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いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

買わせる絵、因島のはっさくゼリー @洋酒入り!、あるいは、花崗岩 - 真砂

2016年11月03日 12時15分08秒 | 日本事情

伊予参りで松山の店で見た。「因島のはっさくゼリー 」。商品の絵柄は、おいらをして購買せしめた。

変な、商品絵柄。

それにしても、「洋酒入り」!の洋酒って、具体的に何だ!?

  ⇒ オレンジリキュール とちゃんと書いてある(画像)

そもそも、因島って、伊予の国なのか?

因島。 広島県とのこと。 そして、知ったさ。 因島は花崗岩。

そして、花崗岩と「はっさく」。

はっさくは花崗岩には根を生やすこと能わず。

しかし、現実には、当然、花崗岩と真砂となっているのだ。 そして、検索したさ ⇒ Google。

なるほど、浸食に耐えた花崗岩体の山が瀬戸内海の海面の上に頭を出したのが、因島ということらしい。

 (なお、われらが関東平野が水没した場合、水面上に顔を出すひとつは筑波山であり、これは斑糲岩である。もっとも、花崗岩も含むが。
そして、筑波山は柑橘の山である。 恐るべし、柑橘の母畑 plutonic rocks ! ⇐キレイですね。)

別途、おいらの邪推では、田畑にならない土壌の地には、果樹園など「非死活作物」=贅沢作物が栽培される。

(話は飛ぶようであるが) 梨の一品種で有名な「20世紀」は鳥取での栽培により、全国区の梨銘柄になったが、今では「20世紀」梨の生産量は千葉県の方が多い。 これは、昔、鳥取の「田畑にならない土壌の地、田畑にならない地形の地」に「20世紀」梨が育てられていたからである。つまり、ぬっぽんで一番生育環境の悪い場所でも育成する「20世紀」梨が、滋味豊かな千葉県で育ってあたりまえなのだ。

昔、鳥取の「20世紀」梨の生育家は、梨しかないから、梨を育てていたのだ。 そして、「これ」しかできないという生存戦略があたったのだ。

■ まとめ

気をつけろよ! 器用貧乏 (=状況順応至上主義の世渡り野郎!)。