明治維新の頃に活躍したのは
下級武士の面々でした。
パラダイム転換の時には
運命の力が強く働きます。
旧システムが崩壊する時に
没落した幕臣や武士もいれば
新政府の流れに乗って
浮上した幕臣も武士もいます。
転換期に強いのは
貧しくとも
精神性や知性の高い人達ですね。
だからこそ
下級武士の立場から出世した人が
多かったのかも知れませんね。
それは
大東亜(太平洋)戦争による
パラダイム転換期も同じくです。
没落していく貴族もあれば
貧しい家の出身であっても
精神性と知性がしっかりしていれば
立身出世して行けました。
当時を10代後半・20代で経験した人には
「腕と度胸」があれば
何でも出来たと聴いたこともあります。
仕方がないことですが
パラダイム転換前に
裕福な家で生まれ育つと
精神的にひ弱になり易いものです。
今回のパラダイム転換も同じくかも知れませんね。
ただ残念ことに今回の転換前は
一億総中流と呼ばれた名残で裕福な家が多く
また、超高齢化であります。
下級武士である若者が少ないですね。
それでもある意味では
コロナ禍はハードランディングでした。
腕と度胸のある下級武士が
どんどん現れているようです。
精神的な没落貴族にならないように
魂を磨いて、学び働いて行きたいものですね。
腕と度胸と知性のある人は
運が良くなる時代です。