ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

一時休業・新体制移行期間のお知らせ

2014年08月15日 13時56分25秒 | 運営
 台風をはじめ天候不順とする天候不順と暑さが同居しているかのような今年の夏、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、2001年10月の設立以来、間もなく丸13年が経過する当スタジオ。

 特に2年目からは、当メルマガの配信と定期イベント「青少年支援セミナー」の開催を軸とする多様な関連業務で異彩を放ち、親御さんや関係各方面から評価されてきました。

 反面、代表兼相談員の丸山が個人で運営していることによる無理は年々積み重なり、もはや限界に達しています。また、今年度の目標である「在宅生活支援業務」を開設するにも「個人が主宰する相談機関」という現在のスタイルでは、とても立ち行きません。

 こうした積年の懸案に決着をつけ、新たな体制を構築するため、丸山が長年築いてきた人的ネットワーク、あるいは丸山が代表理事をつとめる「湘南ユースファクトリー(SYF)」とのつながりを活かして、早急かつ集中的に「スタジオの組織化とスタイル変更」に取り組むことになりました。

 このため、明日8月16日(土)から9月15日(月祝)の1か月間をその「準備・移行期間」と位置づけ、業務・事務作業を可能なかぎり休止し、その時間を作業に充てることとします。

 この間、従来の「原則休業日(土~月曜日と祝日)」に加え、業務日時(火~金曜日の10~16時)のうち水曜日の13~16時と木曜日の10~13時をお休みする「一部休業日」とし現在常時ご利用いただいている「総合相談」以外の業務をすべて休止するとともに、事務作業を可能なかぎり停止することとさせていただきます。

 なかでも広報につきましては、ツイッターへの公式ツイート(ヒューマン・スタジオとしての書き込み)を行わないほか、ホームページも全面リニューアル作業のため、一部のコンテンツ以外を順次閉鎖することとしています。

 ただし、総合相談や10月に開催する「第19回しゃべるの会」のご予約・お問い合わせ・お申し込みなどは通常どおりお受けします。

 また「原則休業日」という名称のとおり、前記日時は必ず休業するわけではなく、丸山の都合がつく日時であれば相談予約をお受けすることが可能です(現在も原則休業日に面接を行っています)ので、どうぞお問い合わせください。

 では、本日午後3時をもちまして、これまでの「相談機関」としてのスタイルは幕を閉じます。

 9月16日(火)、新しいスタイルの当スタジオがお目見えします。
 どうぞご期待ください。


期間設定にともない修正した8月の業務カレンダーを見る
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『ごかいの部屋』第207号配信

2014年08月13日 13時35分54秒 | ホーププロジェクト
 先ほど配信しました。

 冒頭では、当メルマガの一部が単行本化されてから2回目の配信ということで、その間に紹介してくれたメディアや取り上げてくれた会などを、一部リンク付きでご報告しています。

 また、今号の「コラム」では、子どもの不登校とおとなのひきこもりの一般的なプロセスを概観し「状態が波のように上下を繰り返しながら、全体として右上がりに進んでいく」とまとめた前号の続きとして、状態の波が上がり下がりを繰り返すメカニズムとその-『「点」ではなく「線」で見る』というタイトルにもした-見方を提唱しています。

 どういう見方かは、ぜひコラムをお読みください。

 なお、次号ではそういった状態の波が高い地点に到達し「フリースペースに行けるようになるまで」「人の輪の中に入れるようになるまで」あと一歩、というところから長いこと足踏みを続けてしまう例を取り上げ、その心理と対応を考えます。


『ごかいの部屋』207号を読む
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当事者グループが情報誌を創刊!

2014年08月04日 19時32分54秒 | 代表丸山の活動
 こんばんは。代表の丸山です。当ブログでは久々の個人投稿です。

 先週末、不登校に関する全国研修会のひとつ「登校拒否・不登校問題全国のつどい」に2年ぶりに参加しました。

 会場のホテルでは、不登校支援の分野では数多くの著書で全国的に知られ、特に西日本各地では多くの方が直接ご存じの広木克行氏(ほかお二人)と同室になり、思いがけずご挨拶することができました。

 それはそうと、私は今回参加するにあたって、1冊の雑誌を持参して折にふれ紹介しました。

 不登校・ひきこもり情報誌『今日も私は生きてます。』創刊号

 前出の広木氏も支援していた長崎県内の不登校・ひきこもりの当事者の人たちが企画・取材・編集・製本し5月に発行した雑誌で、巻頭に広木氏も推薦文を寄せています。

 本誌は、当事者や支援団体へのインタビューといったお決まりの記事のほか、支援機関への取材のあとにグループのなかでその機関について批判を含めて話し合った内容をそのまま掲載したり、ひきこもり生活における困りごとについて、その関係者に直接インタビューして解決策を求めたりと、画期的な記事が掲載されています。

 ちなみに、困りごとの記事では「ひきこもっているために歯医者に行けずに虫歯の痛みを我慢している」といった“ひきこもりの歯医者問題”を取り上げ、わが子が不登校だったという歯科医の方に「虫歯を放っておくとどうなるか」「歯医者にかかりやすくなるにはどうしたらよいか」など当事者の立場から質問を重ねています。

 このコーナーは、次号以降「床屋・美容院に行けない」という“理美容問題”や「どういう服装をしたらよいかわからない」という“服装問題”など、ひきこもり生活にありがちな困りごとの解決に役立つよう関係者へのインタビューを検討中とのこと。

 私が書いたり話したりしていることを見聞きしていらっしゃる方は、私が「全国のつどい」で本誌を紹介しようと持参した理由にお気づきだと思います。

 今年度、私は当スタジオの新規業務として「在宅生活支援業務」の開設を決めており、その準備を進めています。

 この業務は「ひきこもり生活での困りごとの解決」や「ひきこもり生活のなかでやりたいことの実現」という当事者の<生活ニーズ>を満たすことによって、現在のひきこもり生活が少しでも楽になり、少しでも楽しくなれば、その分エネルギーの回復が早まる、という“逆転の発想”にもとづく支援システムです。前述の記事は、まさにこの業務の前段「困りごとの解決」そのものがテーマであり、記事で取り上げられ、今後取り上げることが検討されているそれぞれの困りごとも、私が周囲の当事者関係者の方々と考え合っている内容と一致しているのです。

 このように、全国各地で当事者経験者が、多くの親御さんや支援関係者とは違う“ひきこもり生活の視点”から自分たちの現状を変えていこうとする動きが始まっています。

 本誌が、それを関係各方面への取材によって現状・実情を発信してくれれば、私たちは「実践」の立場でその情報を受信することによって、机上の空論で終わってしまう危険性のある「在宅生活支援」という新しい発想を現実的な視点で具体化していくことができます。

 この「情報の発信」と「それにもとづく具体化」の両輪で、当事者の生活ニーズに応える支援をぜひ立ち上げていきたいと考えています。

 その意味で、本誌の創刊は私に大きな勇気と希望を与えてくれました。感謝の気持ちを込めて、ひとりでも多くの方にお読みいただけるよう普及に協力していきます。


本誌の創刊を伝える長崎経済新聞の記事を読む
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業務カレンダーに8月の予定を掲載

2014年08月01日 14時33分58秒 | ホームページ
 暑中お見舞い申し上げます。

 先ほど今月の業務日程を入力しました。

 今月も、先月に引き続き丸山の研修その他の事情により、10~16時の原則業務時間を短縮する「一部休業日」や完全休業する「原則休業日」が多くなっていますが「原則休業日」は可能なかぎり「一部休業」や「完全業務」としていますので、カレンダーのなかの▲印の日をクリックしてご確認ください。

 また、今月はメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』の配信月ですので、配信予定日には△印が付いています。そこをクリックしていただくと予告がご覧になれます。

 さらに、今月は16日から1か月間「総合相談」を除くすべての業務を停止するため、前日の15日を「第3期最終日」とさせていただきました。これにつきましては、あらためて詳細をご説明いたしますが、当スタジオの“本業”である「総合相談」につきましてはこれまでどおりお問い合わせ・ご利用が可能です。現在ご利用の方はもとより、新規にご利用をお考えの方も、ご遠慮なくお申し込み・お問い合わせをお願いいたします。

 熱中症など体調にはじゅうぶんお気をつけて、この夏を乗り切りましょう。


8月の業務カレンダーを見る
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