みんなが宝石のように見えた。会場のゲストの瞳と瞳が連鎖して、感涙に変わっていった。あんなに人間嫌いのあの子が。あんなに勉強嫌いのあの子が。人の前で話すことが恐怖だったあの子が。こんなに大勢の人々の前で、自分の思いを体一杯で表現している。解って下さい、私の祈りを・・・そんな声が心の奥の奥まで響いてきた。一生懸命が創った美しさだ。英語を超えた英語で、風のように話している。空気のように話している。ジャッジのジェフリー先生は、審査を忘れて涙を流していた。美しい日本を世界に語りかける若者達の姿が、もっともっと日本中に広がればいい。学院第30期生万歳!そして、ありがとう。