ヒュースタ日誌

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「『ひきこもり』を考える勉強会」登壇のお知らせ

2018年10月25日 17時01分42秒 | 代表丸山の活動
 久しぶりに終日スタジオ内にいる、代表の丸山です。

 さて、不登校は「学校に戻す」と、おとなのひきこもりは「社会に戻す」と、それぞれ解決像(目標)とそれにもとづく対応が自明視されていますが、本人はそれでいいと思えているのでしょうか。
 私が相談業務でやっている「本人の心理の表れである日々の言動にもとづく対応」で、どのような解決像(目標)が見えてくるのでしょうか。

 そのことを講義による知識習得とグループワークによる模擬作業の両面から実感していただけるよう、標記イベントの特別ゲストとして「本人は何を思う?」をテーマに講師兼ファシリテーターをつとめます。

 日程は11月7日(水)午後、会場は東京・飯田橋の東京ボランティア・市民活動センターの会議室です。

 「こころの相談室 オープンセルフCafe ViVi(美々)」の芳岡三郎氏とひきこもり専門カウンセラーで元当事者の瀧本裕喜氏が組んで、茶話会「Cafe“いえる場”」と交互に開催している勉強会。今回、企画をお任せいただいたため、前述の目的と内容で下記のとおりプログラムを決めさせていただきました。

 なお、テーマは「(おとなの)ひきこもり」ですが、不登校状態におけるひきこもりとも共通する心理を取り上げますので、ご本人の年齢にかかわらずご参加いただけます。
 また、おもな対象はひきこもり状態の方の親御さんをはじめとするご家族ですが、当事者経験者や相談・支援等の関係者の方にもお役立ていただける内容ですので、立場を気にせずご参加いただけます。

 全員参加のグループワークを楽しみながら、講義だけでは得られないことを感じてみませんか。


【予定している内容】
(1)グループワークⅠ『本人の気持ちを出し合おう』
 *本人の言動をポストイットに書き出し、共通しているものを分類し命名
(2)講義『ひきこもりの意味と心理』
 *ひきこもりとは?本人の多くに共通する心理メカニズムとは?
 *本人の心理に沿った解決像(目標)とは?
(3)グループワークⅡ『「願い」と「思い」をどう統合する?』
 *分類したポストイットを、講義に出たふたつのカテゴリに分類し直す
 *そのふたつのなかから組み合わせて解決像(目標)を見出す
(4)グループワークⅢ『きょうのキズキ』
 *グループ内で、感想をひとりずつ語り、気持ちの変化を味わう

※最初からグループに分かれて行います。分かれ方は当日最初に決めてお伝えします。
※芳岡氏の方針で事前申込制&事前入金制となっています。当日会場で受け付ける際には参加費が高くなりますことをご承知おきください。


開催案内ページ(申込ページのボタン付)を見る

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