「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

2006年登山記録

2006-12-31 11:52:13 | 2006年~2010年登山記録

【01】 04月30日 砥石山(826.7m)  残雪多く帰路で迷い猛省。
【02】 05月06日 赤岩山(371.1m)  小樽・オタモイ海岸から。カタクリが爛漫。
【03】 05月13日 伊達紋別岳(714.5m)  ケタチツボスミレが多い。洞爺湖を展望。
【04】 05月21日 アポイ岳(810.6m)~吉田岳(825.1m)  花の固有種咲き乱れ。
【05】 05月27日 尻別岳(1107.4m)  羊蹄山の見晴らし台。花も多い。
【06】 06月03日 当丸山(800.3m)   残雪の積丹岳を大展望。行者ニンニク収穫。
【07】 06月04日 ビンネシリ(1100.3m)  登山靴忘れて街靴で。ヒメギフチョウひらひら。
【08】 06月11日 ワイスホルン(1045.8m)  ニセコに残雪あり、夏道なき山頂踏む。
【09】 06月18日 オロフレ山①(1230.8m) 花の名山。羊蹄山も美しく。
【10】 06月25日 暑寒別岳③(1491m)残雪の増毛山系大展望に感動!   ②  
【11】 07月02日 ニペソツ山①(2012.7m)あこがれの鋭鋒。大雪山の大展望も美しい。山手帳紛失でショック。 
【12】 07月09日 芦別岳① (1726.9m)ハードな山。自信になった。 
【13】 07月16日 トムラウシ山(2141m)微妙な天気に日帰り。もう少し堪能したかった。
【14】 07月17日 東ヌプカウシヌプリ(1252.2m)カラフトルリシジミひらひら。
【15】 07月19日 沼の原(1435m) ミルク色の幻影、霧で下山。
【16】 07月21日 イワオヌプリ(1116m)天気が悪く残念。温泉楽し。
【17】 07月29日 雨竜沼~南暑寒別岳(1296m) 花のピークはずすも美女と会話。
【18】 08月06日 大平山(1190.6m)エーデルワイス堪能も、転倒し猛省。
【19】 08月26日 羊蹄山(1898m)京極コースはきついのに単調。大展望は満足。オノエリンドウ
【20】 09月02日 八剣山(498m)南口コース エゾミセバヤ狙いで。
【21】 09月03日 夕張岳(1667.8m) 秋の花にぎりぎり間に合う。
【22】 09月15日 黒岳北鎮岳  山頂の紅葉を楽しむ。
【23】 09月23日 ユニ石狩岳(1756m)ナキウサギと紅葉。
【24】 09月24日 沼の平~当麻岳安足間岳~永山岳   紅葉楽し、泥道つらし。
【25】 09月30日 高原沼  3年連続通うが、過去もっとも絶景。
【26】 10月01日 黒岳~北海岳~間宮岳~北鎮分岐~黒岳   白銀の世界を行く。
【27】 10月14日 神仙沼~チセヌプリ~ニトヌプリ大沼~大谷地   ニセコの晩秋。
【28】 10月21日 札幌岳(1293.8m)  寒かった。
【29】 10月28日 イチャンコッペ山(828.9m) 小春日和、支笏湖絶景。


06年山行き

2006-12-29 23:29:02 | Weblog
今年登った夏山を(藻岩山と円山を除いて)数えてみたら29回の山行きだった。
ずいぶんと遊んだものだ。
列記してみると、我ながらびっくり。
今年は未踏の山行きが目標だったので、このうち18回が初めての山。
むきになったのか、とりつかれたのか。
行きたいという衝動を押さえる事ができなかった。
来年は、もう少し、ゆっくり遊ぼう。


【1】4月30日 砥石山(826.7m)残雪多く帰路で迷い猛省。
【2】5月06日 赤岩山(371.1m)オタモイ海岸から。カタクリが爛漫。
【3】5月13日 伊達紋別岳(714.5m)ケタチツボスミレが多い。洞爺湖を展望。
【4】5月21日 アポイ岳(810.6m)~吉田岳(825.1m)花の固有種咲き乱れ。
【5】5月27日 尻別岳(1107.4m)羊蹄山の見晴らし台。花も多い。
【6】6月03日 当丸山(800.3m)残雪の積丹岳を大展望。行者ニンニク収穫。
【7】6月04日 ピンネシリ(1100.3m)登山靴忘れて街靴で。ヒメギフチョウひらひら。
【8】6月11日 ワイスホルン(1045.8m)残雪あり、夏道なき山頂踏む。
【9】6月18日 オロフレ山(1230.8m) 花の名山。羊蹄山も美しく。
【10】6月25日 暑寒別岳(1491m)残雪の増毛山系大展望に感動!
【11】7月02日 ニペソツ山()あこがれの鋭鋒。大雪山の大展望も美しい。山手帳紛失でショック。
【12】7月09日 芦別岳(1726.9m)ハードな山。自信になった。
【13】7月16日 トムラウシ山(2141m)微妙な天気に日帰り。もう少し堪能したかった。
【14】7月17日 東ヌプカウシヌプリ(1252.2m)カラフトルリシジミひらひら。
【15】7月19日 沼の原(1435m) ミルク色の幻影、霧で下山。
【16】7月21日 イワオヌプリ(1116m)天気が悪く残念。温泉楽し。
【17】7月29日 雨竜沼~南暑寒別岳(1296m) 花のピークはずすも美女と会話。
【18】8月06日 大平山(1190.6m)エーデルワイス堪能も、転倒し猛省。
【19】8月26日 羊蹄山(1898m)京極コースはきついのに単調。大展望は満足。
【20】9月02日 八剣山(498m)南口コース エゾミセバヤ狙いで。
【21】9月03日 夕張岳(1667.8m) 秋の花にぎりぎり間に合う。
【22】9月15日 黒岳~北鎮岳  山頂の紅葉を楽しむ。
【23】9月23日 ユニ石狩岳(1756m)ナキウサギと紅葉。
【24】9月24日 沼の平~当麻岳~安足間岳~永山岳   紅葉楽し、泥道つらし。
【25】9月30日 高原沼  3年連続通うが、過去もっとも絶景。
【26】10月01日 黒岳~北海岳~間宮岳~北鎮分岐~黒岳   白銀の世界を行く。
【27】10月14日 神仙沼~チセヌプリ~ニトヌプリ~大沼~大谷地   ニセコの晩秋。
【28】10月21日 札幌岳(1293.8m)  寒かった。
【29】10月28日 イチャンコッペ山(828.9m) 小春日和、支笏湖絶景。




千の風になって

2006-12-25 23:53:39 | 藻岩山
イブの藻岩山でのこと。
地蔵の前に構えるお気に入りの「切り株」が、雪に埋もれて見当たらない。
この切り株は、マイ・チェア。
座って、森を渡る風の音を聞くのが好きなのに。

じっと雪原を見つめると、
ポコッと盛り上がっている部分がある。
掘ってみたら、見事に出てきた。
なかなか「いい感」している。
座ってみると、いつもより風が優しく、癒された。

先週見たNHKドキュメンタリー「千の風になって」の影響。
逝った近しき人が「千の風」になって、私を見守ってくれる・・・
という英語詩のルーツを探る番組だった。


ホワイトクリスマス

2006-12-24 18:29:26 | 藻岩山
【写真:眼下の円山とサッポロ】

どんなに雪が少ない年でも、
さすがに師走になると、どさっと降る。
一晩で40センチ。
雪が途切れた昼過ぎ、藻岩山に登る。
ホワイトクリスマスのサッポロが眼下に広がった。

ロープウェイで来た若い男女が、ふたりだけの世界を
あちこちで作っていた。
きょうは、こっちが場違い。
さっさと下山した。

【写真:天然のドライフラワーが舞い落ちていた】

樹氷と山女魚(ヤマメ)

2006-12-17 20:28:27 | Weblog
【写真:樹氷】
知人に誘われて、平取町にあるログハウスに泊まる。
満点の星空、白い息。
朝起きると河畔林に氷の花が咲いていた。
朝食はヤマメの塩焼き、刺身などなど。
釣堀の魚を狙っていろいろな鳥が来るという。
鴨の仲間、カワアイサの話が面白い。
「こらっー」とご主人が駆けつけると、食べ過ぎで飛べない。
ためこんだヤマメを吐き出して、逃げるそうだ。
皆で笑ってしまった。


円山公園のマガモ

2006-12-12 23:22:41 | 円山
【写真:円山公園のマガモ】
オーソドックスな鴨、マガモ。オスは青首で、それなりにキレイだ。
今では珍しくもない鳥だが、
ずいぶん昔、僕がサッポロに住むようになったころから
市街地でも目立つようになってきた。
野鳥の都市化・・・
都会は暖かく、外敵も少なく、餌もある。
10日(日)円山公園池のマガモは、数えたら♂4羽・♀4羽の
ジャストカップルだった。
当たり前なのか、珍しいのか、よくわからない。



カツラの巨木

2006-12-11 20:45:03 | 円山
ブログのテンプレートを夏の木漏れ日から、雪の結晶に変えてみた。
ちょっと気分転換、気が引き締まった。
さて、昨日の円山登山で想ったこと。

・・・「カツラの巨木が多い」

木肌が複雑にねじれ、とにかく太くて高い。
冬枯れの樹林を歩くと、カツラの多さに改めて気づく。
深山の趣は、(僕の大好きな)藻岩山に勝る。
春もみじの頃、円山が赤く燃えるのはこの巨木の芽吹き。
円山はカツラの山だった。



円山

2006-12-10 17:18:11 | 円山
【写真:山頂から見たサッポロ】

しんしんと降りつづける雪。
湿って重い。
長い歩きを避けて、きょうは円山へ。
公園の入り口から白い世界が拡がった。
裸樹に積もった新しい雪に、はっとさせられる。
台湾から来た観光客が、記念撮影に夢中になっていた。
瞳を輝かせ、頬を緩めて。



雪の帽子を被った地蔵さんを拝みながら
30分で山頂に。標高225m。
見下ろす街はモノトーン、墨絵の世界だった。


西岡公園

2006-12-09 16:54:19 | 自然公園/原野/海浜
【写真:ゴジュウカラ】

西岡公園を歩いた。7年ぶり。
意外と道は覚えているもので、水源地の周辺をぐるりと廻った。
野鳥の会が設置しているバードテーブルが、にぎやかだった。
「ぶるぶる」という羽音が耳に近い。
眼で楽しみ、音に驚く。
冬の森も面白い。




キレンジャク

2006-12-05 21:12:39 | 自然公園/原野/海浜
3日の出来事の続き。
ギンザンマシコは夢中で採食を続けている。
そこで、ぶらぶら数百メートル歩くと、別の長ダマ集団。
ナナカマドに今度はキレンジャクが鈴なり。
近づくと、一斉に飛び立つ。
おそらく7~80羽の大群だ。
カメラマンの方々に会わせる顔も無い・・・と、申し訳なく思ったら、
ハイタカが青空を切っていた。
獲物はすばやく逃げたので、ハンティングは失敗。
思いもかけぬ自然の営みにびっくり。

その後、キレンジャクは3つくらいの群れに分かれて
園内を移動していた。
高い梢にいったん止まっては、低木のナナカマドの実を食し、
再び見晴らしの良い梢に。

タッチアンドゴーの繰り返しは、ハイタカから身を守る術なのか。
整備された都市公園ながら、野生の鼓動が響く。
その理由を考えてみた。

・広くて見晴らしの良い空間
・居場所となる林の残存
・豊富なナナカマドの実

真駒内公園の意外な魅力に驚く。


真駒内公園に大雪山の鳥 ギンザンマシコ

2006-12-04 23:39:58 | 自然公園/原野/海浜
3日、野幌のエゾフクロウを見て感動。
帰路、たまたま通りかかった真駒内公園で10人ほどの長ダマ集団を目撃。
場所はナナカマドの疎林。
「モデルはレンジャクかな?」
人が3人集まったら立ち寄る習性があるので、路駐して、立ち寄ってみる。
「あっ!ギンザンマシコじゃないですか」
大雪山の鳥が里に下りてきていた。たった2羽。でも雌雄のペア。
真駒内公園って、すごいな。
僕の運もすごい。


このあと、さらなるドラマが・・・

フクロウの森

2006-12-03 17:41:07 | 野幌森林公園
【写真:エゾフクロウ

道新に野幌森林公園のエゾフクロウの写真が載っていた。
ひとつの洞に雌雄が仲良く座っている。いつもの年よりペアになるのが早いという。
ということで、きょうは野幌へ。
ふかふかの新雪と明るい日射しが気持ちよい。
特にあてもなく歩いていると、長いレンズを抱えた男性4人の後姿。
見るからにフクロウ撮影隊だ!
ついて行ったら、そこは谷の際で、すでに20人ほどのギャラリーの姿。
寄り添うフクロウはじっと眼を閉じ、うとうとと寝ていた。

木々をまとう雪が、渡る風に吹かれて舞う。
きらきらと透ける、静かな雪。

帰路、ご夫婦に「フクロウはどこですか?」と聞かれる。
こうやってギャラリーは増えてゆく。