ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「不登校・ひきこもりセミナー2021」プログラムのご紹介(3)

2021年05月18日 03時24分22秒 | 不登校・ひきこもりセミナー2021
 早くも梅雨入りかと言われ始めた関東地方ですが、皆様のところはいかがでしょうか。

 さて、4日後に迫った標記イベントですが、まだ定員30人の半分も埋まっておりませんので、ぜひご参加をご検討いただきたく存じます。お申し込みはPeatixのほか当スタジオ宛メールでも承っております。

 そこで本欄では、毎回第2部でやっている「対談」の、ゲストの方および内容をご紹介します。タイトルは『経験者と関係者が語る不登校・ひきこもり』です。 

 対談ゲストは毎回“経験者相談員”を招いていますが、今回はいじめや集団暴行の被害に遭って不登校状態からひきこもり状態、さらに摂食障害にまで至った経験を持ち、現在は依存症の分野で活躍している藤原秀博氏。当事者活動としては「暴力的「ひきこもり支援」施設問題を考える会」共同代表をつとめています。
 同会は施設被害に関する情報収集や被害者支援にたずさわるほか「ひきこもり人権宣言」の作成チームを立ち上げ、そのメンバーのひとりとして丸山を招へいしたことで出会いました。季刊誌『Be!』にしばしば執筆しているほか『現代引きこもり生活学のすゝめ』という著作もあります。
 
 対談内容は、下記の予定です。
 興味を持たれた方はぜひご参加のうえ、こちらをお選びください。

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『悪質支援業者はなぜ生まれるのか ~愛のある関わりとは何か~ 』

 ひきこもる本人と親、支援者が陥りやすい問題を提言。本人と家族の人権について考えながら、横行する悪質支援業者と、本人と家族に必要な支援者の違いを端的に説明。

1.家族はなぜ悪質支援業者に依頼してしまうのか。社会復帰・就労ありきの見守りをする家族が陥りやすい問題点とは。苦しんでる家族の深層心理に迫る。
2.悪質支援業者はどうして生まれるのか。一般的な支援者も陥りやすい課題から、無自覚な悪質な支援者の深層心理に迫る。
3.本人と家族に必要な支援者とはどんな存在なのか。愛のある見守り、愛のある支援、愛のある親子関係って何なのかを考察。
 4.社会環境の問題点を見ながら、コロナ禍で激増するゲーム依存による「ひきこもり」の特徴など、本人の苦しみを解説。

※内容は微修正することがあります

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 当日、ひとりでも多くの方とお会いできることを願っております。
 全体のプログラムと募集要項は、下記リンク先をご覧ください。

↓Peatixに掲載した開催情報を見る
http://husta-hutohikiseminar4.peatix.com

↓メールでのお問い合わせ・お申し込み
husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)
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「不登校・ひきこもりセミナー2021」プログラムのご紹介(2)

2021年05月16日 16時50分47秒 | 不登校・ひきこもりセミナー2021
 早くも梅雨のような天候が続き始めた神奈川県ですが、皆様のところはいかがでしょうか。

 さて、6日後に迫った標記イベントですが、まだ定員30人の半分も埋まっておりませんので、ぜひご参加をご検討いただきたく存じます。お申し込みはPeatixのほか当スタジオ宛メールでも承っております。

 そこで本欄では、毎回第2部でやっている「座談会」の、ファシリテーターと話し手の方、および内容をご紹介します。タイトルは『経験者と関係者が語る不登校・ひきこもり』です。

 ファシリテーターは「ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜」(ひき桜)代表の割田大悟氏。割田氏はひきこもり状態から2012年に初めて居場所に参加。それからいろいろな会に参加していくなかで出会った当事者仲間と喫茶店でお茶しながら「自分たちで居場所をつくろう」と「ひき桜」を結成。横浜市内で居場所「ひき桜」を、その後町田市内で「ひき町」を、それぞれ開催しています。また通年の学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」を、昨年度まで4年間開催。講演や専門誌への執筆など活動が高く評価されています。
 丸山とは2014年2月に出会い、2016年度は運営スタッフ、2017年度から始まった連続講座「ヒュースタゼミナール」のグループファシリテーター、翌年度から毎年第3回の講師、というように当スタジオにも関わっています。

 そこで「座談会」では、毎回ヒュースタゼミナールの修了者から2名の方に話し手になっていただき、割田氏の解説と進行によって同ゼミで学んだこと、自分の活動や仕事に活かしていきたい/活かしていること、などお話しいただいたあと全員参加のフリートークになります。
 今回の話し手は、居場所「ゆるり会」を毎月開催している地域活動家の青木貴子氏と、東京都内から同ゼミに通っていた子どもの学習支援に携わっている、ひきこもり経験者の余郷壮平氏です。

 「先生に教わるより平場で対等に語り合いたい」「不登校/ひきこもり状態の何を学んだらいいか知りたい」「不登校/ひきこもり状態への関わり方を考えたい」といった方は、第2部でこちらをご選択ください。

 当日、ひとりでも多くの方とお会いできることを願っております。
 全体のプログラムと募集要項は、下記リンク先をご覧ください。

↓Peatixの開催要項を見る
http://husta-hutohikiseminar4.peatix.com

↓メールでのお問い合わせ・お申し込み
husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)
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「不登校・ひきこもりセミナー2021」プログラムのご紹介(1)

2021年05月14日 14時56分34秒 | 不登校・ひきこもりセミナー2021
 早くも梅雨の便りが南から聞こえてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、8日後に迫った標記イベントですが、まだ定員30人の半分も埋まっておりませんので、ぜひご参加をご検討いただきたく存じます。お申し込みはPeatixのほか当スタジオ宛メールでも承っております。

 そこで本欄では、毎回第1部で丸山がやっている講演の、今回予定している内容をご紹介します。タイトルは『不登校/ひきこもり対応に物申す~“復帰ありき”への対案~』です。
 自身の不登校・ひきこもり体験と不登校・ひきこもり相談18年の実践経験をもとに「悪質支援業者の横行を支えている“復帰ありき”の対応・支援を是とする社会通念が、本人の心理とどう解離しているか」を解明したうえ、学校・社会ではなく本人の側に立って理解し、悪質支援業者に頼らないで済む見方と対応・支援のあり方を提言します。

 興味を持たれた方はぜひご参加ください。

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1.本人の心理と家族・支援側の見方と対応方針――どう食い違っているか
 ① 本人への見方:悪人か異常者か困難者か
 ② 「自宅・自室」と「学校/社会」の間に生じた第3の心的世界とは
 ③ “トンネル”を歩き通すか穴を開けて引っ張り出すか
 ④ 葛藤の正体:「願い」と「思い」→「願い」の側に立つ支援者たち
 ⑤ 本人が望む生き方の探し方:学校/社会復帰は先か後か
2.悪質支援業者に頼らないで済む対応とは――学校/社会の側から本人の側へ
 ① 人権感覚:特別扱い(問題視)しない対応
  *不登校/ひきこもり状態は「生きざま」(悪徳支援業者を例に)
  *差別せず家族・社会の一員として接する(特別定額給付金を例に)
 ② 結果よりプロセス:模索しながら積み重ねる対応
  *判断と自然(自然にできるものと判断しなければならないものの比率)
  *会話の地層(川崎事件を例に)

※内容は微修正することがあります

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 当日、ひとりでも多くの方とお会いできることを願っております。
 全体のプログラムと募集要項は、下記リンク先をご覧ください。

↓神奈川県のひきこもり支援サイトに掲載された情報を見る
https://hkst.gr.jp/events/20306/

↓メールでのお問い合わせ・お申し込み
husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)
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「不登校・ひきこもりセミナー2021」開催のお知らせ

2021年04月23日 16時40分48秒 | 不登校・ひきこもりセミナー2021
 初夏の暖かさの神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、2002年12月から2014年3月までの間に20回開催した「青少年支援セミナー」の趣旨を引き継ぎながら新たな視点で開催している標記イベントですが、今年の第4回は5月22日(土)にオンラインで開催するはこびとなりました。

 前回も話題になったひきこもり状態の人への暴力的詐欺的な悪質支援業者やその報道をめぐる問題。その後、家族や当事者サイドに報道ガイドラインの策定や人権宣言の起草など、対抗する動きが進んでいます。今回はそれに呼応して、相談援助の立場から対抗する対応・支援のあり方を提言します。

 第1部は講演。
 代表兼相談員の丸山が、自らの不登校・ひきこもり体験はもとより、相談や家族会、さらに当事者仲間などとの情報交換を通じて20年近く眺めてきた不登校/ひきこもり支援について、問題点と当事者のニーズとのズレを明らかにします。

 第2部では、ZOOMの機能を使い「対談」と「座談会」というふたつのグループに分かれて分散会を行います。
 どちらのグループも前半は話題提供、後半は参加者全員との対話です。

 毎回丸山と同じ「不登校/ひきこもり状態の“経験者相談員”」をお招きしての「対談」を行うグループ。今回は「暴力的「ひきこもり支援」施設を考える会」共同代表の藤原秀博氏をゲストに迎え、同じ“経験者相談員”であり「ひきこもり人権宣言作成グループ」でご一緒している立場から、ひきこもり状態にある人の権利保障や支援のあり方を語り合います。

 当スタジオが毎年通年開講している連続講座「ヒュースタゼミナール」の修了者が語る「座談会」を行うグループ。今回は、一昨年度の修了者のうち居場所を定期開催している方と子ども支援に携わっている方が、同ゼミのなかの1回で講師をつとめている割田大悟氏の解説と進行により、不登校・ひきこもりを学んだことで何がわかりどう活かしているかを語り合います。

 “講師・対談者・ファシリテーターが全員元当事者”という徹底したキャスティングによる“不登校・ひきこもり入門”と銘打った本イベント、今回は「悪質支援業者に頼らないですむ対応のあり方」をお伝えすることがテーマです。

 不登校/ひきこもり状態を理解したい方はもとより、見方・対応のあり方・支援機関の判断基準を知りたい方、ご参加のうえ考え合ってみませんか。

 詳しい開催要項は、下記リンク先ページでご覧のうえ、よろしければお申し込みください。ただし、今回はオンライン開催のため、事前申込制・支払制とし当日参加は受け付けませんのでご了承ください。

 末尾ながら、感染拡大の折じゅうぶんお気をつけください。


↓「Peatix」に掲載した開催要項を見る
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