ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

第6回スクールソーシャルワーク公開学習会

2008年09月18日 16時26分08秒 | ハートプロジェクト
 毎年恒例の青少年支援団体合同フリーマーケット「フリ・フリ・フリマ」の参加企画として、今年も「SSW神奈川研究会あんさんぶる」と共催し、例年の約2倍の16名(あんさんぶる関係7名、外部から9名)の参加を得ました。

 今回は初めてビデオ教材を使用。「不登校対応専任教員」の実践を追ったドキュメンタリー番組を観てから、鎌倉学園ソーシャルワーカーの奈良信治氏が番組の感想を話し、後半は氏と参加者とのフリートークが行われました。

 奈良氏は、番組をケーススタディ的に観て、対応されている生徒の見通しや不登校一般への理解と対応について話したのに対し、教員の対応の進め方に注目し「対応されている生徒の様子が痛々しい」と指摘する声が出ました。この点はスクールソーシャルワークのスキルと理念のどちらに軸足を置くかによる違いであるように感じました。

 「フリ・フリ・フリマ」は、神奈川県のバックアップを受けて毎年9月上旬の土曜日に開催されており、毎回20団体くらい参加しています。
 4回目の今年は、会場の青少年サポートプラザが移転して手狭になったことで、各団体の企画が制約を受けて削減されるなか「当スタジオ+あんさんぶる+湘南憧(しょう)学校」のグループは、ピアノとビデオとテレビがある部屋をとれたことで「①ピアノ演奏がある出入り自由のフリースペース ②ビデオ教材を使用した学習会」というふうに企画が増えた、唯一の参加団体となりました。
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「第6回スクールソーシャルワーク学習会」のお知らせ

2008年09月12日 01時51分27秒 | ハートプロジェクト
 13日(土)午後1時半~2時45分、毎年恒例の青少年支援団体合同フリーマーケット「フリ・フリ・フリマ」の参加企画になってから3回目、通算6回目の学習会。今回は『こんなときどうする?SSW~大阪・不登校対応教員の実践から~』をテーマに、初めて視聴覚教材を使用します。

 教材として取り上げるのは、全国各地に広まりつつある「不登校対応教員」の実践を追ったNHKのドキュメンタリー番組。
 授業や担任を持たず、家庭訪問など不登校生への対応に専念する教員です。

 今年度文科省が全国配置事業を開始した「スクールソーシャルワーカー」も、家庭訪問など地域での活動に重きを置く職業。では、このふたつは違うのでしょうか。同じだとしたら、スクールソーシャルワーカーはいらないということになりかねません。

 今回の学習会では、不登校対応教員とスクールソーシャルワーカーの異同を考えたうえで、神奈川県内各地に導入されているスクールソーシャルワーカーに期待することなど出し合っていただきます。どうぞふるってご参加ください。

スクールソーシャルワーク学習会
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『ごかいの部屋』第157号

2008年09月11日 03時10分50秒 | ホーププロジェクト
 きのう配信しました。

 今号のコラムは「親の後ろ姿を見せる」という言葉を取り上げ、そのことが不登校児やひきこもり青年に与える影響について、独自の解釈で説明しています。
 「わが子をどうするか」よりも「親は親で生きている」という姿を見せることで、本人も「自分も自分で生きよう」という気持ちが芽生えるときがくるのではないか、そういう適度な距離感と同時代に生きている人間どうしという連帯感が、親子を楽にしていくのではないか、という考え方です。

 コラムの最後には、次号からバンクナンバーの一部分を抜粋して掲載するコーナーを新設することをお知らせしています。さらに読みやすくなる『ごかいの部屋』を、どうぞよろしくお願いいたします。

『ごかいの部屋』157号
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