(写真: 高速道路出口から見たニセイカウシュッペ山)
6月26日(土)、北大雪のニセイカウシュッペ山(1878.9m)に登る。延々と続く林道を行くと標高1100m地点が登山口。
登山路は雪解け水で潤っていて、土色のエゾアカガエルが何度も飛び出しては、どきっとさせられる。
(写真: 林床を跳ねるエゾアカガエル)
50分ほど登ると、通称「展望台」に。右手に表大雪の大展望、左手に目指すニセイカウシュッペのなだらかな山頂が見えてくる。
やがて行く手には大槍、小槍と名付けられた鋭い岩峰が天を突く。
その威容にどきどきしているうちに「見晴らし台」に着く。
(写真: 左端が大槍、右端が小槍)
(写真:表大雪の山並)
(写真:左端のなだらかなピークが山頂)
こここから雪解け斜面を登る。雪渓に足を置くと、さわやかな一陣の風が駆け抜けていく。
背中の汗が冷やされて、実に心地よい。
咲き競う花々の可憐な姿に、春と夏がまるで同時に進むかのような大雪山独特の季節を感じる。
(写真:キバナノコマノツメ)
(写真:ジンヨウキスミレ)
"
(写真:エゾコザクラ)
(写真: 稜線はお花畑の道)
(写真: コメバツガザクラ)
頂上の手前で、来た道を振り返ると・・・
大槍と背景に構える表大雪が、その雄姿を気高く重ね合わせていた。
左手には、恐竜の背骨を彷彿させるアンギラスと呼ばれる岩尾根が花の名山「平山」に連なる。
ここがこの山の核心だとうなづく。
(写真: 来た道を振り返ると大槍と表大雪が構える)
(写真: 平山に連なるアンギラス。背景は北大雪の山々)
3時間かかって山頂に。東京から来た単独行の男性と、北見から来た夫婦が絶景を堪能していた。
記念写真を撮りあったり、コーヒーやミカンを頂いたりと、愉しく過ごす。
5年前に登った時は、2時間半ほどで到着。体力的に余裕があって、もう着いたのかと物足りなさも感じた。
が、今回は登り応えも十分。この実感の差は、残雪のせいなのか、加齢のせいか。
前回は厚い雲のベールで大展望を得られなかったが、今回は念願のリベンジで、心は踊る。
こんなに素晴らしい山行きなのに、この日の入山はペア三組と僕を含めた単独二人とは、なんと贅沢なことか。
少々、風が強いものの真夏の陽気も手伝って、珍しく山頂に一時間。
(写真: ニセイカウシュッペ山のなだらかな山頂)
■登山記録:2010年6月26日(土)
09時00分:入山
09時50分:「展望台」 表大雪が見える。
10時15分:あと2キロの標識
10時20分:見晴らし台
11時20分:大槍の基部、あと1キロの標識
11時30分:廃道との分岐
12時00分:山頂
13時00分:下山開始
15時00分:登山口に戻る
■過去の登山歴
2005年7月23日
層雲峡温泉 湯元銀泉閣 600円
小さいが清潔なホテル。自己PRによると、温泉街で唯一の100%天然温泉とのこと。
軽やかなお湯は心地よい。
しかし、他の施設が100%ではない!というのが驚き。
6月26日(土)、北大雪のニセイカウシュッペ山(1878.9m)に登る。延々と続く林道を行くと標高1100m地点が登山口。
登山路は雪解け水で潤っていて、土色のエゾアカガエルが何度も飛び出しては、どきっとさせられる。
(写真: 林床を跳ねるエゾアカガエル)
50分ほど登ると、通称「展望台」に。右手に表大雪の大展望、左手に目指すニセイカウシュッペのなだらかな山頂が見えてくる。
やがて行く手には大槍、小槍と名付けられた鋭い岩峰が天を突く。
その威容にどきどきしているうちに「見晴らし台」に着く。
(写真: 左端が大槍、右端が小槍)
(写真:表大雪の山並)
(写真:左端のなだらかなピークが山頂)
こここから雪解け斜面を登る。雪渓に足を置くと、さわやかな一陣の風が駆け抜けていく。
背中の汗が冷やされて、実に心地よい。
咲き競う花々の可憐な姿に、春と夏がまるで同時に進むかのような大雪山独特の季節を感じる。
(写真:キバナノコマノツメ)
(写真:ジンヨウキスミレ)
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(写真:エゾコザクラ)
(写真: 稜線はお花畑の道)
(写真: コメバツガザクラ)
頂上の手前で、来た道を振り返ると・・・
大槍と背景に構える表大雪が、その雄姿を気高く重ね合わせていた。
左手には、恐竜の背骨を彷彿させるアンギラスと呼ばれる岩尾根が花の名山「平山」に連なる。
ここがこの山の核心だとうなづく。
(写真: 来た道を振り返ると大槍と表大雪が構える)
(写真: 平山に連なるアンギラス。背景は北大雪の山々)
3時間かかって山頂に。東京から来た単独行の男性と、北見から来た夫婦が絶景を堪能していた。
記念写真を撮りあったり、コーヒーやミカンを頂いたりと、愉しく過ごす。
5年前に登った時は、2時間半ほどで到着。体力的に余裕があって、もう着いたのかと物足りなさも感じた。
が、今回は登り応えも十分。この実感の差は、残雪のせいなのか、加齢のせいか。
前回は厚い雲のベールで大展望を得られなかったが、今回は念願のリベンジで、心は踊る。
こんなに素晴らしい山行きなのに、この日の入山はペア三組と僕を含めた単独二人とは、なんと贅沢なことか。
少々、風が強いものの真夏の陽気も手伝って、珍しく山頂に一時間。
(写真: ニセイカウシュッペ山のなだらかな山頂)
■登山記録:2010年6月26日(土)
09時00分:入山
09時50分:「展望台」 表大雪が見える。
10時15分:あと2キロの標識
10時20分:見晴らし台
11時20分:大槍の基部、あと1キロの標識
11時30分:廃道との分岐
12時00分:山頂
13時00分:下山開始
15時00分:登山口に戻る
■過去の登山歴
2005年7月23日
層雲峡温泉 湯元銀泉閣 600円
小さいが清潔なホテル。自己PRによると、温泉街で唯一の100%天然温泉とのこと。
軽やかなお湯は心地よい。
しかし、他の施設が100%ではない!というのが驚き。