どんなに知識や情報を集めても
どんなに思考や哲学をしても
それは自分の感性のレベルによって解釈されます。
言い換えれば
自分の心のフィルターを通しているということですね。
心とは我欲や煩悩ですから
いかに我欲の執着を無くすことにより
フィルターを透明にするかが大切になります。
それを素直とか謙虚と言います。
フィルターを透明にすることを
神道では祓(はら)い・禊(みそぎ)と言い
仏教では無心・無我と言います。
心という我欲や煩悩に包まれた魂を
真我と言い、それを本当の自分と言います。
真我に目覚めることも、フィルターを透明にすることですね。
知識・情報化社会は本物を見極める目が大切です。
それもすべて自分自身の心のフィルターの透明度ですね。
これからはますます
心や精神の格差社会になると思います。