今年(2016年)は、イギリスのEU離脱
アメリカ大統領選のトランプの勝利と
資本主義国の現在の問題が浮き彫りになりました。
格差社会の問題ですね。
移民の問題や中間層の没落、富の格差が原因だそうですね。
政治による社会変革の期待が、今年の結果に出たようです。
歴史に学ぶには、政治による改革はとてもスピードが遅いものなので。
困らないためにも、自分自身を改革することの方が安心かも知れません。
しかしながら2000年代に流行った
億万長者になるとかそんな話ではなく
自立と相互扶助の問題だと思います。
自分自身が依存のままだと、人間関係が共依存になりやすいものです。
そういう家族も増えています。
共依存とは共倒れということです。
経済的援助も含めて、親御さんに対する依存度は90%にのぼるようです。
今後親御さんの高齢化や他界の時期に入ってきた場合
共依存問題はますます顕在化することでしょう。
相互扶助とは、助け合う・分かち合うということです。
そのためにも個人の自立が必要になるのですが
自立と依存の違いや、自立とは何かという事が
理解できない人も多いものです。
親御さん世代も含めて、依存させることが優しいことであるという錯覚や
自立できないことが恥かしいことであるという認識がなかったりと
道徳観の欠如に格差があると思います。
言い換えるならば
格差の本質とは道徳の格差だと思います。
道=宇宙の法則・徳=道に従った人間の法則ですね。
道と徳レベルが上がると運も良くなります。