ツイズルで真沙也くん、やっちゃいました🥲
2つ目でバランスを崩し、唄菜ちゃんにぶつかるのを避けようとして手をついてしまい、転倒扱い。
それさえなければ…これも経験か😓
第92回全日本フィギュアスケート選手権（2023）、男子ショートプログラム（ジャッジスコア）。現地観戦
メモを基に書いておく。
＜G1＞
高橋星名 SP：68.28(19)
「タッカー」♪ 白シャツに紺ベスト。ジュニア1年目の選手が第1滑走を引いてしまったが、臆せず元気よく滑ってくれた。3ルッツ＋3トウを下り、見事に3アクセルを決める。弾むような動きがいい。
小田垣櫻 SP：54.55(27)
「Luv Letter」♪ ブルーグレー。3アクセルで尻もち💦 ほかは予定通り跳べた。スピンを丁寧に回り、ステップから余韻を残して終わる。
田内誠吾 SP：63.89(23)
「Hidden Machinations」♪ 黒系。細身の体をしなやかに動かす。3ルッツのエッジがエラーとなり、基礎点が低くなってしまった。キャメルスピンをキックで出る工夫。
蛯原大弥 SP：61.85(24)
「Etude for the Dreamer」♪ グレー系。3アクセルはダウングレードで転倒になってしまったが、3ループと後半3ルッツ＋3トウをきれいに下りる。終わって悔しそうに足を叩いていた。
周藤集 SP：74.61(13)
「Per Te」♪ 黒地に金の刺繍。3アクセル、3フリップ＋3トウとややこらえたが頑張る。所作にどことなく品があり、サビの盛り上がりでステップは、身体で歌うようだった（レベル4獲得）。スケーティング、表現力がずいぶん上がったと思う。
西野太翔 SP：50.77(30)
「I want you back」♪ カラフルなストライプのシャツ。軽快に踊り出し、3アクセルはちょっとフリーフットをついてしまったような
やや傾いた3ルッツ、頑張って3トウをつけたが、エッジエラーだった。一番痛かったのはフリップが2回転で無効0点になったこと。最後まで懸命に踊ったのは偉い。
＜G2＞
中村俊介 SP：80.16(9)
「EL Conquistador」♪ 黒。ジュニアのSPでは入れられない4回転をトウループで入れ、見事に決めた。3アクセルは思いっきりよく、フラメンコらしい見得を切るようなポーズを随所に。力強さが出せていた。
櫛田一樹 SP：75.54(12)
「Say Something」♪ 青シャツ。予定にあった4回転は回避、3アクセルを滑らかに決める。自然な流れで3ループ、イーグルから3ルッツ＋3トウ。曲を語るようなステップでじっくり見せてくれた。
杉山匠海 SP：71.68(15)
「エレノア・リグビー」♪ 黒。スタートのポーズが指先からぐっと引き込む。3アクセル決まり、得意の両手上げ3ルッツ＋両手上げ3トウ。スピンのポジションがきりっとしている。
長谷川一輝 SP：59.25(25)
「Happy」♪ グレーのベスト。ハッピー！な振付で始まるが、3アクセルがダウングレード、3ルッツ＋3トウや3フリップも少し乱れた。ステップの途中で見せる前後開脚のスライディングがカッコいい。
志賀海門 SP：51.60(29)
「Chasing Cars」♪ ブルー系。3トウ＋3トウはよかったが、3ルッツは転倒でダウングレード。元々アクセルは2回転なので、ルッツも決めたかったところ。
キス＆クライに、久しぶりに佐藤信夫先生が座っているのを見た。
木科雄登 SP：64.52(22)
「Diablo Rojo」♪ 黒Vネックにカラーストーン。大きくゆったりしたスケーティングから3アクセル（回転不足）、ジャンプは入れ替えて先に3フリップを跳んだ。後半3ループ、オーバーターンしたが上手く3トウをつける。以前より安定感が出てきた。
＜G3＞
本田ルーカス剛史 SP：73.58(14)
「Black Betty」♪ ブルーに黒ベスト。じゃーん！とギターを鳴らしてスタート、勢いよく3アクセル。4回転は回避して3ループ、3ルッツには無理せず2トウをつける。両膝をついて高速回転を織り込んだステップで盛り上がった。
来季からペアに専念すると思われる。ここで今の力を出し切った
垣内珀琉 SP：64.58(21)
「カルーソ」♪ ブルー系。4トウに挑んだがうつ伏せになる転倒💦 慌てず2アクセル、3ルッツ＋3トウをきっちり決めた。キャメルの姿勢がきれいで、伸びやかなステップは芸術豊か。フリーのポップなプログラムのイメージが強いが、クラシック系も表現力があるところを見せた。
佐々木晴也 SP：70.88(17)
「Gira Con Me Questa Notte」ジョシュ・グローバン♪ 白。イタリア語歌曲が続いたが、負けずに美しい表現を見せる。力強い3アクセル、3ルッツ＋3トウを決め、3フリップはなんとか。スピンの出で流行のイリュージョン、安定している。歌と共にあるようなステップは見ごたえあり。
門脇慧丞 SP：59.14(26)
「アストゥリアス」♪ 黒と赤。3ルッツ＋3トウ、2アクセル、3ループと安定して下りたように見えたが、qと回転不足で得点を落としていた。スケーティングはよく伸びて流れがいい。曲が静かになるところでジャンプを決め、またアップテンポになっていくところでステップに入る構成はいいと思う。
北村凌大 SP：54.24(28)
「adiós」♪ 黒に赤ベスト。3フリップ＋2トウを下り、2アクセル、3ルッツとステップアウトが勿体ない。ドーナツスピンがきれい。全体的にこの曲をうまく見せていたと思う。
中田璃士 SP：71.45(16)
「God Particle / 160 Bpm」♪ 白と黒に金と赤をのせて。4トウに挑戦、少し乱れた。3アクセルは問題なく、後半に3トウ＋3トウを持ってきた。ジュニアグランプリファイナルで優勝した勢いは、今日はなかったかな。
＜G4＞
島田高志郎 SP：76.57(11)
「Sing Sing Sing」♪ ワクワクさせてくれる動きで始まる。4サルコウ決まった！と思ったがqが付いていた。4トウ転倒でコンビネーションにできず
3アクセルはなんとか頑張る。観客を煽るようにしながらぐいぐい進むステップは、会場を一つにする力がある。
壷井達也 SP：85.85(7)
「アランフェス」♪ 白。滑り出しから、スケーティングの滑らかさが光る。それがジャンプに生きて、4サルコウ、3アクセルと高いGOE。男性グループボーカルの強い曲に負けず、大きく表現していた。
山本草太 SP：94.58(2)
「カメレオン」♪ 黒。マッチョで男くさい曲が似合う奴になった。4トウ＋3トウ、4サルコウ、3アクセルとジャンプは完璧
イリュージョンから入るシットスピンの回転が速い。観客に思いきりアピールしながら一歩が大きいステップ、イーグルからスピンでフィニッシュ。
今日は一段とイケイケだったぜ
三浦佳生 SP：93.91(4)
「This Place Was A Shelter」♪ グレー系。体調を崩して公式練習に出てないと聞いたが、それを感じさせない強さ。4サルコウ、3アクセルからイーグル、4トウと高さも凄い。大きくフライングで入るキャメルスピン、最後まで心を込めているのが伝わるステップはレベル4。
なんて強いんだ
佐藤駿 SP：89.80(5)
「リベルタンゴ」アストル・ピアソラ♪ 透け感のある黒。タンゴらしい切れのある動きから、見事な4トウ＋3トウ。4フリップ決まった！3アクセルもきれい。回転の速いシットスピン、踊りに誘うかのようなステップでレベル4。
得点を見て観客がため息、、、フリップがエッジエラーで基礎点が下がっていた
三宅星南 SP：77.16(10)
「マリア」♪ 白にブルーの花柄、黒タイ。大きな滑りから4サルコウ、惜しい転倒。3アクセルはきれいに下りてホップに繋げる。3ルッツ＋3トウはややこらえた。ボーカルがゆっくりトーンダウンしていくところでスピン、いい感じ。
＜G5＞
大島光翔 SP：66.89(20)
「スーパーマリオブラザーズ」♪ 黒の肩にゴールド。冒頭の3アクセルはばっちり！だったが、3ルッツ＋3トウと3フリップはやや乱れた。前半はピーチ姫に恋するキャラの叫びを体現、後半はマリオになりきってノリノリのステップ
競技関係なく最高
順次キャラの顔を見せていく衣装も、彼ならでは。
友野一希 SP：86.88(6)
「Underground」♪ 青系できらきら。4トウはやや傾いて2トウをつけ、4サルコウは捨てプアウト。3アクセルは下りてぐっとアピールした。じわじわと盛り上がる曲で、身体が歌うステップ。今まであまりやったことがないジャンルの曲で、一皮むけて新境地を開いた。
片伊勢武アミン SP：70.41(18)
「アディオス・ノニーノ/ブエノスアイレスの四季」♪ 黒と紫。上品なタンゴで、3アクセル下りたが回転不足、3ルッツ＋3トウは大丈夫。3フリップはなんとかこらえたかと思ったら転倒
キャメルスピンの姿勢の美しさが際立っている。
鍵山優真 SP：93.94(3)
「Believer」♪ 黒にシルバー。膝をついた姿勢から立ち上がってジャッジ席に向かっていく振付から、4サルコウでまさかの転倒 しかし4トウ＋3トウ、3アクセルと軽やかに決めていく。6分間練習でみっちりチェックしていたステップの動き、本番でしっかりできていた。
なんだかんだいって、魅了するプログラム。
宇野昌磨 SP：104.69(1)
「Everything Everywhere All at Once」♪ 薄紫。曲名がこれで正しいのかどうかわからない
確実に4フリップを決め、4トウは少し詰まったのか2トウをつけた。3アクセルも十分な高さで迫力がある。スピンをバタフライで出るのがカッコいい。
いつもどおり、できるのが凄い。
吉岡希 SP：85.27(8)
「Lullaby for Sadness/Fate of the Clockmaker」♪ グレーのグラデーション。単独予定の4トウに流れで3トウをつけ、3アクセルも決める。ジャンプのイメージが強いが、そのほかも全体的にレベルアップしている感じがした（ステップもレベル4だった）。
最終滑走、しっかり締めくくってくれた
結果、宇野昌磨がトップに立ち、2位山本草太、3位鍵山優真、僅差で4位に三浦佳生、ここまでが90点以上。5位佐藤駿はわずかに90点に届かず、6位友野一希はやや差がついたか。
フリー進出のボーダーラインは61点台だった。ジュニアから推薦された8名のうち7名がフリー進出、推薦されただけのことはあるようだ。
明日はアイスダンス・リズムダンスと女子ショートプログラム。楽しみ
第92回全日本フィギュアスケート選手権（2023）、ペア・ショートプログラム（ジャッジスコア）。
長岡柚奈/森口澄士 SP：56.07
「Can't Take My Eyes Off of You」♪ 赤、白シャツに黒ベスト。落ち着いて2ツイストを決め、3ループを揃って下りる。リフトのスプリットポジションがきれい! スロー3サルコウも決まった。スケートの伸び具合がよく揃って気持ち良い。デススパイラルもかなり良くなったと思ったら、レベル3取れてる🙌 会場が一体になって手拍子、盛り上がった。
技術点31.16、これは今季世界選手権のミニマムテクニカルスコア29.00を超えている。この調子で世界選手権まで、行くぞ〜
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