2014ー2015年度国際ロータリー第2730地区
地区大会プログラムが鹿屋市文化会館で開催された
恒例のガバナー挨拶
ブン・ドクファン国際ロータリー会長代理挨拶
諸国内外のゲストの紹介
ガバナー補佐による第2730地区65クラブの紹介
地区委員会報告等など延々と続く
僕も一昨年度は地区大会実行委員長を務めたので
実行委員諸氏の大変なご苦労は理解できるのだが
肝心要の講演者や華は何にするかが
いつも大問題だ
今回の僕にとっての目玉は
学院卒業生のギャレットこと和田哲哉君の
ドイツに於ける有機農業の視察研究成果の発表と
オリンピック招致立役者となった
スポーツのミズノの会長
水野正人氏の講演である
和田君は鹿児島県から唯一選ばれた誇りを旨に
大会場に飲まれることなく
威風堂々とジェントルマンシップを発揮しながら報告してくれた
ドイツの有機農業とは
古き良き時代に日本の至る所に見られた
田園や畑の風景であったと・・・
水野氏はオリンピック招致のアピールで
安部総理や滝川クリステルさんなどと
おもてなしのスピーチを英語でユニークにアピールされたことで有名だ
鹿屋体育大学の講堂は
水野氏のお父上の功績ににより建てられたものだそうだ
まさにスポーツ促進のためにおられるような一家だ
話の冒頭で
論語の教えの「仁」という言葉が
論語の中に105回出てくると話を始められた
仁とは思いやりであり
おもてないしの心であると
オリンピックとは
人類の平和と繁栄を希求するものだと
開催だけを目的にするのではなく
開催後の
教育・文化・環境・国際交流の在り方をどのように考えているのかも
とても重要な開催地のとして選ばれる要因になると話してくれた
国内からだけの視野は井の中の蛙だが
水野氏のように多くの国々から客観的に日本を眺める時
日本という国の在り方を真剣に熟慮できる知性が生まれる
そんな力強いメッセージを頂いた一時だった