で
決めれない。センターの決めた大学に行かねばならない。

センターを通さないのだったら、中国で日本語教師をしている人を
通じて探す方法がある。

現在、中国での日本語教師の希望者は以前と違い少ないので、希望すれば
採用される確率が高い。

ただ、収入は1か月4000元から4500元くらいだ。(日本円で
6万円から7万円)

退職者ならいいけど、若い人には収入が少ない。

日本語を学ぶ大学生も、いろいろである。

(以下の話は大学のレベルにもよるし、すべての大学がそうであるとは
限りません。ただ、大学によっては以下のような大学もあるのでしょう)

日本語を学ぶ学生の中には、他の外国語(英語など)を第1希望にして
いたが、成績の関係で回されてきた学生も多く、意欲のない学生もいる。

ハルピンの大学4年生で、日本語で名前をよんでも聞きとれない生徒
もいたくらいだ。

そこで、私が質問しました。

そのような大学生、卒業できるのですか?

中国ではお金を払えば卒業できる状況があるとのことです。

また、意欲のない生徒は授業中は寝るか、携帯をいじるそうです。

でも、授業には参加するそうです。

なぜか?

出席に対する学校の管理が厳しいそうです。

学校の担当者が寮を見に行ったりして、授業に出てない場合は、理由
を聞くそうです。

正当な理由がない場合は、厳しい処分があるそうです。

延辺大学の学生の日本語に対する態度はとてもまじめだったそうです。

ただ、中国の学生は礼儀正しいので、教師に対して反抗的な態度を
とるなどのことは一切ないそうです。

以上、概要ですが、私のイメージとは違っていました。

中国の学生はまじめに学ぶものと思っていましたが、やはり、個人差が
だいぶあるようですね。

まじめにする生徒はまじめにするし、目的意識のない生徒は無駄な時間
を過ごしているようです。

日本でも、中国でも一緒ですね。

Kさんが、いろいろバッグに資料を持ってこられて熱心に私に説明して
くれたのは、おそらく私に中国での日本語教師を進めたい気持ちが
あったのではないでしょうか。

私は、現在、全く白紙です。

ゆっくり考えることにします。

そして、最後に、延吉旅行についてはKさんが、あちこち延吉周辺を
旅行された写真をまとめていて、私に参考になると思い、見せてくれ
ました。

はっきり、私の頭の中に焼きつきました。

私が行こうとしている所の写真、インプットしました。

ありがとうございます。

さらに、私の日程を教えてくれれば、延辺大学の学生にメールで連絡
して、延吉周辺を案内するように連絡してくれるとのことでした。

これまた、とてもありがたいことです。

ここ数日、ありがたいことだらけです。

毎回ブログに書いていますが、人の縁を大切にしながら、明日からも
しっかりと学ぼうと思っています。