ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

青少年支援セミナー2008春夏

2008年05月27日 17時07分06秒 | ホーププロジェクト
 おととい開催しました。

 14回目を迎えた今回は、ひきこもりやニートと呼ばれている青年への就労支援について、第1部で厚労省委託事業「若者自立塾」を、第2部で支援団体独自の実践を、それぞれ取り上げました。

 第1部では、自立塾を受託・運営している神奈川県内の3団体が一堂に会し、内容・成果・課題についてプレゼンテーションを行いました。
 今回も比較対照表を事前に作成していただいたことで、3つの自立塾の異同がよりよくわかったと好評でした。

 第2部では、独自の就労支援を実施している3団体による合同説明会と、当スタジオ代表の丸山による特別分科会に分かれて行いました。
 今回は、当事者のご家族よりそれ以外の方(経験者、支援関係者、親の会関係者など)のほうが多いという“逆転現象”が、セミナー史上初めて起きたため、合同相談会は少人数が団体のブースを選んで着席し、じっくり相談なさっていました。
 特別分科会は「メールマガジン創刊5周年記念」ということで、メルマガに書いた文章を紹介しながら「就労支援という営み」が行われていることが当事者の心理にどう影響するか、当事者に合った就労支援はあるのか、といったことを発題しました。

 なお、2002年12月以来14回にわたって<公開シンポジウム方式>で開催してきたこのセミナーは、今回をもってひとまず終了。次回「青少年支援セミナー2008秋冬」からは<対象限定研修会方式>に全面リニューアルし「青少年コラボレーター入門講座」と、新設する「家族学習会・不登校編」を合わせたプログラムに改変するとともに、その一部として、どなたでも参加できる「公開講演会」を入れ、開催を続けていきます。

 次回以降の「青少年支援セミナー」にも、ぜひご参加ください。

青少年支援セミナー2008春夏

青少年コラボレーター入門講座
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ごかいの部屋』第153号

2008年05月17日 21時35分18秒 | ホーププロジェクト
 きょう3日遅れで配信しました。

 今号のコラムは、もうひとつのメルマガ「青少年支援ガイド」(休刊中)の「当方見聞読」欄でときどき書いていた、文献案内をにおわせる内容です。紹介した文献は、石川良子氏(横浜市立大学非常勤講師)の『ひきこもりの<ゴール> 「就労」でもなく「対人関係」でもなく』です。

 本書のなかに『ごかいの部屋』の内容と重なる箇所がいくつもあることは、以前からの読者の方がお読みになればお気づきになると思います。立場は異なります(研究者と支援者)が、ひきこもりへの考え方は共通しているわけです。

 また、今号のコラムの内容は、前回お知らせした「青少年支援セミナー2008春夏」の特別分科会のタタキ台になるものです。お読みになった上でご来場いただければ幸いです。

『ごかいの部屋』153号
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする