(写真:野鳥のお宿・カツラの巨木)
冬だけに出来る円山のカツラ路を登る。まるでカツラの純林なので、そう名付けてみた。巨木がづらりと並ぶ、20分ほどの雪渡りで、頂上直下の鞍部に出る。
そのまま御大師コースを下山すると、登山口で1羽のマヒワと出会う。黄緑色が目立つ。
普段は群れているので、周囲に目を凝らして見ると、通り過ぎたカツラの巨木で30羽ほどが、種子を夢中になって食べていた。
まるで、マヒワのお宿だ。
(写真:マヒワ)
そこに、喉の紅色が鮮やかなウソもやってきた。
カツラの森はにぎやかだ。
(写真:ウソ)
下山して、近くの北海道神宮へ。境内で見かける野鳥を紹介するパネルがある。
改めてよく見てみたら、マヒワとウソが並んで描かれていた。
うまく撮影できなかったが、僕のファイダーの中でも、この2種類が並んで餌採りに励んでいた。円山の森では生活域が重なっているのだろう。
絵を描いたKさんは若くして病を得て亡くなったイラストレーターだった。
まだ僕が20代のころ。出勤前の朝早く、円山公園で親切に探鳥を教えてくれた。
地面に落ちていた小鳥の羽が気になって、周囲を見渡したら、カツラの巨木に営巣していた小型のタカ「ツミ」を見つけたこともあった。
カツラの樹にまつわる、そんな若い頃の思い出もよみがえってきた。
(写真:北海道神宮の野鳥紹介パネル)
冬だけに出来る円山のカツラ路を登る。まるでカツラの純林なので、そう名付けてみた。巨木がづらりと並ぶ、20分ほどの雪渡りで、頂上直下の鞍部に出る。
そのまま御大師コースを下山すると、登山口で1羽のマヒワと出会う。黄緑色が目立つ。
普段は群れているので、周囲に目を凝らして見ると、通り過ぎたカツラの巨木で30羽ほどが、種子を夢中になって食べていた。
まるで、マヒワのお宿だ。
(写真:マヒワ)
そこに、喉の紅色が鮮やかなウソもやってきた。
カツラの森はにぎやかだ。
(写真:ウソ)
下山して、近くの北海道神宮へ。境内で見かける野鳥を紹介するパネルがある。
改めてよく見てみたら、マヒワとウソが並んで描かれていた。
うまく撮影できなかったが、僕のファイダーの中でも、この2種類が並んで餌採りに励んでいた。円山の森では生活域が重なっているのだろう。
絵を描いたKさんは若くして病を得て亡くなったイラストレーターだった。
まだ僕が20代のころ。出勤前の朝早く、円山公園で親切に探鳥を教えてくれた。
地面に落ちていた小鳥の羽が気になって、周囲を見渡したら、カツラの巨木に営巣していた小型のタカ「ツミ」を見つけたこともあった。
カツラの樹にまつわる、そんな若い頃の思い出もよみがえってきた。
(写真:北海道神宮の野鳥紹介パネル)