ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「当事者から学ぶ藤沢ひきこもり講座」開催のお知らせ

2014年10月29日 12時14分51秒 | SYF
 当スタジオ代表の丸山が代表理事をつとめる新しい不登校・ひきこもり支援団体「湘南ユースファクトリー(SYF)」主催のイベントが、地元藤沢市内で開催されます。

 これは「神奈川県立青少年センター」が県内の大小さまざまな関係団体と協働する「ひきこもり地域支援促進事業」に選ばれたイベントのひとつですが、よくある講演やシンポジウムの形式ではなく、当事者を中心にした対話を参加者全員で行うという稀有な内容です。
 下記要項をご覧のうえ、当事者の日頃の思いや望んでいることを聴きにいらっしゃいませんか。

                  ●

当事者から学ぶ藤沢ひきこもり講座

 ひきこもり状態にある方への支援は、うまく当事者の気持ちに届かないことが多いと指摘されます。そこで、この講座においてそのような声を拾い上げるべく、講演のあとは当事者の方にお話ししていただき、本当に必要な支援とはどのようなものかを講師とともに考えていきます。

 後半はテーマ別にグループに分かれ、丸山康彦(ヒューマン・スタジオ)や勝山実(ひきこもり名人)などSYFの理事が担当者として進行します。

 当事者の方のご参加を歓迎します。みんなで声を上げていきましょう!

          ●

 日 時:11月3日(月祝) 13:30~16:30(開場13:00)
 会 場:新堀ライブ館 地下1階 ライブハウス(藤沢駅北口徒歩3分)
 定 員:60人 当事者やそのご家族、支援関係者や関心ある一般の方など
 参加費:500円(当事者は200円)
 申込み:事前に「湘南市民ユースファクトリー」(0466-47-7765)までご連絡ください。間に合わなかった方は当日会場で受け付けます。

 主 催:湘南ユースファクトリー
 共 催:神奈川県立青少年センター

(1)イベント趣旨説明:司会者
(2)基調講演『「ひきこもりから見える社会』:関水徹平氏(立正大学講師)
(3)テーマ説明:各テーブルの進行役がテーマと注意事項を説明
(4)グループ対話(テーブルに分かれてお話(当事者2~3名)と対話/40分×2)
(5)報告・質疑応答・まとめ(各テーブルからの報告と質疑、講師のコメント)
(6)主催者挨拶:丸山康彦(湘南ユースファクトリー代表理事)

テーブル別テーマと担当者(移動するかどうかは自由ですが、合図に従い移動することをお勧めします。また、ここは対話する場ですので個人的なご質問はご遠慮ください)

 ①ひきこもりの歩み … 私はいかにして今に至ったか。居場所は?支援は?(勝山実)
 ②ひきこもりの心理 … 心理状態・家族に求める対応、そしてこれから。(近藤健)
 ③ひきこもりの生活 … どんなことに困っていたか、どんな支援が必要か。(丸山康彦)
 ④ノンテーマ … どこにも加わりたくない方は、ここでおしゃべりorまったり。(奈良橋修)

会場案内図
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明日は「SYFフリースペース」です

2014年10月09日 17時49分28秒 | SYF
 当スタジオ代表の丸山が代表理事をつとめる「湘南ユースファクトリー(SYF)」が今年度から毎月1回の頻度で実施している「居場所事業」のひとつ、不登校・ひきこもり支援のフリースペースが、今月は明日10日に開催されます。

 今月は丸山が4月の第1回以来2度目の担当者をつとめますので「藤沢でおしゃべりしたりぼーっとしたりしたい」という当事者の方はぜひお越しください。
 なお、ご家族や支援関係者の方の見学も随時お受けしています。

 詳細はSYFのオフィシャルブログをご覧ください。


「湘南ユースファクトリー」のブログを見る
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「湘南ユースファクトリー(SYF)」設立1周年記念イベントのお知らせ

2014年06月20日 11時56分02秒 | SYF
 今月は、当スタジオ代表の丸山が代表理事をつとめる標記団体(SYF)の設立1周年月。そこで同団体では、来たる22日(日)の14時~16時半に記念イベントを開催します。

 前半は、会員と不登校・ひきこもりの当事者の参加で毎月1回行っている「例会」を、どなたでも参加できる「公開例会」を実施。今年度の活動方針と活動内容について広くご意見を募ります。特に当事者の方のご参加を願っています。SYFを一緒に創っていきましょう。

 そのあと、元不登校のミュージシャン=哲生さんのミニライブを挟んで、勝山実氏がパーソナリティーをつとめるネット番組『湘南ユースファクトリーは倒れたままなのか~「不登校新聞は倒れたままなのか」特別編~』を配信。SYFのこれまでとこれからについて楽しく語り合います。

 最後は、SYFの新しい業務である「アウトリーチ」を開設するための「ひきこもり限定地域サービス券配布プレゼンテーション」と銘打った交流プログラム。
 困りごとの解決ややりたいことの手伝いを通じて、当事者のひきこもり生活が少しでも楽になるよう、SYFの中心メンバーが各自できることを記載した券を作成してPR。依頼者の獲得をめざします。

 このようにSYFならではのプログラムが満載のイベント。不登校・ひきこもりの当事者はもとよりご家族・関係者などひとりでも多くの方のご参加をお待ちしています。


日時:6月22日(日)14時~16時半
会場:新堀学園ライブ館 地階「ライブハウスN」(藤沢駅北口徒歩4分)
参加:申し込み不要。当日直接ご来場ください。飲食代500円。
ネット番組視聴:URLは勝山実氏のツイッターで発表。または検索してアクセスください。


会場案内ページ
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「湘南ユースファクトリー(SYF)」設立趣意書

2013年11月08日 16時34分48秒 | SYF
 今月2日に本欄でお知らせしたSYFのイベントまで、あと10日を切りました。

 そこできょうは、代表理事の丸山(当スタジオ代表兼相談員)がSYF設立にあたって書き下ろした設立趣意書を公開します。ご賛同いただける方のご支援ご入会をお待ちしています。

                   ●

 おとなのひきこもりの長期化、若年層を直撃している劣悪な雇用と労働の環境、いじめや発達障碍など諸問題を抱える学校。若年層の死亡原因の第1位は自殺である唯一の先進国、日本。

 今、若者の「生」が、危機にさらされています。

 このような現代の社会状況に置かれている不登校やひきこもりの青少年には「学校/社会に復帰するための支援を受け経済的に自立する」という道しかないのでしょうか。
 そこに、生きる喜びや楽しい毎日を想像できる時代でしょうか。

 不登校であってもひきこもりであっても、まず生きること。そして楽しい毎日を送れるようになること。そうなってこそ生きる喜びを感じ、新たな一歩を踏み出し、人生への深い納得と肯定感のもとに生きていくことが可能になるのです。

 青少年、ひいてはすべての現代人がこのような「生」を獲得するため、思いつくかぎりのアイデアを早急に実践することが求められています。

 「湘南ユースファクトリー」は「青少年と<生きる>を考え実践する」を共通課題と認識する人々が湘南に集い、湘南から産み出し、それを全国に広げていくことをめざして設立された団体です。

 私たちは「生きる」というすべての人に共通する視点から、不登校・ひきこもりをはじめとする現代の悩める人々とともに、一般的な「学校復帰」「就労」「自立」ではなく「楽しく生きる」の実現を目標とした支援を実践するとともに、生活・活動拠点を全国各地に創設しネットワークで結ぶ新しいセーフティネットを構築することにより、現代人の働き方を含む生き方の選択肢を広げていくことをめざします。

 このような新発想の挑戦に、皆様のご賛同ご参画を心からお待ちしております。

  平成25(2013)年6月9日
                 湘南ユースファクトリー代表理事 丸山康彦
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「ひきこもりの新しい生き方講座」開催のお知らせ

2013年11月02日 15時15分52秒 | SYF
ひきこもりの新しい生き方(出会い)講座
ひきこもりフューチャーセッション体験

 9月18日の本欄で設立をお知らせした、新しい不登校・ひきこもり支援団体「湘南ユースファクトリー(SYF)」が“主役”をつとめるイベントが、地元藤沢市内で開催されます。

 これは「神奈川県立青少年センター」が県内の大小さまざまな関係団体と協働する「ひきこもり地域支援促進事業」に選ばれたイベントのひとつですが、よくある講演やシンポジウムの形式ではなく、SYFと共通する理念を持つ東京都内の関係団体の方をお招きし、その方が中心になって定期的に実施している全員参加型トークセッション-つまり参加者全員が発言できる-を体験する、という稀有な内容です。
 下記要項をご覧のうえ、日頃の思いや望んでいることを出しにいらっしゃいませんか。

                  ●

☆ひきこもり当事者の新しい生き方・働き方を提案する一般社団法人COYOTE(コヨーテ)代表理事・川初真吾氏を迎え、ひきこもりの新しい生き方を考えます。
☆川初氏の基調講演をふまえ、テーマごとにテーブルに分かれて「フューチャーセッション」という未来志向の対話の場を体感していただきます。
☆そこで出された意見やアイデアを共有しながら、何度か対話を繰り返して新しい生き方を具体的なものに見える化していきます。
☆テーブルでは丸山康彦(ヒューマン・スタジオ)や勝山実(ひきこもり名人)などSYFの理事や会員らが皆さまをお迎えします。

 日 時:11月17日(日) 14:00~16:30(開場13:30)
 会 場:湘南台文化センター 市民シアター リハーサル室(湘南台駅東口・E出口から徒歩5分)
 定 員:80人 当事者やそのご家族、支援関係者や関心ある一般の方など
 参加費:500円(当事者は無料)
 申込み:事前に NPO法人湘南市民メディアネットワーク(0466-47-7765)までご連絡ください。間に合わなかった方は当日会場で受け付けます。なお、詳細は案内チラシをご請求ください。

 主 催:湘南市民メディアネットワーク
 共 催:神奈川県立青少年センター
 特別共催:湘南ユースファクトリー(SYF)
 後 援:藤沢市、藤沢市教育委員会

(1)湘南ユースファクトリー挨拶・イベント趣旨説明    :丸山康彦(代表理事)
(2)基調講演『「ひきこもり2.0」――肯定と共生の時代へ』:川初真吾氏
(3)テーマ説明:テーブルごとにテーマが違うので、各テーブルの担当者がテーマを説明
(4)セッション(テーブルに分かれて発題と対話/25分×3を予定)
(5)報告・質疑応答・まとめ(テーブルごとの対話内容の報告とテーブル相互の質疑等)
(6)主催者挨拶:森康祐(湘南市民メディアネットワーク代表理事)

テーブル別テーマ(移動するかどうかは自由ですが、合図に従い2回移動することをお勧めします)
 ①在宅生活2.0 ……… 外出しないと何もできない? 自宅での生活の質(QOL)を高めよう
 ②家族のかたち2.0 … 家族で解決するしかない? 家族が開かれ皆が楽になる方法を考えよう
 ③居場所2.0 ………… 支援のための居場所? どんな居場所なら行くかイメージを出し合おう
 ④働き方2.0 ………… 就労支援を受けて就職するしかない? 多様な働き方の可能性を探ろう
 ⑤自立2.0 …………… 自力で稼ぐのが自立? 依存やゼロ円生活など多様な生き方を考えよう
 ⑥ノンテーマ2.0 …… どこにも加わりたくない方は、ここでおしゃべりしたりまったりしよう

会場案内図(ページの下のほう)
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「湘南ユースファクトリー(SYF)」設立のお知らせ

2013年09月18日 15時48分40秒 | SYF
 昨年8月24日、湘南地域の青少年関係団体の交流を目的とした市民グループとして結成以来、関係者交流会、トークライブ、支援団体化に向けての検討会、と地道に活動してきた標記団体(SYF)は「学校/社会への復帰支援」ではなく「生きるための支援」を目的とする新発想の不登校・ひきこもり支援団体として、去る6月9日(日)正式に設立されました。

 SYFが掲げているのは「生きる」という原点に立ち返り「働き方を含めた生き方の選択肢を広げる」という目的です。その具体案として「在宅生活の質(QOL)向上」「地域ごとの格安生活拠点の開設とネットワーク化」等を挙げています。

 このSYF、同じ藤沢市に所在し、ここ2年の「フリ・フリ・フリマ」でも協働した「湘南市民メディアネットワーク」(SCMN)と当スタジオの両団体の代表者を中心に設立されたものです。

 丸山は、昨夏の結成準備会には参加できず、名称の決定にかかわれなかったものの、支援団体化構想の立案と具体化の検討をリードしてきたことから、設立にあたって代表理事に就任しました。また、SCMN代表理事の森康祐氏は“縁の下の力持ち”としてバックアップすべく顧問に就きました。

 そのほかの理事には、勝山実氏(ひきこもり名人)、増田康仁氏(SCMN)、園田明日香氏(コス援護会)、加藤壮章氏(一心一)という、不登校・ひきこもりなど青少年期に生きづらさを経験してきた関係者が揃いました。ほかにも支援団体化に向けての検討会に参加していた関係団体の代表者や世話人の方々が参画しています。

 SYFは、設立後も積み残した課題の検討が理事会で続いていたことから、周知や会員募集の動きが鈍い状態が続いていましたが、設立3か月が経った今月に入って活動に本腰が入り始めました。

 8日(日)に座間市で開催された、青少年関係団体や作業所等が出店する「あすなろっこ祭り」への出店、先日の「フリ・フリ・フリマ」での出し物「第5回青少年支援セミナー」への参加と協力、そして来たる22日(日)に開催されるSCMNのイベントへの広報の協力と当日の丸山の挨拶、などです。

 今後さらに広報と事業構想の具体化を進め、ひとりでも多くの会員と各方面のお力添えを得て、ひとつひとつ立ち上げていくことにしております。
 
 つきましては、以後本欄でもSYFの設立趣旨と事業内容、さらに動向を逐一お伝えしていきますので、ご関心の方はぜひご覧のうえ、趣旨ご賛同くださった方のご入会をお待ちしております。


SCMN(湘南市民メディアネットワーク)
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