alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

地域社会に生きる

2010年03月19日 |  カフェ的な場で考えたこと
 先日「ママのホッとサロン」という
児童館で月に一回、ママたちが
ちょっと子供と離れてほっとするために
開催されてるイベントに行ったとき、
沢山のママがこう言っていた。

 「少しでも子供と離れてこうして
お茶を飲めるのが幸せです。」
 「こんな時間はなかななくて!!」


 初回のころの私だったら 本当にそうだ!!と
同意してたに違いないけど(もうよく思い出せないけれど)
今の私はそれをきいてて「そうかあ?」と思ってしまった。
そして「そうかあ?」と思えた、そんな自分は
ずいぶんと幸せになったのだと認識できた。


 どうして私が「そうかしら?」と思ったかと
考えてみると それはおそらく 私にとっての
日々のホッとサロンの カフェ欅があるからで
このイベントを主催している人が こちらのカフェも
運営していて 子供のためのカフェではないけど
れんちゃんはもうしっかりとした常連になり
カウンターに座っては たくさんのものを
もらったりして その横で 私はコーヒーや紅茶を飲んで
お姉さんや おばさんや その旦那さんと話したりして
そのうち他のお客さんとも ちょっと交流があったりしてて
そこにはおもちゃもれんちゃんの好きなトラックの本も
おいてあるから 私にとっては 本当に大切な息抜きの場所。


 私はここに出会ったから なんとか引っ越し先の
見知らぬ土地でも楽しくやれるようになり
はじめこのカフェに通ったころは ただの
「れんちゃんのお母さん」でしかなかったけれど
ある時を境に私は私らしい自分として認識をしてもらえ
最近はどうやってより地域を活性で切る場をつくればいいかを
ここの代表の人と話して 奥さんとは子供や高齢者が
もっといやすい場をつくるにはどうしたらいいか
話したりして たまにカウンターでコーヒーをいれてくれてる
店長さんの旦那さんとは イタリアのカフェグレコや
バール文化について話し合う。それがなんだか
とっても楽しい。


 その間れんちゃんはというと
たいていの場合 ウインナーとか卵とか
ゼリーであるとか お菓子をちょっと
わけてもらえて 私のでがらしの
ハーブティやら紅茶をもらって
(わざわざカップにいれてもらえる!)
しばらくカウンターに座っていたあと
椅子を降りたと思ったら おもちゃの
ところにめがけていって そこらへんに
車をばらまきはじめて遊んでる。


 ちょっと微妙な光景だけど お店の人は
みんなやさしく れんちゃんをとても愛してくれて
れんちゃんの「おいしいの時の笑顔」みたさに
店長さんは甘いものをくれたりもして
時には他の人がれんちゃんを外に連れ出してくれ
私は誰かと何かの話をしながら ちょっとゆっくり
お茶ができる。そんな時間がありがたい。
そうしてそれが日常にある 月に一回だけじゃなくって
しかもそれが 私の場合は研究にもつながってるし
地域活性にもつながるのかも そんな気もちょっとしていて
なんだかそれがとても嬉しい。


 そこだけじゃなく 最近は おばあちゃんたちが
通っているヨガの教室にも通い始めて
今日はいつもと違う場所で開催されてる
ある人のお宅でのヨガに参加した。
子連れで申し訳ないな、、、と思っていたけど
おばあちゃんたちはみんな優しく歓迎してくれ
そこにはお孫さん用のおもちゃもあって
(しかもトラックのミニカーが何台も!!
れんちゃんはトラックおたく)
みんながとてもあたたかく見守ってくれ
その後で我が子がお腹が減ってしまって
大泣きをしていたときは すかさず隣にいた
おばさんが「何か食べるものない?この子
お腹減ってるのよ!」と言ってくれて
お家にあった「おっとっと」をいただいて
その瞬間に彼は泣き止み ひたすらそれを
食べていた。そのあともドーナツをいただいたりとか
みんなとっても優しくて 「またぜひ来てね!!」と
言ってくれ 私がちょっと憧れていた
おばあちゃん世代との交流が すこしずつ実現されてる
ような気がして 本当に嬉しくなった。


 地域に人は生きている。 いろんな人が
狭い地域にひしめきあって生きている。
なかなか交わる機会もないけど みんなそれぞれの
長所をもって 特技をもって生きている。
ママサークルも 嫌悪感を感じることもあったけど
慣れてくると みんなのよさやあたたかさが
だんだんわかるようになり ああこういう場所で
特技を発揮してみたり やりたかったことを
やりはじめてく そんな道だってあるんだなあと
気づかされる。


 近くに住んでいる人で
みんなでそこを楽しくしていく
子育てを 地域社会をもっと楽しいものにしていく
それってとっても楽しいし 
地に足がついてる気がするし なにせお金もかからない。
地域社会はなんだか楽しい。
意外にも こんなところに こんなすごい人がいたのか!と
驚く事もまた楽しい。
「専業主婦で子供といるから」何もできない
わけじゃなく そうやって 少しは時間も工面できるから
伸ばせることもあるかもしれない。それは仕事ではないけれど
だけどやりがいがあるかもしれない。
だって誰かが喜んでいる。みんなの笑顔
その中で 私もれんちゃんも笑顔でいられる
そんな社会はあったかい。

 おばあちゃんたち ありがとう!!

フランスに行くなら

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