ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

創刊20周年記念イベントのご報告(2日目)

2022年11月10日 10時00分00秒 | 記念企画
 きのうに続いて「メールマガジン『ごかいの部屋』創刊20周年記念オンライン会」(ご20会)の報告を申し上げます。きょうは2日目のイベントについて。

 2日目のイベント『第1回ヒュースタ超会議』には、定員の50人に対して当日参加は39人にとどまりましたが、アーカイブ視聴のお申し込みが15人もいらっしゃり、キャスティングへの関心の高さがうかがわれました。

 第1部の記念講演では『ごかいの部屋』筆者の丸山が2007年頃からチラシに記載している3つの売り文句に合った講演ネタを挙げて、丸山オリジナルの不登校・ひきこもり論を具体的に説明しました。
 「丸山さんの願いと思いの考え方や、エネルギーの底広のビーカーの話は、学校に行けなくなった息子の心理を知る上で、とても役立ちました」「今の我が家にとって参考になりました 」など、アンケートでも好評でした。

 第2部の「居場所中継」では、ひきこもり当事者会「MeEPle 」(ミープル)主宰者の兼井さんが体調不良のため、中継を取りやめ兼井さんがスライドを使って説明するかたちに変更しました。実際の場面を見られないことを豊富な写真によってある程度カバーし「参加者の皆さんがとても楽しそうで、 場の雰囲気の良さが伝わってきました 」というアンケート回答がありました。

 第2部が時間をオーバーしてしまったため開始が遅れた第3部の「当事者パネルトーク」。
 トークゲスト3人による『ごかいの部屋』の感想を交えた自己紹介から始まり、この4人による初めての当事者パネルトークからの10年間のひきこもり分野の変化を、丸山が説明し林恭子さんが補足しました。続いて、今回のテーマである当事者活動について丸山が勝山実さんの見解を求めると、行政や政治に関わるようになった当事者活動を舌鋒鋭く批判。不登校経験者の伊藤書佳さんも「教育機会確保法」反対の立場から法律制定のリスクを指摘するなど、ほかでは見られない刺激的なやりとりが続き、あっという間に終了時間が来てしまいました。
 10年前から8年前にかけて3度実施した当事者パネルトークでは、ひきこもり理解を広めようとすることで4人の方向性が一致していましたが、今回の緊張感あふれるやりとりは当事者活動の方向性の違いを白日の下にさらし、時代の流れを実感させました。
 
 アンケートでは、予想どおり第3部が突出して高評価でした。「面白かった」「興味深かった」といったお声が多数あり、触発されたかのように長い感想・意見を書いてくださった方も複数人おられました。ただ、であったからこそ「時間が足りなかった」というご不満や「続きをやってほしい」というご要望がそれぞれ何人もの方から出されました。この点につきましては前述のとおり第2部で時間が押してしまった丸山のミスによるものであり、申し訳ないとともに次の機会を模索したいと考えております。

 去年の「設立20周年記念イベント」2日目では第2部の「居場所リレー中継」が、この日の「創刊20周年記念イベント」2日目では第3部の「当事者パネルトーク」が、それぞれメインプログラムになりました。そこで「第1回ヒュースタ超会議」とありますように、来年からは毎年10月に必ず「ヒュースタ超会議」を開催し「居場所中継」と顔ぶれを変えての「当事者パネルトーク」を実施してまいります。

 この2日間にご参加くださった皆様、ご出演くださった皆様、スタッフの皆様のおかげですばらしい2日間になりましたこと、心からお礼申し上げます。

 なお、この2日間のアンケート回答(転載許可をいただいているもの)は、精選して『ごかいの部屋』の来年1月配信号「ヒューカイブ」欄に転載させていただきます。

 今後ともメールマガジン『ごかいの部屋』ならびに当スタジオのイベントを、ご注目ご紹介くださいますようお願い申し上げます。


 ↓ メールマガジン『ごかいの部屋』案内ページを見る
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創刊20周年記念イベントのご報告(1日目)

2022年11月09日 19時15分06秒 | 記念企画
 開催した2日間からきのうで1か月経ってしまいましたが、10月8日の夜と9日の午後に開催した「メールマガジン『ごかいの部屋』20周年記念オンライン会」(ご20会)の報告を申し上げます。きょうは1日目のイベントについて。

 当スタジオはこれまで『ごかいの部屋』の創刊5年ごとに周年行事を開催してきましたが、今回は1年前の「設立20周年記念イベント」を踏襲して初めて2日間の日程にして違うイベントを企画開催しました。

 1日目に開催した『不登校・ひきこもりを考えるトークライブPart2』は、創刊前日だったため前夜祭という感じで気軽に参加したり抜けたりできる「webパーティー」というキャッチコピーで企画しました。
 広報がじゅうぶんできなかったものの、お申し込みはアーカイブ視聴を含め30人の定員を上回る33人、当日のご参加は23人とまずまずの集まりとなりました。

 第1部では、代表で『ごかいの部屋』筆者の丸山が創刊のきっかけ、こんにちに至るまでのおもな出来事や書籍化などの成果、さらに書いた文章のなかから「2種類のこだわり」「願いと思いの葛藤と統合」「適応力と自律力」など、好評を得たり不登校新聞などの連載に使ったりした内容をいくつかご紹介しました。
 第2部は愛読者トークということで、学者・支援者・親など幅広い立場の愛読者が入れ代わり立ち代わりZOOMに入室し、感想や不登校・ひきこもりに関する意見を語りました。最初の方が語った「この20年で自治体の理解は進んできたが、親御さんの悩みはまったく変わらない」という話が縦糸になって、あとの4人の方に引き継がれていた(共通認識として語られた)のが印象的でした。
 第3部はフリートーク。最初に丸山が第1部で話し忘れた「登録読者激減の経緯」をお話ししたあと、スタッフの割田大悟氏(当事者会「ひき桜」)が新型コロナ禍での当事者会の中断から再開や新設の動きを紹介したり、翌日の中継先に予定していた当事者会「ミープル」について割田氏と愛読者ゲストのIzu氏の印象や参加者からの不登校の居場所づくりに関するご質問に愛読者ゲストの方がお答えになったりと、いろいろな方によるごちゃ混ぜのやりとりが展開されました。
 終了後は残れる愛読者ゲストも交えて「アフタートーク」を実施。愛読者ゲストのひとり加藤誠之教授による「学校に行くのが/就労するのが当たり前の風潮の成り立ち」のお話が刺激になって参加者と活発なやりとりが展開され、1時間半盛り上がりました。

 アンケートでは、全体のご感想として「第1部と第2部のお話は当事者のことを本気で考えてくださっているお話ばかりで衝撃を受けました。求めていた内容でした」「非常に中身の濃いイベントで終わってからも興奮していました」といったものがありました。プログラムに関するご感想は「現在進行形の親の立場である方の登壇が良かった。来年も登壇させてほしい」「教育者を育てる立場の方が、丸山さんの本を利用しながら、正しい理解を学生さんたちに指導していることを知り、希望が持てました」といった、第2部へのご感想が多かったです。

 1年前と同様、ZOOM画面が一体感に包まれた、心地よい秋の夜長でした。
 ご出演の愛読者ゲストの皆様、スタッフや参加者の皆様、ありがとうございました。

<2日目の報告に続きます>
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「メールマガジン『ごかいの部屋』創刊20周年記念オンライン会」直前情報

2022年10月07日 16時50分39秒 | 記念企画
 さて、いよいよ標記イベント(略称「ご20会」)が明日に迫りました。多数お申し込みくださいまして、誠にありがとうございます。
 アーカイブ配信が決定しておりますので、当日に都合のつかない方はPeatixまたはメールに限りアーカイブ視聴のお申し込みが可能です。どうぞご検討ください。

 1日目「不登校・ひきこもりを考えるトークライブ」は、おかげさまで定員に迫るお申し込みをいただいております。告知サイトでのお申し込みは本日いっぱいで、メールでのお申し込みは明日16時で締め切りです。
 なお、第2部「メルマガの愛読者さん、いらっしゃーい」の登場順は告知サイトやチラシに記載の順番どおりです。おひとり10分ですので、お目当てのゲストがいる方は時間を計算してZOOMにご入室いただいてかまいません。

 2日目「第1回ヒュースタ超会議」は、定員が多いこともありまだじゅうぶん空きがあります。告知サイトで今日明日中に、またはメールで当日正午までに、それぞれお申し込みいただけます。

 次に、2日目に変更が2点ありますのでお知らせします。

1.キャスティングについて
 コメンテーターに予定していた石川良子氏(松山大学准教授)のご出演がなくなりました。10年前の創刊10周年記念イベントでは感動的なご感想をお話しくださったメルマガの愛読者です。お目当てにしていた方には深くお詫び申し上げます。

2.第2部「居場所中継」について
 中継先の「MeEPle」(ミープル)代表の兼井龍昭氏のご都合により、中継をとりやめてスライド付きのご説明に変更することになりました。ひきこもり経験者としてのご活動や職歴、今後の生き方についてもお話しいただきます。

 以上ご理解のうえお申し込みまたはご参加くださいますようお願いいたします。

 気温差が激しくなっております。お体にお気をつけてお過ごしください。


 ↓ 1日目の告知ページ(申込フォーム付き)
 ↓ 2日目の告知ページ(申込フォーム付き)

↓ メールでのお申し込み・お問い合わせはこちら
husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)
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メールマガジン創刊20周年記念イベント詳細情報(下)

2022年09月29日 10時20分00秒 | 記念企画
 朝夕が涼しくなってきた神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。
 先の台風で被災された静岡市などの地域の方々には、心からお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

 さて、標記イベントが来週末に迫りました。

 そこで、本日は2日目(10月9日)のZOOMイベント「第1回ヒュースタ超会議」につきまして、内容の詳細をお伝えします。

 2週間前の本欄でお伝えしたように、2日間のトークゲストは全員メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』の愛読者であり、
この日は不登校・ひきこもりの著名な当事者活動家たちと居場所1か所が登場します。

 第1部は、周年行事恒例の丸山代表による記念講演。『ごかいの部屋』の初期から案内チラシにずっと掲載している3つの売り文句(下記)について説明する、という初めての内容です。
✔子どもの不登校と大人のひきこもりに共通する心理とは?
✔「復帰への支援」と「人生の幸せへの支援」はどう違う?
✔本人が望むプロセスとそれを叶える周囲の見方と対応は?

 第2部では、この日に開催している「MeEPle(ミープル)」というひきこもり居場所をZOOMで中継します。開催中に映りますので雰囲気がわかりますし、代表の兼井龍昭さんへのインタビューもあります。

 第3部は、当スタジオがかつて定期開催していた「青少年支援セミナー」の第18回のプログラムとして「当事者が企画開催し自分たちの思い通りに話した初めてのトーク」と言われた「当事者パネルトーク」(下記リンク先記事参照)の10周年でもあることにちなんだプログラム。あのときと同じ顔ぶれが再び揃い、この10年で当事者活動が進展した現状を踏まえた内容で議論します。
 「ひきこもりUX会議」の林恭子氏、「ひきこもり名人」の勝山実氏、勝山氏の著書を編集した伊藤書佳氏、と丸山の、気心知れた4人ならではのトークが繰り広げられます。
 なお、コメンテーターとしてこの4人の仲間でもある松山大学の石川良子氏をお招きする予定です。

 この3時間で『ごかいの部屋』に丸山が綴ってきた “体験的不登校・ひきこもり論” のエッセンスと当事者活動の進展をご理解いただき、不登校・ひきこもりをめぐる今後の展望を示すことをめざします。
 1週間前にご説明した、前日の「不登校・ひきこもりを考えるトークライブPart2」ともども、ひとりでも多くの方とネット越しにお目にかかりたく、多数のご参加またはご紹介をお願い申し上げます。


↓ 10年前に開催した「第18回青少年支援セミナー」の「当事者パネルトーク」の参加者による報告記事を読む
当事者の本音トークを聞いて(後編)|丸山康彦|note
↓ 「第1回ヒュースタ超会議」の告知ページを見る(見終わったらブラウザの矢印で戻ってください)
http://mm20-2.peatix.com
↓ 前日の開催情報ページを見る(見終わったらブラウザの矢印で戻ってください)
http://mm20-1.peatix.com
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メールマガジン創刊20周年記念イベント詳細情報(上)

2022年09月23日 15時57分08秒 | 記念企画
 このところ雨天の多い神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、1週間前に正式発表した標記イベント、早くもお申し込みくださいました方々に厚くお礼申し上げます。

 そこで、ご関心の方に向けて本日から来週、金曜日ごとに内容の詳細をお伝えします。

 まず、イベントの開催趣旨と1日目のプログラムをご紹介します。

 メールマガジン(メルマガ)『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』は、当スタジオの広報手段の一環として2002年10月9日創刊。代表で筆者の丸山は、実践経験がなかったため創刊から半年間は高校時代の不登校体験と紆余曲折の大学時代、そして大学卒業1年後からのひきこもり時代と、毎週1本のペースで自身の体験談のみを執筆していました。
 迎えた2003年度からは、ときに自分の体験を織り交ぜながら不登校/ひきこもり状態の理解と対応のあり方を書くようになり、相談件数が増えるにつれ内容も濃くなっていき、現在は2600字前後の本格的な論説「コラム」を執筆しています(コラムは毎号から3号に1本のペースになっていますが、200本を超えています)。

 そのため、当初の広報の一環という意義を超えて “体験的不登校・ひきこもり論” という当スタジオの理念を伝える媒体へと進化。わかりやすいと評判になり、創刊7年目にある出版社の目に留まって書籍化のオファーをいただき、創刊12年目に書籍化が実現。出版社によって『不登校・ひきこもりが終わるとき』と命名された本は増刷を重ねて5刷1万まで発行部数が伸びています。

 そこで、標記イベントです。

 『ごかいの部屋』は “当事者発信の老舗” として多くの方に読まれて本にまでなった稀有なメルマガ。創刊から5年ごとに記念イベントを開催し、不登校/ひきこもり状態について考え合う機会を設けてきましたが、この20周年ではこれまで以上に当事者発信を含む当事者活動の意義を共有できるプログラムとキャスティングを実現しました。
 また、2日間のスケジュールは1年前に開催した当スタジオの設立20周年記念イベントと同じパターンとし、キャスティングのみ『ごかいの部屋』の愛読者の皆様に限定しました。

 1日目は、第1部で前述のようなメールマガジン20年の歴史を筆者の丸山がひとり語りしたうえで、ご参加の皆様のご質問にお答えします。第2部で8年前に開催した「出版記念イベント」にご登壇くださった加藤誠之さん(高知大学)と関水徹平さん(立正大学)のほか、支援者や親の会主宰者といった幅広い5人の愛読者ゲストが入れ替わりにZOOMに入室して、ご意見ご感想やご自身の仕事・活動と不登校・ひきこもり論を語ります。最後に第3部で、残れる愛読者ゲストと参加者の皆様全員で不登校・ひきこもりについて話し合います。『ごかいの部屋』の読者であるなしにかかわらず、丸山とゲストを囲んで全国各地の参加者どうし、自由に情報交換意見交換できるざっくばらんな語らいの場にしたいと考えています。

 なお、これから動画公開を始める予定のYouTubeチャンネルでは、2番目に1年前の当スタジオ設立20周年記念イベント1日目の模様を途中まで公開します。今年の1日目も同じようなプログラムですので、ご関心の方はぜひ参考にしていただきたく、チャンネル登録のうえお待ちください。

 お食事ときの時間帯ですので、ご都合に合わせて入退室してください。

 来週は2日目のプログラムをご紹介します。


↓ 1日目の開催情報ページを見る(見終わったらブラウザの矢印で戻ってください)
http://mm20-1.peatix.com
↓2日の開催情報ページを見る(見終わったらブラウザの矢印で戻ってください)
http://mm20-2.peatix.com

 ↓ YouTubeチャンネル「ヒュースタ動画」に登録する
https://www.youtube.com/channel/UCNDxz3rtrNQJDgAjNVRmgeA
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メールマガジン創刊20周年記念イベント開催のお知らせ

2022年09月16日 10時50分02秒 | 記念企画
 ようやく秋の気配が感じられるようになった神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン(メルマガ)『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』創刊20周年記念イベント「『ごかいの部屋』創刊20周年記念オンライン会」(略称「ご20会」)が、創刊前日の10月8日(土)夜と創刊日の10月9日(日)午後に、それぞれZOOM開催するはこびとなりました。

 2日間のスタイルは、1年前に開催した当スタジオの設立20周年記念イベントと同様。
 8日「不登校・ひきこもりを考えるトークライブPart2」と題したラジオ番組風に進行。途中で関水徹平氏(立正大学)をはじめ5人のメルマガ愛読者が入れ替わりに入室してメルマガ筆者の丸山(当スタジオ代表)と話します。
 9日「第1回ヒュースタ超会議」と題して1年前の記念イベントで好評を博した居場所中継を今回も。後半では10年前に開催した「第18回青少年支援セミナー」2日目のメインプログラムとして実施し高く評価された「当事者パネルトーク」が1回限りの復活。丸山の進行で林恭子氏(ひきこもりUX会議)をはじめとする当事者発信の先駆的存在であり、またメルマガ読者でもある3人のトークを10年ぶりに行います。コメンテーターには、やはりメルマガ読者でもある石川良子氏(松山大学)をお招きする予定です。

 メルマガの読者かどうかはもちろん問いませんし、全国どこにお住まいの方でもご参加いただけますので、不登校またはおとなのひきこもりにご関心のZOOM操作ができる方は、ぜひご検討くださいますようお願いするしだいです。

 全体のプログラムなど開催情報は下記2種類の告知サイトのいずれかをご覧のうえ、よろしければ申込フォーム(お申し込みしやすいサイトをお選びください)からお申し込みくださいますようお願いいたします。

 今後、内容の詳細を毎週お知らせしてまいりますので、ご検討の参考にしていただければ幸いです。


 ↓ 告知サイトではなくメールで申し込みたい方、お問い合わせしたい方
husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)

 ↓ 2種類の告知サイトを見る(それぞれ上が8日で下が9日)
*Peatix(カード払いの方に便利/見終わったらブラウザの矢印で戻ってください)
*こくちーずプロ(振り込みの方に便利/本ブログにリンクを貼れないため検索手順のみ記載)
「不登校・ひきこもりを考えるトークライブ」で検索
「丸山康彦 セミナー」で検索し、末尾に「こくちーずプロ」と記載されているリンク先ページで「第1回ヒュースタ超会議」をクリック
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設立20周年記念企画、残りの実施予定

2021年11月26日 16時22分05秒 | 記念企画
 きょうは秋晴れの当スタジオ周辺ですが、皆様のところはいかがでしょうか。

 さて、きのう配信したメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』第255号にも記しましたように、丸山代表の公式ブログ『不登校・ひきこもりは生きざまだよね』の更新やYouTubeチャンネル「ヒュースタ動画」への動画アップ、さらには記念イベントの動画編集や2日目の「祝い金付き申し込み」への返礼資料制作など、設立20周年記念企画の多くが予定より1~2か月遅れとなっている状況で、ご関心の方や該当の方に長らくお待たせしておりますこと、深くお詫び申し上げます。

 そこで、現在実施に向けて作業している企画をあらためて列挙いたしますので、ご関心の方や該当の方には気長にお待ちくださいますようお願いするしだいです。

1)YouTubeチャンネル稼働(代表挨拶動画、記念イベント1日目の記録動画をアップ)
2)記念イベント2日目に「祝い金付き申し込み」を選択された方への返礼としての資料セット(ヒュースタオリジナルの不登校・ひきこもり資料集)制作
3)丸山康彦公式ブログ「不登校・ひきこもりは生きざまだよね」の更新
4)前記資料やブログ等へのメッセージ掲載

 3)につきましては、祝い金の金額に見合ったグレードであることをご承知おきください。また、余剰分につきましてはお力添えいただいている個人・団体に送呈する予定です。
 4)につきましては、前記メールマガジンに林恭子・上田理香・勝部麗子の3氏からいただいたメッセージのみ掲載させていただきましたが、これを皮切りに、20近くのメッセージを丸山康彦公式ブログ『不登校・ひきこもりは生きざまだよね』や3)などに順次掲載させていただきます。

 明日から開幕する「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」で、丸山は1日目と2日目の特別企画では参加者として、2日目の第1分科会交流会では話題提供者として、それぞれZOOM画面に映ります。ご参加の方はよろしくお願い申し上げます。

↓メールマガジン『ごかいの部屋』の読者登録ページを見る
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設立20周年記念イベントのご報告(2日目)

2021年11月02日 17時03分23秒 | 記念企画
 月が変わってしまいましたが、10月1日の夜と2日の午後に開催した設立20周年記念イベントの報告を申し上げます。きょうは2日目のイベントについて。

 2日目のイベント『不登校・ひきこもり対応を考えるオンラインイベント』には、1日目のみお申し込みくださっていた方のうち数人が終了後にお申し込みくださったこともあり、定員の50人に迫る44人のご参加を得ました。
 プログラムは、第1部が丸山の記念講演、第2部がZOOMでのリレー中継、第3部が丸山と割田大悟さんと新舛秀浩さんという“当事者活動家トリオ”の鼎談とフリートーク。

 「居場所」をリレー中継する第2部では、それぞれの方々が楽しい中継にしようと考えてくださったようで、企画段階でイメージしていたよりはるかに盛り上がったのは驚きであり、うれしい誤算でした。
 スタッフのYさんは「お祭りのようなイベント」と評しましたが、それはこの第2部によるところが大きかったと思います。

 一番手の「ワラタネスクエア」(北上市)では、担当者である後藤誠子さんの進行で、ある利用者がギターの弾き語りでひきこもりの心境を歌ったあと、後藤さんが会場の様子を見せてくださったうえ、めざす方向をお話しくださいました。

 続いて「ゆるり会」(横浜市)では、スタッフと利用者がまるでテレビの中継が来たかのように盛り上がり、ほとんどの方がカメラに近づいて自己紹介してくださいました。
 主催者の青木貴子さんとスタッフの根本俊史さん(ひきこもりSOS)の進行で、喫茶店である会場内を映したり、ある利用者が作詞作曲して完成したばかりの「会のテーマソング」を流したりしていただきながら、丸山と楽しいやりとりに終始しました。

 最後に、中断している定期イベント「布団の中のアーチスト」(神奈川県・東京都)に移りました。主催者である元ひきこもりミュージシャンの哲生さんは、前述した「ゆるり会」のテーマソングを歌った方。中継では「布団の中のアーチスト」の趣旨やコンテンツを説明したあと、当事者が書いた詩に曲を付けた歌を歌ってくださいました。

 3か所とも歌が流れましたし、中継先どうしでのやりとりもありましたし、楽しみながら居場所の良さを実感できた第2部でした。

 第3部では、この余韻に乗って割田さんと新舛さんに活動紹介と居場所体験を語っていただくとともに、割田さんには「リカバリー」という概念の説明もしていただきました。そのあとチャット欄の書き込みを取り上げ3人で答えていきました。

 前述のとおり「居場所中継」という稀有な企画は大成功でした。第1部の記念講演では「家族と支援者に望む対応」を語りましたが、第2部以降では対応の一方法としての「居場所」の意義を、目と耳で感じていただけたのではないかと思います。

 なお、最初のほうで5分以上中断するほどの重大なミスを犯してご迷惑をおかけしました。アンケートでもその件についてのご指摘やアドバイスをいただきましたので、今後の再発防止に活かしてまいります。
 その一方、プログラム内容については「人選を含めとてもよかった」「リレー中継が臨場感あってワクワクした気持ちで視聴していました。そして弾き語りやテーマ曲の披露もあって素晴らしかったです!」「講演→居場所、布団アーチストの方々の音楽→当事者の方、質問と飽きない構成で、あっという間の3時間でした」等々、ご回答くださったほぼ全員にご好評をいただきました。

 「毎年10月の恒例イベントになることを願っております」というお声もいただきましたし、来年10月に開催予定の「メールマガジン『ごかいの部屋』創刊20周年記念集会(ご20会)」の企画を検討してまいります。 どうぞご期待ください。 

 ご参加くださった皆様、ご出演くださった皆様、中継先の皆様のおかげですばらしい2日間になりましたこと、心からお礼申し上げます。

※2日目のイベント終了後、スタッフ・出演者・中継先と一緒に記念撮影
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設立20周年記念イベントのご報告(1日目)

2021年10月29日 16時06分26秒 | 記念企画
 遅くなりましたが、10月1日の夜と2日の午後に開催した設立20周年記念イベントの報告を申し上げます。きょうは1日目のイベントについて。

 当スタジオはこれまで設立5年ごとに周年行事を開催してきましたが、今回は初めて2日間の日程にして違うイベントを企画開催しました。

 1日目に開催した『不登校・ひきこもりを語り合うトークライブ』は、設立日である10月1日が金曜日なので、夜ならソコソコ集まるだろうと、気軽に参加したり抜けたりできる「webパーティー」というキャッチコピーで企画しました。
 ねらいは当たって30人の定員を大きく上回る38人のご参加を得ました。5年前の説率15周年記念イベント同様、ゲストが多数出演するイベントは魅力的に映ることがうかがわれました。

 代表の丸山が当スタジオの歴史や相談・家族会を通じて気づいた不登校・ひきこもり対応のあり方や課題、その他の事業の変遷と成果、などを語った第1部では、ご出演予定だった勝部麗子さんがお仕事の都合で間に合わず、アンケートでも残念だと記載なさった方が複数名いらっしゃいましたが、ゲストトークの第2部とフリートークへとつなげる第3部では、入れ代わり立ち代わりZOOMでそれぞれの場所からお話をうかがいました。
 たとえば、元ひきこもり現代美術家の渡辺篤さんは、横浜市内の新しいアトリエからご入室。最初にパソコンを持ってアトリエ内部を1周して見せてくださいました。
 また、第3部にご出演くださった支援者の石井正宏さんは「かつて訪問支援していた時代に感じていた葛藤を踏まえてひきこもり支援を考えている」「まるちゃんは考えていることに答え合わせしてくれる存在」などと語り、支援者としての歩みと内心を率直に吐露してくださいました。

 そのあと、フリートークに移った第3部の後半でチャット欄の書き込みを取り上げて語るようにしたところ、書き込みが急増し時間内に取り上げきれなくなったため、終了後残れる方で“延長戦”に突入。一部のゲストも交えて皆さまにチャットと直接の両方で心ゆくまで語り合っていただき、気がついたら22時を回っていました。

 アンケートでは、丸山の不慣れなZOOM操作についてスタッフの役割分担による円滑な進行の必要性を複数の方からご指摘いただくなど課題も残りましたが、第3部で丸山が語った「ひきこもり生活の質(ひきこもりQOL)を向上させる支援の必要性」にふれたご感想が約2割もあり、当スタジオのめざす方向性に間違いないことを感じさせていただきました。
 ほかにも「ゲストの皆さんと丸山さんのひきこもり対応についての考えが偶然にも同じだったというお話が印象的で、ひきこもりQOLについては実践して行きたいなと思いました 」「1部の基調講演の内容はこれからこの分野に足を踏み出そうという私にとっては勉強になりました 」など、たくさんのご好評をいただきました。

 全国各地からご参加の皆さまやゲストの方を含め、ZOOM画面が一体感に包まれた、心地よい秋の夜長でした。

<2日目の報告に続きます>
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設立20周年記念イベント2日目の開催方法変更のお願い

2021年10月01日 16時22分21秒 | 記念企画
 今年度も後半に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、いよいよ標記イベントが明日に迫りました。記念イベントに多数お申し込みくださいまして、誠にありがとうございます。

 1日目「不登校・ひきこもりを語り合うトークライブ」は、おかげさまで定員超過の盛況で午後3時の締め切り時間を迎えることができました。今夜はよろしくお願いいたします。

 2日目「不登校・ひきこもり対応を考えるオンラインイベント」は、定員が多いこともありまだじゅうぶん空きがありますので、明日午前10時までの申込期間いっぱい受け付けます。
 なお、この日はひきこもり当事者活動家として全国的に著名な林恭子氏からのメッセージを読み上げます。

 ただし、こちらのイベントはYouTube配信で開催するとお知らせしていましたが、プログラムの都合上「ZOOMと連携したYouTube配信」という方法でなければならず、その操作を安定的に行ううえでの技術的課題を克服するまでに至りませんでした。
 このため、安全を期してYouTube配信を断念し1日目と同じZOOM開催に変更することといたしました。

 直前になりまして開催方法を変更する不手際、心からお詫び申し上げます。

 つきましては、これからお申し込みの方にはZOOMイベントであることをご認識のうえお申し込みくださいますようお願いするしだいです。
 なお、すでにお申し込みの方でZOOMの操作に不慣れな方には、事前および当日開催前にサポート体制を整えているほか、参加を取り消さざるを得ない方には後日アーカイブを視聴いただけるよう準備いたします。

 台風が猛威を振るっております。太平洋側の地域ならびに島しょ部の皆様はお気をつけてお過ごしください。

↓明日のイベントのお申し込み・お問い合わせはこちら
husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)
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