「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

晩秋のニセコ沼めぐり 神仙沼~チセヌプリ~ニトヌプリ~大沼~大谷地<2>

2006-10-16 22:56:10 | 羊蹄・ニセコ周辺の山々
【写真:大沼とイワオヌプリ】

■10月14日(土) ニセコ沼めぐりの記録②
(神仙沼~チセヌプリ~ニトヌプリ~大沼~大谷地)

12時35分:ニトヌプリ山頂
13時25分:イワオヌプリとのコルが五色温泉と大沼の分岐になっている。
花期はエゾイソツツジの花園に違いない。また来たい場所。
 【写真:コルから振り返るとニトヌプリ】

13時40分:硫黄採掘跡を俯瞰する高台に到着。ワイスホルンを望む。
この谷は紅葉が紅葉が美しいらしいが・・・すでに時遅し。
 【写真:ワイスホルンと硫黄採掘跡】

ここを下りてゆくと、硫黄採掘跡の白い大地。
ロープが張られていて迷わないようになっている。ありがたい。
視界が悪いときは少々不安かもしれない。
イワオヌプリの葉を落としたダケケカンバが晩秋を告げている。
「初冬 残照ダケカンバ」は好きな風景だ。
      
【写真:イワオヌプリとコイワオヌプリ】        【残照ダケカンバ】

14時20分:大沼に到着。イワオヌプリが映えている。
もう少しで終着だと思うと、達成感がじわじわ。
少々歩くと大谷地に。かつての湿原が広大な笹原となっている。複雑な心境。
         【写真:大沼とイワオヌプリ】               【写真:大谷地】

15時:車をとめた大谷地の駐車場に到着。9時30分出発なので5時間30分。
ちょっと早すぎか?強風・寒風でのんびりできなかったのが残念。
紅葉は外れ!だったが、葉や雪をまとわない素顔のニセコを満喫できたと、
満足感もじわり。

予定より早くゴールしたので、1キロ先の神仙沼駐車場から、もう一度、
神仙沼へ。おびただしい観光客が訪れていた。斜光で黄金色に輝く湿原は
絵画のような世界
夕陽を背負いながら岩内経由で札幌に戻る。

    【写真:神仙沼の湿原】