
大雨の予報が出ている神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。
さて、当スタジオでは今月最初の新設業務として「研究開発業務」を復活開設することとし、本日スタートいたしました。
これは、10年前「ひきこもり生活の質(ひきこもりQOL)向上支援」をテーマに新設し、6年前に「発達特性への理解と対応」をテーマに加え、それぞれ作業チームを立ち上げ発行物の作成をめざしてミーティングを実施していましたが、それぞれの事情により5年前には完全に立ち消えになっていた業務です。
その後、それぞれに他の機関・団体による取り組みが進展し、発行物も増えていることから、今年度新たに3テーマを設定して再度開設することになったものです。
そこで、その3テーマを順にご紹介します。ご関心のテーマがありましたらご指導お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
1.湘南地域の不登校親の会ネットワーク立ち上げの呼びかけ
代表の丸山は、当スタジオで家族相談22年、家族会開催18年の実践を通じて、家族支援の重要性を痛感しています。
幸いにも、三市一町(鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町=狭義の湘南地域の定義)に加え東は逗子市から西は大磯町までの相模湾沿いの各市町に最低1か所ずつ親の会の世話人や前世話人と知り合いです。そのつながりを活かして情報交換や相談ができる緩やかなネットワークを立ち上げることをめざします。
立ち上げが不可能だと判断した場合はその時点で、可能だと判断した場合は立ち上がった時点で、それぞれ終了する期間限定のテーマです。
2.不登校・おとなひきこもりの理解と対応のあり方をまとめたテキストの作成
丸山はまた、長年の実践経験や関係する個人・団体との交流によって、不登校とおとなひきこもりの心理モデルや対応論を多数考案し、相談や家族会や主催の連続講座はもとより、関与している藤沢市社会福祉協議会での相談(カバー画像)や外部での講義講演などで活用しています。
これらを1冊にまとめることにより、ご家族様や関係者様が不登校またはおとなひきこもりの理解と対応のあり方をトータルに習得して接し方や相談対応に活かしていただけるテキストを作成し年度内に発行します。
3.「持続可能なサポート目標(SSGs)」の作成
丸山はさらに、相談が長期にわたることで状況を進展させるスキルを持つ稀有な相談員として、ご家族様や関係者様が疲弊せずに息長く対応ができるための原則を伝えるため「持続可能な開発目標(SDGs)」をもじったSSGsをまとめて年度内に公表します。
【実施手順とお願い】
*本日から1を開始し、まずは呼びかけ文を作成します。そののち2と3ともども今月中に実施要項を策定しホームページに当業務のコンテンツを作成・掲載します。
*1のテーマにご関心の方(原則として前記いずれかの市町に在勤在住の方)のお力添えをいただきたく存じます。
*2と3は、1の終了後に作業チームを立ち上げて開始します。2ではパソコンでの編集作業や図表の作成が得意な方、3では項目の考案と選択にあたってアイデアを出したい方、それぞれご参画くださいますようお願いいたします。
*それを含めて3テーマのいずれかにご関心の方は、ぜひ当スタジオにお問い合わせください。
Husta.maru@@gmail.com(@をひとつにして送信ください)