ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

年末年始休業のお知らせ

2009年12月26日 15時12分32秒 | 運営
 当スタジオは「日月祝定休」のため、例年より2日早い本日が今年最後の業務日となります。したがいまして、定刻どおり午後4時をもちまして年末年始のお休みをいただきます。

 休業中は相談業務をご利用の方にかぎり業務実施や緊急対応が可能です。

 なお、新年は1月5日(火)午後1時開所となります。皆様よいお年をお迎えください。
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『青少年支援セミナー2009』2日目が終了

2009年12月24日 16時37分04秒 | ホーププロジェクト
20日(日)、2日目の日程が終了しました。

 前半は三つの分科会。どこも参加者が少なかったため、少人数のゼミナールのような雰囲気でそれぞれの報告と質問などが展開されました。

 当スタジオ代表が聞き手をつとめた第3分科会「不登校と非行」では、大学准教授の加藤誠之氏が、矯正教育と不登校支援の経験と研究をもとに、不登校と非行の心理の異同や学校と青少年問題との関連の深さなどについて、あまり知られていない事実を次々と披露。参加者から「また聞きたい」という声も出ました。

 第4分科会「不登校と学習」は参加者全員が親御さんでした。大学と民間の両方で活動している不登校経験者の桑原和也氏が、不登校児にとっての学習支援機関であり進路である民間の教育NPOや、資格としての高校卒業認定(大検)について、ご自身の経験を交えた報告と質問への答えがありました。

 第5分科会「不登校と居場所」では、フリースクール代表の増田康仁氏が、当事者から支援者まで多様な参加者に臨機応変に対応し、参加者への質問を交えながらテーマにこだわらない話を展開しました。 

 後半は「家族学習会【不登校編】」の第2回だけが行われました。
 前回同様少人数だったことが残念でしたが、前回担当者が話した「肯定の意味」をもっと詳しく聞きたい、という連続参加の親御さんのご要望に応えて担当者が話すと、親御さんが一様に「なるほど」という反応を示されました。アンケートには「もっと時間がほしかった」というご感想もありました。

 12月の2日間という時期と日程、そして広報の不十分さなど、多くの課題を抱えて16回目のセミナーが終了しました。
 十分な広報期間の確保やプログラムのスリム化など、代表は早くも1年後のセミナーを見据えて、企画の見直しに着手しています。
 次回はさらに進化したセミナーでひとりでも多くの方とご一緒できることを念願しています。報告者・スタッフ・参加者の皆さま、ありがとうございました。
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『青少年支援セミナー2009』1日目が終了

2009年12月16日 11時32分10秒 | ホーププロジェクト
12日(土)、1日目の日程が終了しました。

 前半は代表講演。プロ野球ファンの当スタジオ代表が、今年を代表する人物として、プロ野球のイチロー(鈴木一朗)選手をネタに取り入れるという、年末らしい内容の話でした。

 一見不登校児やひきこもり青年とはまったく共通点がないようですが、彼の「野球観(積み重ね)」と「野球人生(バッティングフォームの変遷)」を、ヘタな形態模写を織り交ぜながら紹介したあと、それを不登校児やひきこもり青年の「人生観」と「プロセス」に応用して「本人の生き方や周囲の対応の心がまえ」について提言した代表の語りを、参加者は違和感なくご理解くださったようでした。

 後半は二つの分科会と「家族学習会【不登校編】」の三つに分かれてのグループ学習。第1分科会「フリースクールを考える」では、支援の場に関わっている方による<現場の実情のお話>、第2分科会「ひきこもり支援を考える」では、当事者やその周囲の方が集う場に関わっている方による<人生経験を活かしたお話>、と報告者のカラーが出た会になりました。

 「家族学習会【不登校編】」では、少人数だったためやりとりの多様さという点ではご満足いただけなかったと思いますが、子育ての反省、専門家の対応に傷ついた経験、親の会の様子、等々について、ご発言や担当者へのご質問を通じて、思いを吐き出し理解を深めることはできたようでした。

 2日目は20日(日)、前半は三つの分科会が、後半は「家族学習会【不登校編】」の2回目が実施されます。第4分科会「不登校と学習」では、不登校の当事者と支援者の両方の経験を踏まえた報告が、第5分科会「不登校と居場所」では、参加者と対話しながらのフリースクールや居場所の報告が、それぞれ展開される予定です。

 また第3分科会「不登校と非行」については、当日配布資料に掲載されている紹介文の一部を転載します。

 --「『学校』の語源『スコレー』の意味は?」「昔学校を欠席する子どもが多かった理由は?」・・・答えはどちらも意外なものです。加藤さんのお話は常識を覆してくれます。

 この分科会の聞き手と後半の「家族学習会【不登校編】」の担当はスタジオ代表がつとめます。

 いずれのプログラムもまだ定員に達していませんので、関心ある方はぜひお申し込みください。ご参加は前半の分科会だけ、後半の家族学習会だけ、というかたちでも可能です。また当日参加も可能ですので、前日まで決まらなかった方は当日直接会場にお越しください。

 報告者・担当者一同、ひとりでも多くの方とご一緒できることを願っています。

青少年支援セミナー2009
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『ごかいの部屋』第172号

2009年12月10日 18時50分09秒 | ホーププロジェクト
 1日遅れで今朝配信しました。

 今号のコラムでは、プロ野球のイチロー選手の野球観から「積み重ね」というキーワードを使って論じた前号の内容を受けて、不登校とひきこもりに対する親御さんの基本姿勢を提案しています。

 それは「家族にしかできない小さなことを積み重ねる」というものです。

 具体例として、不登校/ひきこもりのわが子の変化に関する大小6種類の目標を挙げ「小さい目標から大きい目標へ」という優先順位で実現することとしています。
 さらに、6種類の目標をふたつずつ3種類に分けて、その3種類を順に「積み木を積むように実現させていくのが、安全確実に本人が変化していくプロセス」として推奨しています。

 とかく先を急いで大きな目標を追い求めがちな親御さんの参考になれば幸いです。

『ごかいの部屋』172号
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「青少年支援セミナー2009」案内ページを修正

2009年12月08日 18時09分47秒 | ホーププロジェクト
 セミナーについてのお知らせが続いて恐縮ですが、案内ページ中の誤りを訂正するとともに表記の一部をわかりやすくしました。

 たとえば「代表講演」と「分散会」という表記を期日と時間の表記に変え、その下の補足説明欄の最初の※印の文章を変えることにより「ひとつのプログラムだけでも参加していただける」ということがはっきりわかるようにしました。

 過去のセミナーでもよく採用していた「全体会と分散会の2部立て」ですと、両方参加しなければならないということになりますが、今回のセミナーでは「代表講演」を含めてどれかひとつだけでもご参加いただけるということです。

 1日目まであと1週間を切りましたが、講師兼家族学習会担当者も分科会の報告者も、当事者の青少年の心理がよくわかる言葉やあまり表に出ない現場の実情など、興味深い話ができることはこれまでの当スタジオのイベントでも実証済みです。ぜひ聴きに来てください。

「青少年支援セミナー2009」案内ページ
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