生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

161126 ・今日午前、菅原文太がNHKで登場しました。「戦争は絶対にしないこと」

2016-11-26 10:52:31 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161126(2813)をお届けします。

・今日午前、菅原文太がNHKで登場しました。「戦争は絶対にしないこと」

 NHKの「あの人に会いたい」です。毎週土曜日の午前、普段会えない人にアーカイブで会わせてくれます。

菅原文太は「空気や土は、国家の物ではありません。そこに住んでいる人のためのものです。国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もう一つは、これが最も大事なことです。絶対に戦争はしないこと!」

 転移性ガンで何度も入退院したあと、81歳で亡くなった後、妻は「小さな種をまいて去りました」とつぶやきました。

 「トラック野郎」などで活躍した後、晩年は農業にいそしんだそうです。安倍政権が南スーダンへ「駆けつけ警護」などとぶばった言い方で出て行くのですが、その後、どんな思いで見ているのでしょう。


161125 ・今度は荻生田光一・官房副長官がやってしまった。「野党の国会対応は、茶番だ」

2016-11-25 18:55:21 | 政治

こんばんは。生き生き箕面通信161125(2812)をお届けします。

・今度は荻生田光一・官房副長官がやってしまった。「野党の国会対応は、茶番だ」

 官邸の中枢中の中枢が、こんな体たらくで国会を仕切るなど、何を考えているのか。しかもこの程度の発言なら許してもらえると多寡をくくった対応です。萩生田氏は、国会を馬鹿にしているから、この程度で済ませてしまう。

 野党の4党は、「国会を馬鹿にするのか」と大怒りです。しかし、これもまた手の込んだ茶番といった感じです。野党4党もとてもじゃないが自民1人に何にもできない。情けないじゃないですか。

 とはいえ、これもまた、国民の投票の結果です。国民がその責めを補うしかないか。


161123 ・TPPは潰れ、北方四島は失敗。安倍外交の無様なありさまです

2016-11-23 12:59:36 | 政治

こんにちは。生き生き箕面通信161123(2811)をお送りいたします。

・TPPは潰れ、北方四島は失敗。安倍外交の無様なありさまです

 次期米大統領のトランプ氏はビデオ声明で、来年1月20日の就任演説でTPP(環太平洋経済連携協定)から離脱する方針を明らかにしました。これは選挙戦で、TPPに批判的な、「ラストベルト」(さびついた工業地帯)と呼ばれる一帯を重視した戦略が当たったためで、「TPP離脱方針の転換はむずかしい」との見方が出ていました。

 一方、プーチン大統領も、あれだけ一生懸命に安倍首相が尽くしていたにもかかわらず、何の進展もしないようです。安倍氏の故郷である山口県に“お招き”して、至れりつくせりしたにもかかわらず、回答は「ゼロ」。いくら会っても、回答がこれじゃ、何の足しにもならない。

朝日新聞のこの日の朝刊に、マンガで「日本はなみなみならぬ意欲でぶつかってくるけど、この冷めきったココロが読めんのかね?」(14面)とありました。漫画の主人公はプーチンさん。まったくいやらしい。

 一方、読売新聞の朝刊は、3面では「TPP『漂流』強まる」と打ち、4面では「『離脱』に与党困惑・失望」としました。野党は今国会で審議する意義が失われたとして採決見送りを求め、批判を強めています。

 それでも、安倍首相は今国会で採決を行う方針です。このTPPはアメリカが参加しなければどうにもならないにもかかわらず、なんとか頑張ればということのようです。ちょうど敗戦末期、本土決戦だと息巻いた旧帝国陸軍並みです。


161120 ・ボクの誕生日。喜寿です。だけど、どうしてもうれしくない

2016-11-20 11:28:04 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161120(2810)をお届けします。

・ボクの誕生日。喜寿です。だけど、どうしてもうれしくない

 誕生日であり、ここまで育ててくれた世の中の人たちに感謝を申し上げます。それでもあまりうれしくないようです。

 生まれてきたことを感謝し、いま護られていることを感謝し、導かれていることを感謝する以外に、道はないことを承知しています。

 「ありがとうございます」「おかげさまで」という感謝の言葉を出会う人、出会うものすべてに心を込めてかけ続けることが、心の次元を引き上げることになることはわかっているつもりです。

 でも、やはり心は和まない。自分の年が喜寿というところまで来てしまったことに、なんだか和まないのです。仕方がない。


161119  ・トランプ氏との面会に喜び勇んでいく安倍首相と、クギを刺すメルケル首相

2016-11-19 16:56:49 | 政治

こんばんは。生き生き箕面通信161119(2809)をお届けします。

・トランプ氏との面会に喜び勇んでいく安倍首相と、クギを刺すメルケル・ドイツ首相

 なぜ、日本の首相を選んで持ち上げようとしたのか、それは外交音痴のトランプ氏にとってちょうどいいお相手だったからにすぎないようです。90分のうち握手や知り合いの紹介、そしてゴルフの交換などで、アッという間に過ぎ去りました。

 ゆっくりと、じっくりと話をすることができたという安倍首相。近づく距離があって、たいへん重要だったそうです。しかし、本当にTPP(環太平洋経済連携協定)は、何かつかんだのでしょうか。結局は、何も取らずにただ「ニコニコ」していただけ。

 ドイツのメルケル首相は、「民主主義や自由、そして出身、肌の色、宗教、性別、性的指向や政治的姿勢にかかわらず、人間の権利と尊厳を尊重するというものです。この価値を前提に、私はトランプ氏と緊密に協力していきます。

 つまり、差別的で人権を軽視するようなことがあれば、大統領になったあともつづけるのであれば、トランプ氏に協力しないとクギを刺したのだ。

 もうひとつ、米国とドイツが取り組むべき課題として「気候変動(地球温暖化)への対策」を上げた。これもパリ協定からの撤退を公害していることへのけん制です。

 こうしたことは、これまでにトランプ氏が自分の“うねり”として挙げてきたものです。しかし、本当にそれを実現するつもりがあるのでしょうか。

 メルケル氏は、こうしたことに対してきちんと手を打ってこそ、世界の指導者として名をなすものといえるとしています。安倍首相のこのなんともだらしのないやり方は、世界から名をそこなわせるものといえます。