「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

残雪のニセコ。イワオヌプリ断念し、ワイスホルンへ

2006-06-11 22:00:09 | 羊蹄・ニセコ周辺の山々
(写真はワイスホルンから見たニセコアンヌプリとイワオヌプリ)

ニセコは1カ月も雪解けが遅れていると言う。イワオヌプリ登山口・喫茶店マスターの弁。視界悪く1時間半待つが、9時50分ごろ、7人の若者が登って行くのでついていく。
20分ほどで雪原になり、踏み跡もなく、山塊も見えない。4月に砥石山で迷った恐怖感を覚えているので、引き返す。登山口に戻ったら7人組みも降りてきた。

倶知安方向にドライブするとタケノコ採りが多い。写真を撮らせて貰うがおすそ分けはなし。残念!

坂道を下ってゆくと、しだいに青空になり、ワイスホルンは9割ほど見えている。
悔しいかな、断念したイワオヌプリも見えてきた。
11時10分、ワイスホルンのスキー場リフトに沿った笹の刈り分け路を行く。
単調ながら急登。20人ほどの山菜採りが入っていて、ウドとタケノコを探していた。登山者は僕のみ。

第3リフトが登山コースの最高点(974m)だが、雪渓を歩いて、ほぼ頂上(1045.8)を踏む。ニセコアンヌプリ、イワオヌプリ、羊蹄山の眺望が気持ちよい。
ハリオアマツバメが風を切る。たったひとりの至福の時間。

下山中に男女の登山者と会う。やはり、イワオヌプリの断念組みだった。
登山口の一軒宿ワイスホテルで汗流す。910円。古いホテルだがこぎれいに改装。

京極町噴出し公園で水2リットル汲んで帰宅。