「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

雨竜沼から南暑寒別岳へ 早い夏の終わり(7月29日)

2006-07-30 16:01:38 | 増毛・樺戸の山々

・7月29日の登山記録・
【写真:展望台から見た湿原】

6時40分に入山。午前中は「晴れ」という予報どおり、朝陽を浴びながらうきうきして登る。

7時40分に湿原の入り口。雲が多いものの南暑寒別岳、隣の暑寒別岳は、かろうじて見えている。

去年7月に登った際は、エゾカンゾウの大群落に湿原は黄色く染まっていた。

しかし、すでにエゾカンゾウ、ワタスゲは終わり、ヒオウギアヤメも終盤。静かな湿原を歩く。湿原は夏の終わりの始まり・・・

【写真:南暑寒別岳(左) 暑寒別岳(右)】


8時40分に湿原展望台。ガスがかかり始めてきた。先行者は4人。


去年は入山時間が遅く、ここで引き返す。今回は南暑寒別岳から湿原と暑寒別岳を見たい!というのが目的。

6月25日に登った暑寒別岳、さらに増毛連山は、どのように見えるのだろうか。興味津々・・・

9時40分に南暑寒別岳山頂(1296m)。

残念ながら雲の中。光は差している。雲の動きも早い。

時々、青空も見えるので、1時間待つ。ほんの一瞬、暑寒別岳のピークが見えた。いつかまた来よう!

【写真:南暑寒別岳山頂】


帰路の湿原ルートの沼にはエゾベニヒツジグサ、ウリュウコウホネが主役。


朱鷺色のトキソウの姿も。


8月には群落になるタチギボウシが、わずかに咲きはじめていた。


カキツバタの濃い青も印象的だった。
  
【写真:エゾベニヒツジグサ】 【写真:トキソウ】  【写真:カキツバタ】

道の駅「田園の里うりゅう」で食事。雨竜沼の自然館が併設され、この沼を維持する地元の熱意を感じた。

隣町の北竜温泉で入浴。500円。
 【北竜温泉】

■過去の登山歴
①?年前のバスツアー。 子供達が小学生低学年のころ、家族4人で。
霧雨の中、雨竜沼まで。
②05年7月24日、雨竜沼まで。