生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

161202 ・今年2016年のブラック企業です

2016-12-02 08:28:02 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161202(2808)をお届けします。

・今年2016年のブラック企業対象です

 ブラック企業10社は長時間労働や低賃金、さらにセクハラやパワハラなどで、ノミネートされた企業です。今年選ばれたのは、電通、関西電力、佐川急便、日本郵便など、有名企業のほか、宗教法人・仁和寺などもあります。ドン・キホーテ、エイジェス、デスグランデ介護、ザトレストランスシステムズなど。

 今年は5回目ですが、これまでに選ばれたはえある“大賞”は、セヴンイレブン・ジャパン(2015年)、ヤマダ電機(2014年)、ワタミフードサービス(2013年)、東京電力(2012年)です。


161201 ・翁長知事は、ヘリパッドの容認は「苦渋の決断」というけれど、結局、次は辺野古容認です

2016-12-01 10:00:51 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161201(2817)をお届けします。

・翁長知事は、ヘリパッドの容認は「苦渋の決断」というけれど、結局、つぎは辺野古容認です

 次第に安倍政権側に取り込まれています。オスプレイの容認は、「苦渋の決断」だそうです。よくいう決断をあけっぴろげに言わない場合に、政権側が使う手です。このようにして、徐々に庶民の側を少しずつ苦しめていく手法です。

 その次に出てくるのが、政権側が用いる「司法の手立て」です。つまり、政権側が「このようにして司法で操るのだから、主権もそっちのけで黙りおろう」となるわけです。

 結局、翁長知事には、長いこと騙され続けて、ジ・エンド。


161129  ・カストロいわく「一切れのパンすら持てない人がいる。薬をもてない病人がいる」

2016-11-29 14:29:00 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161129(2816)をお届けします。

・カストロいわく「一切れのパンすら持てない人がいる。薬をもてない病人がいる」

 カストロがかつて国連総会で次のように展べ、大きな拍手を受けました。

――私たちは人権について言及されていますが、私たちは素足であるかなければならない人がいて、一方で高級車で走り回れる人がいるのでしょうか。一切れのパンすら持てない世界の子どもたちのために、私は話しているのです。

 私は薬を持てない病人らを代表して話しています。人間らしく生きる権利と尊厳すら拒まれた人たちを代表して話しています。彼らには一体、文明は何をもたらすでしょうか。なぜひどく貧しい暮らしを強いられる人がいて、片や大富豪がいるのでしょうか。35歳までの人生を強いられる人がいて、70歳までの人がいるのでしょうか――


161128 ・資本主義は行き詰まった。キューバの「社会主義」が一つのヒントではないか

2016-11-28 12:52:14 | 政治

こんにちは。生き生き箕面通信161128(2815)をお届けします。

・資本主義は行き詰まった。キューバの「社会主義」が一つのヒントではないか

 次期米大統領のドナルド・トランプ氏は「世界は60年近く自国民を抑圧してきた残忍な独裁者の市況を記録した」と、フィデル・カストロ氏の死去をこう葬った。

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は、「私の深い悲しみを伝える」と、弟のラウル氏に哀悼の意を表しました。フランスのオランド大統領は「20世紀を代表する人物」とし、日本の安倍首相にしても「キューバ革命後の卓越した指導者だった」と弔意を表しました。

 昨日の箕面通信で、カストロ氏は「人間にとって最も大事なものは、身体の健康(医療)と精神の健康(教育)と考え、その価値観のもとに医療と教育の無料化をしている」と、自国の政策を正当化しています。

 今後、「成長、成長」と伸びあがっていては、結局、人間の死は間近い。


161127 ・アメリカはなぜキューバの医療費、教育費を真似しないのですか

2016-11-27 11:46:20 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161127(2814)をお届けします。

・アメリカはなぜキューバの医療費、教育費を真似しないのですか

 フィデル・カストロ氏が亡くなった。90歳だった。チェ・ゲバラとともに「反米帝国主義のカリスマ」として国内外に強い影響力を保ってきました。

 1991年に後ろ盾のソ連が崩壊、それでもアメリカの裏庭でキューバは存続しました。1959年のキューバ革命から57年も頑張りました。最も大事なのは、医療費や教育費は無料です。

 フィデル・カストロは、革命当初から「人間にとって最も大事なものは、身体の健康(医療)と精神の健康(教育)と考え、医療と教育の無料化を実現」したのだそうです。その財源は、国民の平均20~30㌦といった状態のなかで生活することで、国はこのもっとも大事な医療、教育の経費に充てているのです。そして、チェ・ゲバラが、医師だったことも大きな影響力をもったようです。

 マイケル・ムーアはその「シッコ」で、キューバの医療費と教育費を取り上げました。現在のラウル・カストロ政権が終わっても、この革命の大事な根幹は揺るがないと思っています。

 むしろ、アメリカです。貧乏人は「盲腸」ひとつになっても、高い金でとても受けられません。せめて「オバマ・ケア」で救われるとしても、高い保険金にごまかされて結局受け入れられない。