「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

キレンジャク

2006-12-05 21:12:39 | 自然公園/原野/海浜
3日の出来事の続き。
ギンザンマシコは夢中で採食を続けている。
そこで、ぶらぶら数百メートル歩くと、別の長ダマ集団。
ナナカマドに今度はキレンジャクが鈴なり。
近づくと、一斉に飛び立つ。
おそらく7~80羽の大群だ。
カメラマンの方々に会わせる顔も無い・・・と、申し訳なく思ったら、
ハイタカが青空を切っていた。
獲物はすばやく逃げたので、ハンティングは失敗。
思いもかけぬ自然の営みにびっくり。

その後、キレンジャクは3つくらいの群れに分かれて
園内を移動していた。
高い梢にいったん止まっては、低木のナナカマドの実を食し、
再び見晴らしの良い梢に。

タッチアンドゴーの繰り返しは、ハイタカから身を守る術なのか。
整備された都市公園ながら、野生の鼓動が響く。
その理由を考えてみた。

・広くて見晴らしの良い空間
・居場所となる林の残存
・豊富なナナカマドの実

真駒内公園の意外な魅力に驚く。