「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

神社山に登る

2010-01-11 21:59:59 | 札幌・小樽周辺の山々
円山と三角山のなかほどに浮かぶ神社山(237m)に登った。急傾斜の住宅街の裏手から直接、山腹に取りつく。長靴でザクザクと。

若干のトレースが残っていて20分ほどで、山頂に。すぐ近くの円山に残るような巨木はなく、少々寂しい。

とはいっても、木々の密集度はそれなり。すきまから藻岩山、三角山、大倉山、円山を望む。

都心部の方角に向かう尾根を下ってみる。冬樹に刻まれたクマゲラの食痕を見つけた。これは古い。さらに進むと、真新しい食痕も。

円山でクマゲラを見かけることはないので、藻岩山から山伝いに遠征に来たのか。

新年の初登山に、奥深い自然を感じた。



(写真: クマゲラの新しい食痕  背景は円山)



今年もオシドリ

2010-01-04 20:52:54 | 鴨々川の自然
きょうは仕事始め。出勤路の神社は、ぴりっとした冷気で引き締まっていた。

鴨々川。いないだろうな、と思って川面に目を凝らす。

毎年飛来する1羽のオシドリを探す。やはり、いない。

今年は例年になく暖冬で、いつもなら大群を作るマガモの群れも小さい。

あきらめて地下鉄駅に入ろうと思った、その瞬間。

オシドリの色鮮やかな姿が右目にちらっと。

あっ。今年も来たんだね。僕が気づいて4年連続の飛来だ。

嬉しくなって、出勤する。

明けましておめでとうございます。