いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

2006年02月12日 21時12分30秒 | その他


氷:水の固体。 結晶化する環境で多様な形態を示す。

■雑誌の対談で、日下公人が、自分は淡路島の出身であり、自分のおばあさんが若い頃、大内兵衛との縁談の話があったといっている。大内が田畑を持っていないので断ったとのこと。この縁談が成立していたら日下はいないはずなので、運命というのは.....。

■大内兵衛といえば戦後日本屈指のばか左翼知識人にほかならない。ばか伝説の華は60年安保のあと岸内閣が退陣して、池田内閣での総選挙の時、大内は朝日新聞紙上での社会党応援文章で、「現在日本の最大の課題は貧困問題の解決である。池田内閣は所得倍増などという机上の空論を主張している。これは学問的 に認められない。」とのたまったのである。

■大内の主張が2重、3重におばかなのは、池田内閣の高度成長路線による日本資本主義の発達を予見できなかったことばかりでなく、高度成長したら公害問題だの諸問題が必然的に生じることを警告できなかったばかりか、学問的とかひとさまを恫喝して、結局自分がバカだったと証明したことである。近代日本の左翼知識人たちは庶民の貧困撲滅になんらの貢献をしていなく、むしろその果実のうわまえをはねて、お気楽にすごしてきたことはいうまでもない。曲学阿世の実践だ。おいらも一目おかねばならない、いか@サマ である。そもそも、びんぼーをやめると人間は幸せになるのか?ということを考えていないのが没批判的でイタイ。

●ばか左翼はともかく、この「豊かな」日本をお作りあそばした愚民党以下戦後日本えすたぶりっしゅめんとになんらの感謝の念がわかないおいらはやっぱ おばか@ばちあたり にちげーないと思う今日この頃、みなさまはいかがお過ごしでしょう?




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。