おはようございます。 生き生き箕面通信1466(121226)をお届けします。
・「嘉田さん、小沢一郎氏に仕事をしてもらいましょうよ」
日本未来の党が、党役員人事をめぐってごたごたしています。衆院選挙での惨敗という結果からただでさえ厳しい目が向けられているところへ、さらに醜い主導権争いを続けているような印象を与えています。「未来の党」に期待をかけた人が、党内争いにうんざりしてどんどん離れていっているように感じられます。
未来の党にとって最も考慮すべきは、「オザワという大ナタ」をいかに生かして使いきるか、のはずです。小沢といういわば「宝刀」を、 日本の再建のためにどう生かすか、です。そのためにこそ、「未来の党」の存立意義があるとすらいえます。オザワを十分に使いこなさないなら、「未来」に未来はない、ともいえるのではないでしょうか。
嘉田由紀子代表は、もう少し政治的センスがあるかと期待しましたが、今は何を考えているのやら見えなくなりました。嘉田さんはしきりに「小沢隠し」に意を用いているようです。嘉田さんは、「小沢隠し」をすることが自分が抑え込んでいるという形を見せるシンボルに使うだけではありませんか。いまや、「小沢隠し」に何の意味があるというのでしょう。小沢氏を顧問などに祭り上げておいて、嘉田さんが党の主導権を握ろうとしているようですが、それで安倍政権へ対抗できる政治的手腕を発揮できる自信がおありでしょうか。とくにお尋ねしたいのは、来年夏に行われる参院選で、いかに党勢を伸長させるか、明確な絵を描けているのでしょうか。
嘉田さんは、滋賀県知事選では立派に勝ち戦を闘った実績があります。しかし、全国展開の参院選は、規模もやり方も、嘉田さんの手腕は未知数です。というより、先の衆院選で、大敗北を喫した「実績」があります。まず、ご自分の敗戦の責任を総括することが先決のはずです。しかし、総括もせずに、社民党から移籍した阿部知子さんを共同代表にしようと提案しました。一種のめくらましではありませんか。そんな姑息なやり方で、果たして自公の連立勢力、あるいは維新勢力などに立ち打ちできると思っているのでしょうか。
未来の党にとって、現在最も必要なことは、小沢氏を党の代表にして、これからの政治状況に全面的に力を発揮させることです。それこそが、嘉田さんが衆院選で敗戦を招いた責任の取り方になるのではないでしょうか。いずれにしても、できるだけ早く小沢氏が堂々と働ける環境を整えることです。そして、既得権勢力の安倍政権に対抗できる態勢を整えることが急がれます。
今年1年は、世界のリーダーが交代する時機でした。新しい顔で、スタートを切ります。その世界は、新しい帝国主義による覇権争いの時代に突入するのではないでしょうか。安倍政権では、日本はますますアメリカのポチになり下がり、アメリカのパシリに甘んじなければならないでしょう。そんな日本を次世代の人達に残すことになります。
自立した日本をつくるには、オザワを除いて適任は見当たりません。
いろんな経過から空振りのようでした。既存政党が未来、未来と成りすまして居ましたからね。
小沢さんだったら後継者のことで頭が一杯だと思います。
小沢さんの比較的クリーンな部分から「オリーブの木」は育つと思います。
小沢さんの比較的クリーンな部分から嘉田さん、森さん、阿部さん---、 この国の国民、市民、有権者(けっして民度は高くない)が相手ですから、難題ですね。
「読者」さんにつられて私もコメントをいたしました。