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朝から興奮

2011年12月11日 17時46分33秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリファイナルについて。もうネット上の報道で結果はご存じの方が多いと思いますが、一応放送前なので、結果を知らないで見たい方は放送後に読んでください。

 EUROSPORTがまるで日本の放送時間に合わせたかのようにLive放送してなくて、Live Streamingが拾えるところを探し回り、、、ふと見るとロシアWebTVにあるチャンネルの名前が グランプリシリーズの放送をするかどうか確認せずに3ヶ月契約で払ってしまい、早まった(大汗)と口惜しがった分の、元が取れる?!
 というわけで、女子フリーの途中から鑑賞。レオノワ、鈴木明子、コストナーをしっかり見られた。コストナーは今シーズン本当に調子がいい。鈴木明子はところどころミスがあっても、全体としてのノリがよく、楽しそうに滑れてたと思う。レオノワはモロゾフコーチについてから、どことなく安藤美姫に似てきた(笑)けど、自身のキャラの中から新しい面をうまく引き出してきている。
 結局この3人が納得の表彰台。明子ちゃん、銀メダルおめでとう

 続いてドキドキの男子フリー。ブジェジナは頑張って4回転を跳んだけど、全体に細かい取りこぼしがある。ヨーロッパ選手権から世界選手権に向けて、トマーシュ・ベルネルともども立て直さないと、チェコの2枠が心配
 2人目に高橋大輔って、通常あり得ない滑走順^^; でも今季の大ちゃんは大丈夫なのだ。4回転トウループは両足着氷になってしまったが、あとはもう、それがどうした?の世界。トリプルアクセル+3回転トウループをはじめ、跳びたいところで跳びたいものを跳ぶのだ。そして好きなだけステップで魅せるのだ
 なんでSPが5位だったんだっけ?という感じでトップに立つ。そんな空気の中に出て行く羽生結弦だが、いきなり4回転決まった これで流れに乗り、3回転ルッツ+腕上げ2回転トウループ、得意のトリプルアクセル+3回転トウループ、さらに3回転ルッツ+2回転トウループ+2回転トウループの3連続まで決めてしまった。スピンで盛り上げてコレオステップに気持ちも入る。そのあとのサルコウがちょっと乱れた以外は、思い通り。終わった瞬間、両手を頬に当てて「これは夢かしら」みたいな顔 帰ってくる時はお手手振りながらルンルン(笑)"young and sweet, only seventeen"ってところ?!
 キス&クライで両手を頬のアップが映って、また手を頬に当てておどける。君はムンクか(爆) また自己ベスト更新、お見事。
 しかし、4回転2本をフツーに決めてしまうフェルナンデスに、僅差でかわされて表彰台はならず。そこまで望んじゃ高望み過ぎでしょう^^;
 そしてパトリック・チャンは、多少乱れながらも4回転2本を降り、いつもどおり1回はコケて、いつもどおり高得点を出した。しかし、フリーの高橋との得点差はちょうど1点ほど。そしてTES(技術点)は、チャン・高橋・羽生の3人が87点台とほとんど同じくらい。これは注目に値する。得点差はほとんどPCS(演技構成点)の差。高橋は元から高い水準を維持しているが、羽生もスケーティング技術やパフォーマンスに8点台をもらった。
 四大陸や世界選手権で、パトリック・チャンは昨季ほど余裕ではいられないと感じているんじゃないかな? これは面白くなりそう

 そのまま見てたら、ジュニア男子フリーも放送。ジュニアは放送権をテレビ局に売ってないのかと思ったら、そんなことないんだ^^; 田中刑事くん、ちょっと今季は昨季ほどのジャンプの安定がないのが厳しい。日野龍樹くん、ジャンプの確率は悪くないけど、降りたあとあまり流れないので、加点がもらいにくそう。羽生と同期の高2だけど、超早熟な同級生は気にせず(笑)、着実に伸びていってほしい。
 4回転ビシバシの閆涵(Han YAN)が4回転を決めたが、後半のコンビネーションなどで少し乱れた。勝利は4回転はおろかトリプルアクセルもまだ跳ばないジェイソン・ブラウンが、レベル4のステップや技術点とほぼ同じ点の演技構成点でもぎ取った。
 閆涵(日本語読みはえん・かん、中国語読みはイエン・ハン。閆が苗字)は、先輩の宋楠(Nan SONG)と同様、技術点と演技構成点に差がありすぎ 世界選手権と世界ジュニアで2枠・3枠を獲得できるくらいの順位を狙うための課題になりそう。

 さらにペア。高橋成美/マーヴィン・トラン組、ソロジャンプのみならずスロージャンプでも乱れてしまった成美ちゃん、ちょっと今日はバタバタしてたかも。順位としては6位になってしまったけど、ジュニア優勝の隋文静(Wenjing SUI)/韓聰(Cong HAN)組より得点が上で、シニアの面目は保った?!
 今季復帰した張丹/張昊組は、以前のレベルに戻るのにちょっと苦労している感じ。川口悠子/スミルノフ組、なんとなく悠子ちゃんがキス&クライで疲れた顔に見える気がする、、、シリーズ3大会出て少し疲労がたまってるかな、、、
 サフチェンコ/ゾルコビー組とボロソジャル/トランコフ組がそれぞれ凄い演技 ソロジャンプ、スロージャンプ、ツイストリフトを完璧に決められると、シングルでは味わえないスリルがある。今回は僅差でドイツペアの勝ち。なんだか2強になってきたかも。

 あとはシニアのアイスダンス・フリーを残すのみ。でも夜中の3時に起きだせないので、6時からのエキシビションを楽しみに(笑)

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ペアもいるのに~

2011年12月11日 05時27分02秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリファイナル&ジュニアグランプリファイナル激戦中。Liveで見られるStreamingがキャッチできず、テレビ朝日の放送時はちょっと寝込んでしまい、結局まだほとんど見てない
 男女ショートプログラムは、今日の午後BS朝日で放送があるから、そちらでじっくり、録画もセット済み その前に目にしたNHK「サタデースポーツ」での扱いに、ちょっと
 「日本から出場はこの3人」と写真が出たのは鈴木明子・高橋大輔・羽生結弦。それぞれジャンプの失敗やステップ・スピンの様子など、八木沼純子さんが解説。鈴木明子の3回転フリップ+3回転トウループや、高橋大輔のSPでの4回転について、「難度を上げて挑戦しました」「全日本の前にチャレンジするチャンスですから」と説明してくれて一安心。
 もっとも、高橋大輔の「予定していたコンビネーションジャンプが出来ませんでした」という実況は少し修正しておいてほしい。シニア男子のショートプログラムでは、「4+3/4+2/3+3/3+2回転のコンビネーションジャンプ」が必須要素。
 コンビネーションにできないと、ジャッジスコアで「+COMBO」と表記され、必須要素を満たしていないとして最大幅の減点をされてしまう。ほかにも3回転の単独ジャンプが2回転になったり、アクセルがシングルになったりすると、転倒などがなくても同様の減点になる。「予定していた」ではなく「必須要素の」「必ずやらなければいけない」と表現したほうが、失敗の深刻度(?!)がわかりやすい。
 フリーへの期待を語って、、、あれ、フィギュアスケートの話が終わっちゃった。ペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組のことは
 SPのジャンプで珍しくマーヴィンが転倒、59.54点は6組中6位。ではあるが、パーソナルベストが今季スケートカナダの60.60で、転倒があってもそれに近い点数が出せている。首位に立ったボロソジャル/トランコフ組の71.57と比べてしまうと見劣りするが、3位につけた張丹/張昊組との差は4点以内。フリーの出来次第で、少なくとも“ビリ”より上の順位に上がる可能性は十分ある。
 順位に関わらず、日本代表の選手が出ているのにNHKが取り上げないというのは、どうなのよ 映像がなくても、結果は伝えたら?
 ジュニアの3人についても、一言もなしというのは理解できない。テレビ朝日に遠慮する部分はあるんだろうけど、、、ジュニアグランプリシリーズは、出場選手の人数が多いので、シニアとはまた別の意味でファイナル出場は大変。日本勢も必ずしも毎年出場できているわけではない。せっかく出てるんだから、これも順位に関わらず、結果くらいは報告してほしいな
 「サンデースポーツ」に期待しよう

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