alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

蓮太郎から学ぶ

2011年10月14日 | 子どもから学ぶ


 れんたろうって、、、 どーしていつも
こんなに幸せそうなんだろう??!というのは
彼が生まれてこのかた3年間のかなりの疑問で
それはさすがに私一人が感じることではないようで
うちの家族も「れんちゃんはいつも幸せそうだねー」と
ちょっと不思議そうに言っている。

 自分の引き寄せの法則のことはなんとなくわかるような
気がしても 他人に関してはわからないから
蓮太郎の笑みがまた幸せをひきよせもっと幸せになるのか
どうかはわからないけど 彼はアッハッハー!!と大口を開けて笑い
嬉しい時はやっほー!!と言い まあ泣くときは大泣きだけど
喜怒哀楽がここまで表現できたらなんか楽しいだろうなあと思う。
彼はなんだか 日本人というよりフランス人に近いのだろうか?


 最近はアイパッドのお陰かポジティブシンキングのお陰か
多分相乗効果なのだろうけれど アイパッドを買って以降
おそらく2週間くらいほとんど蓮太郎と喧嘩も悪いムードに
なることもなく 仲良しを続けられている!これは
私の3年間の育児の中では奇跡に近いことなので
なんだかものすごく嬉しいんだなあ そして蓮太郎が本当にかわいい。


 愛 って一体何なのだろうと思うけど
私にはまだわからないけれど 自分への愛というのが大事らしいことは
最近になってようやく知って 自分が自分を認めて満たしてあげることで
ようやく人に愛情をもって接することができるような、、、


 そりゃあ人にもよるのだろうけど
日本で「母」になってみると 特に「もう私はこれなのよ」という
仕事をやってきてそれに復帰というわけでもなく なんとなく
流れで専業主婦みたいになってみると より一層
「主婦として」とか「母として」プレッシャーみたいなのが
強くなり 「よき母であらねばならない」「こうでなければ!」
というのにがんじがらめになってくと 本来の愛情から接するよりも
義務感とか やらなきゃ という気持が強くて
自分のこころはもう「助けて!!」と叫んでる そんなことがあるような。


 今日は蓮太郎とよく行く外国風のおもちゃやさんに来てた
若そうなお母さんが「旦那があんまり帰ってこなくて大変なの
家では鬼みたいになっちゃうの」と言っていた。鬼みたい?
あーなんかそれよくわかる。ママサークルにいた人たちも
「怒り始めたらもう止められなくなる」と言っていた
そう 私だけでは決してなくって 特にママになって以降
感情のコントロールができなくなってしまう人はけっこういると思う。


 さて そんな人はどんな人かと思ってちらりと見てみると
なんだかきれいなお母さんで とても鬼なようには見えない。
やっぱなあ こういう公共空間にいると みーんな
うまくいってるように見えるけど でもフタをあけてみて
密室空間で母子2人になってしまうと そんなにバラ色じゃないんだな、、、


 そんな時 に 日本では 「あなたのことを大切にしなさい」
というよりも「子供をまず大事にしなさい あなたは二の次」と
いう風潮が強くって 誰かのために ずうっとやってみるけれど
そこで自分への愛や自分の欲求が満たされてないと
いつまでたっても子供がなんだかうっとおしく思えてしまう
そんな気がする。


 そこでアイパッドを、、、!といいたいわけでもないけれど
私はアイパッドのお陰でずい分変わった。まずスケジュール管理ができて
それまでは小さい手帳で十分と思っていた自分の人生、しかも
追われてて時間がないと思っていた自分の生活に
意外と空白が沢山あることがわかった。じゃあ
明日は何しよう この1週間は?じゃあ今日は?
今晩、今からどうしよう という予定がたてられるようになり
だいぶコトを自分で進められるようになってきた。
これは本当にありがたい。

 それから「子供がいるから遠くて行けない」と思っていた
アクセス不可能に思えたものたちが急に身近になってしまった。
今では電車の中でもルモンドが読めるし ちょっとお金を払えば
フランスの雑誌をダウンロードできてしまう。「飯田橋まで行けないから」
とか「東京に住んでないから」という理由ではもうなくなった。
読めないって?それは読む気がないか語学力がないかのどっちかです!
ハイ その通り、蓮太郎のせいじゃありません、、、ということになる。


 それに子供向けのおもしろいアプリが多い。私が嬉しいのは
お金持ちじゃない人の子供でもインターナショナルな教育に
手が届きそうなこと。例えば私たちのよく行く外国のおもちゃ屋
ボーネルンドは知育玩具が沢山あるけどみんな高い!!
ただで遊ばせてもらえるから嬉しいけれども買えないなーと
思ってた。でもアイパッドで外国のアプリを探すと
似た様なパズルとか形探しゲームとか、私がとても
気に入ってるのはフランスのアルファベットを覚えるゲームで
それは音が出るので蓮太郎も楽しく触れ、私は時間のあるとき
発音をきいてスペルチェックをやっていくということができる。
これで350円。 それにフランスの子供むけの読み聴かせ絵本があって
これは向こうのプロがしゃべってくれるし 私は訳して読み聴かせ
なんどかやるうちに蓮太郎も単語を覚えて面白い。
これで1冊170円!素晴らしい。。。
ちなみにひらがなのアプリもあります。カルタとかついてて
おもしろかった。こちらは無料。


 理由を数え上げたら切りがないけど
「~だからできない」と思ってたことが「え?できるじゃん!!」
になってしまった。あとはやるかやらないか が自分の
選択になってくる。それでもやらなかったらなんだやっぱり
自分の想いはそんなもんだったのか というのがわかって
納得がいく。それに軽いから持ち運び便利!子供が寝たとき
カフェでさっと取り出して さーて今日は何するんだっけと
なんだか焦りがなくなった。これってとっても不思議だなあ


 そうすると息子にも優しくなれて いっぱい笑って
いっぱい遊んでいっぱいアホなことをして
今日は公園でピクニックしてボールを蹴ったり
坂からミニカーを転がしてみたり。先日も2人で
多摩川沿いでピクニックして、高島屋を覗いてみたり。
我等はいろんなとこに行くけど 役所や郵便局や
病院やらでひたすら絵本を読んでいたらこの1ヶ月は
今迄でいちばん絵本を読んだ様な気がする。
やっぱり我等はノマドみたいだけれども 家の
外にいたってこれだけ絵本を読む機会はあるし
公共の施設やおもちゃ屋さんでこれだけ遊べるのなら
おもちゃ買わなくてもいいんじゃない?と思ったりもする
歩いて 笑って バカなことして 歌を歌って
ボールを蹴って 息子が寝たら勉強をして
そんな生活も悪くない。

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