道民の森・一番川コースからピンネシリ(1100.3m)を目指す。田植えが終わったばかりの当別町。
のどかな田園地帯から一番川のキャンプ場へ。なかなか深い山。山菜取りの人が大勢入っていた。
登山口は満車で、林道を少し戻って、空地に停める。さて、身支度と思ったら、登山靴を忘れていた。
きのうの雪原歩きで、家で乾かしていたのを忘れていた。がっくり。
2時間以上も走ってきたので、戻るわけにもいかず、街ウォーキングシューズで登る。
虫が多い。防虫ネットを装着。去年、浦臼山で顔を数箇所刺されて、シミになったから。教訓は生かそう。
9時20分入山。カタクリ、フギレオオバキスミレ、シラネアオイが!!!
4種類の紫のスミレ。ヤチブキ、ハクサンチドリ、今年お初のハクサンイチゲなどなど。
登山路のほとんどが林道だが、花の道に飽きる事が無い。特に日本海沿岸特産のフギレオオバキスミレが、延々と続くのは圧巻。
(フギレオオバキスミレ)
(今年お初のハクサンイチゲ)
ヒメギフチョウ?を4羽見つける。幼虫の餌となるオクエゾサイシンが豊富なのだろう。
11時25分。待根山との分岐。このあたりから山道らしくなる。隈根尻山など樺戸連山が近い。
高山植物と、来た道の新緑を見ながら、ゆっくりと山頂めざす。左手に空知の田園地帯、夕張山系、大雪山も見える。右手に日本海。
なんと、ネギ畑も続く。
(隈根尻、樺戸山、浦臼山)
12時10分 山頂。ツアーのご婦人や屈強の山男集団と、にぎやか。
増毛山系が白く輝く。雨量レーダー施設、山神碑など、建造物多くて風情に欠けるも増毛山系など眺望は好し。
おまけに、頂上はネギ畑。みんながナイフ取り出して、摘み始める。きのう採ったばかりなのでちょっとだけ摘む。
12時50分下山。ツツドリ鳴く。2羽のタカ。下りはつらい。
タウンシューズで足裏と指が痛い。先行のご一行はヤチブキを採っていた。追い抜いて下山。14時45分。
木造の小学校に郷愁覚える。
当別の弁華別小学校をパチリ。町村牧場のソフトクリームがおいしかった。
札幌市内に入って、苗穂の「蔵の湯」で汗流す。390円。
夕食はきのう採ったギョウジャニンニク三昧。油いため、キンピラ。なぜか卵焼き。
「卵とじ」作るつもりだったのに。昨日、古平で買った干した宗八ガレイもうまかった。