きのう開催された「立教大学社会福祉研究所」主催の公開シンポジウム「ひきこもり支援者向けハンドブックをめぐる対話ー自律と倫理ー』で、登壇者のひとり斎藤環氏が拙著『不登校・ひきこもりが終わるとき』に収録した17年前の文章「適応力は自律力のあとについてくる」を引用してくださり、ご機嫌の丸山です。

さて、それに続くきょう、東京新聞で同氏が書いている連載記事「メディカル・トーク」に『自律力とリカバリー』と題して同じ文章を引用して解説しているとの情報を得ました。
同氏が委員を務めた厚労省の『ひきこもり支援ハンドブック~寄り添うための羅針盤~』のキーコンセプトである「自律」に関連して、委員仲間だった林恭子氏に勧められて拙著を読んで共感してくださったようです。
小さい記事ではありますが、おとなひきこもり界の権威とも言える専門家に拙著の稀有な記述を取り上げていただき、望外の幸せです。
つきましては、同紙のサイトには斎藤氏の連載記事が公開されていないようですので、ご関心の方には現物の紙面でお読みいただきたく、お知らせするしだいです(サイトに公開されたら再度お知らせします)。
コンビニ等で東京新聞を入手できる方は、ぜひお願いいたします。