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フィギュアスケート・ラボ2023 〜アイスダンス ルール解説〜

2023年12月27日 23時41分17秒 | フィギュアスケート

 他の方のブログでいただいてきた情報。
 J SPORTS 4で「フィギュアスケート・ラボ2023 〜アイスダンス ルール解説〜」が放送される。初回は23日(土)に放送されたが、あと4回放送がある。
27日(水) 深夜0:15~1:00(このあとすぐ!)
29日(金) 8:30~9:15
30日(土) 20:30~21:15
31日(日) 10:15~11:00
 全日本選手権2023は終わったが、年明けにはヨーロッパ選手権、四大陸選手権があるし、バヴァリアンオープンなど日本の選手が派遣される大会もある。
 今季のルールをしっかり頭に入れて観戦するぞ

<追記>
 解説は都築奈加子さんだった。グランプリシリーズのNHK杯や全日本選手権でテクニカルスペシャリストを務めている。
 昨シーズンと変わったところ、例えばリズムダンスのステップが今季はノンタッチだとか、確認できたのはありがたい。
 もう少しだけ説明が欲しいと思ったのは、女性と男性が別々に審査される要素の得点について。ツイズル、ステップ(ミッドラインとかダイアゴナルとか)は、レベルによって基礎点が
決まり、2人の基礎点の足し算の上に、GOEが加算される。その辺がちょっとわかりにくいかな、と思った。
 都築さんが映像の例に選んだカップルが、クリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ、ウーナ・ブラウン/ゲージ・ブラウン、ユーリア・トゥルッキラ/マティアス・ヴェルスルイス。ちょっと好みがわかるような

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何歳で始めるか

2023年12月27日 02時27分23秒 | フィギュアスケート

 まだ全日本フィギュアスケート選手権2023の余韻に浸っている。。。
 アイスダンスの上位3組が「実力拮抗」で接戦を繰り広げたことが強い印象を残しているが、スポーツニュースなどでは「結成1年目の若手がベテランに迫った」というイメージで取り上げられているようだ。
 田中梓沙/西山真瑚組は、田中選手が本格的にアイスダンスに転向したのが今季からなので、確かに新カップルと言える。しかし吉田唄菜/森田真沙也組は、アイスダンスを始めたのが中学生くらい。「結成1年目だけどアイスダンス1年目ではない」と森田くんがどこかで言っていた。
 3組のアイスダンス開始年齢をチェックしてみると・・・
小松原美里/小松原尊(ティム・コレト)
 小松原美里は2019年全日本ジュニアで水谷心と組んで優勝。1992年生まれなので、16、7歳で始めたか。その後イタリアへ渡り、2014~2016年までアンドレア・ファブリと組んでヨーロッパ選手権にも出場していた。
 ティム・コレトは1991年生まれ、ウィキペディアによると2013年にアイスダンスに転向してミン・ユラ(韓国)と組んだので、20歳は過ぎていたと思われる。
 このカップル結成は2017年、7年目。
田中梓沙/西山真瑚
 田中梓沙はシングルで2022年近畿ジュニアに出場、西日本は棄権。インターハイは22位だった。Bloom On Iceでソロダンスのプログラムを披露したので、17歳になる昨季からアイスダンスの基本は始めていたようだ。
 西山真瑚は2019年に吉田唄菜とカップル結成、ジュニアグランプリシリーズ2大会で6位、ユース五輪出場権を得て6位。世界ジュニア12位と躍進を見せる。2002年1月生まれなので、始めたのは17歳になる頃だろう。
吉田唄菜/森田真沙也
 吉田唄菜はもっと若い時に遡る。2016年全日本ノービスで杉山匠海と組んで優勝、全日本ジュニアでも4位(フリーは2位!)と才能を見せ、Mentor Torun Cup2017のアドバンストノービスで優勝。2003年9月生まれなので13歳中1だった。
 同学年の森田真沙也も、翌年2017年、続く2018年と全日本ノービスで岡田和珠と組んで2位。14歳中2の段階で大会に出ていた。

 始めた年齢が早ければ早いほどいいとは限らない。何しろ、30過ぎて始めた高橋大輔の例がある とはいえ、世界でトップにいるカップルは、早く始めて長く同じパートナーと組んでいる例が多い気がする。
 吉田唄菜ちゃんから伝わってくる気持ちの強さは、ノービス段階で優勝を経験しながら、その後パートナーと長く組めず、一人で練習していた時期を乗り越えてきたからだと思う。
 2019/2020シーズンで終わってしまった“うたしん”、一度も公式の大会に出場することなく終わった浦野誓二とのカップル、パートナーが見つからずにこの才能を埋もれさせるなんてとずっと心配していた。
 ジュニアグランプリシリーズで日本選手初のメダルを獲得した來田奈央/森田真沙也組の解散も残念だったが、結果いいパートナーに巡り逢えたんだから良し、かな
 コロナ禍がなければ、“あゆしん”高浪歩未/西山真瑚組も続いたかもしれないが、真瑚くんにはシングルにきちんとけりをつける時間ができて、良かったかもしれない。

 つい過去映像を見たくなってしまって 今でも見られるものを貼っておこう。
ミン・ユラ/ティモシー・コレト(韓国) ネーベルホルン杯2015SD


小松原美里/アンドレア・ファブリ(イタリア) Santa Claus Cup2015SD


吉田唄菜/杉山匠海 Mentor Torun Cup2017FD 

吉田唄菜/西山真瑚 ユース五輪2020FD


高浪歩未/西山真瑚 全日本選手権2021FD


來田奈央/森田真沙也 ジュニアグランプリ2022チェコ大会RD


來田奈央/森田真沙也 ジュニアグランプリ2022チェコ大会FD


 今、頑張っているカップル達が、元気で長く続けられることを祈る

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