生き生き箕面通信

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生き生き箕面通信602 ・「竹島の領土問題」には事なかれ主義の菅さん

2010-07-28 06:10:52 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信602(100728)をお届けします。

・「竹島の領土問題」には事なかれ主義の菅さん
 菅さんは、30日に予定されていた2010年度版「日本の防衛」(防衛白書)の公表を9月以降に延期する方針を決めました。理由は、「韓国を刺激したくない」「8月の日韓併合100年をそっとやり過ごしたい」というきわめて姑息な事なかれ主義の判断です。

 防衛白書には毎年、「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している」と記してきており、防衛省は今年もそうする方針でした。しかし、外務省が対韓国配慮から延期を提案し、官邸も、つまり菅さんもその判断を採用しました。

 今年8月29日は日韓併合条約に基づく植民地支配開始からちょうど100年ですが、韓国ではこの条約は無効だったと主張して、日本政府とは深い溝を残しています。韓国の人々にとって竹島の帰属問題は、朝鮮半島を日本に踏みにじられた屈辱の象徴になってきているのです。

 しかし、事は国家の本質にかかわる領土問題です。事を荒立てる必要はありませんし、冷静に対処すべきですが、それは「先送り」したり、事なかれ主義に逃げ込んで済むことでもありません。

 菅さんからは、独立した国のありようやたたずまい、あるいは近隣諸国とのきちんとした付き合い方にたいする考え方が少しも伝わってきません。菅さんには、どうやらそれがないようなのです。国の宰相として根本的に大切な生命をかけても守るべき基本理念が欠けていることが明確になってきました。菅さんは、要するに宰相の器ではなかったのです。しょせん、野党の論客として舌鋒鋭く相手をやっつけるポーズだけに人でした。

 やはり小沢でなければ、日本を動かすのは無理です。いまでもゆがんだマスメディアに踊らされている人たちからは蛇蝎(だかつ)のように嫌われる小沢一郎ですが、日本の正しい路線に戻せるのは小沢しかいません。「ゼネコン政治」や「政治資金で不動産利殖」などは、マスメディアが故意に撒き散らした悪意の宣伝の結果です。そんな事実はありません。

 事実を伝えないゆがんだマスメディアと、ポピュリズムに堕した政権が、日本丸を漂流させている原因です。


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