(写真:突哨山に咲くカタクリ)
29日(祝)に旭川の突哨山(243m)へ。
かつてゴルフ場計画が持ち上がった丘陵だが、市民の保護運動が実って、全国有数のカタクリ群落地として親しまれている。
旭川刑務所脇のカタクリ広場(駐車場)から遊歩道に入る。
早朝だったので、花びらは首を垂れ、恥じらうかのような清楚な出迎え。
日をいっぱいに浴びると競うように開花するに違いない。
野鳥の大合唱も心地よく、春の森は生き生きと輝く。
特にルリビタキが活発に動いていた。
メスの写真が上手に撮れて愉快な気分になる。
(写真:ルリビタキ♀)
山は実に平坦で、最高点に気づくこともない。
2キロほどハイキングすると、遊歩道は右に折れて
入山口とは別の駐車スペースに降りていく。
しかし、注視すると、笹原に直進する踏み跡がある。
わずかに進むと、男山自然公園の遊歩道に出合う。
ここも突哨山の一部だが、男山酒造が管理する一周850mのカタクリの自生地となっている。
広葉樹の林床は赤紫色に染まっていて、大勢の観光客でにぎわっていた。
(写真:男山自然公園のカタクリ)
白いカタクリも数輪咲いていて、人気を集めていた。
市街地の向こうには旭岳を主峰とする大雪山の白屋根が軒を連ねている。
あまりのロケーションの良さにうっとりとする。
(写真:白いカタクリ)
(写真:大雪山の山並み。右端が最高峰の旭岳)
帰路、気温が上昇したせいか、数羽のキアゲハがしきりに飛び回っていた。
傷みのないきれいな羽なので、まだ羽化してまもないのだろう。
突哨山の遊歩道に戻ると、キアゲハよりふたまわりほど小さなヒメギフチョウもカタクリの園に吸い寄せられていた。
田園地帯の小さな里山は、春の妖精たちの生命力に満ち満ちていて、
こちらも大いに元気をもらった。
(写真:キアゲハ)
(写真:突哨山)
■登山記録
08時45分:カタクリ広場から入山
09時40分:2キロ地点から踏み跡を直進すると、男山自然公園遊歩道に
10時15分:男山自然公園「カタクリ原生花園」入り口
11時35分:突哨山遊歩道に戻る
12時20分:カタクリ広場に戻る
■過去記録
06年5月3日 男山自然公園
29日(祝)に旭川の突哨山(243m)へ。
かつてゴルフ場計画が持ち上がった丘陵だが、市民の保護運動が実って、全国有数のカタクリ群落地として親しまれている。
旭川刑務所脇のカタクリ広場(駐車場)から遊歩道に入る。
早朝だったので、花びらは首を垂れ、恥じらうかのような清楚な出迎え。
日をいっぱいに浴びると競うように開花するに違いない。
野鳥の大合唱も心地よく、春の森は生き生きと輝く。
特にルリビタキが活発に動いていた。
メスの写真が上手に撮れて愉快な気分になる。
(写真:ルリビタキ♀)
山は実に平坦で、最高点に気づくこともない。
2キロほどハイキングすると、遊歩道は右に折れて
入山口とは別の駐車スペースに降りていく。
しかし、注視すると、笹原に直進する踏み跡がある。
わずかに進むと、男山自然公園の遊歩道に出合う。
ここも突哨山の一部だが、男山酒造が管理する一周850mのカタクリの自生地となっている。
広葉樹の林床は赤紫色に染まっていて、大勢の観光客でにぎわっていた。
(写真:男山自然公園のカタクリ)
白いカタクリも数輪咲いていて、人気を集めていた。
市街地の向こうには旭岳を主峰とする大雪山の白屋根が軒を連ねている。
あまりのロケーションの良さにうっとりとする。
(写真:白いカタクリ)
(写真:大雪山の山並み。右端が最高峰の旭岳)
帰路、気温が上昇したせいか、数羽のキアゲハがしきりに飛び回っていた。
傷みのないきれいな羽なので、まだ羽化してまもないのだろう。
突哨山の遊歩道に戻ると、キアゲハよりふたまわりほど小さなヒメギフチョウもカタクリの園に吸い寄せられていた。
田園地帯の小さな里山は、春の妖精たちの生命力に満ち満ちていて、
こちらも大いに元気をもらった。
(写真:キアゲハ)
(写真:突哨山)
■登山記録
08時45分:カタクリ広場から入山
09時40分:2キロ地点から踏み跡を直進すると、男山自然公園遊歩道に
10時15分:男山自然公園「カタクリ原生花園」入り口
11時35分:突哨山遊歩道に戻る
12時20分:カタクリ広場に戻る
■過去記録
06年5月3日 男山自然公園