日ごろ座っていることの多い人は、腰を支えるために股関節の周りの筋肉が緊張し続け、固くなりがちだ。
この筋肉の凝りを放っておくと、下半身の血流が悪くなり、足の痛みやしびれ、むくみが起きやすくなる。股関節をほぐす運動の一つに、フラフープを回す動きがある。
足は腰の幅くらいに開き、腰や背中に無理がかからないようゆっくりと左右に動かす。リズムに乗ったら少しずつ軽快に回していく。
右回りか左回りか、人によってスムーズにできる方向は決まっているので、苦手な方向に回すときはゆっくりと無理をしないようにしよう。
次に、膝を伸ばしたまま片足を挙げて、足先でお風呂のお湯をかきまぜるようにくるくると動かす。バランスを崩して転倒しないようにテーブルなど動かないものにしっかりつかまっておくことが大切だ。10回お湯をかきまぜるように動かしたら、反対の足を上げて同じように動かす。
足腰の柔軟性を保つことは、ちょっとした段差での転倒を予防するのにも役立ってくれるはずだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「股関節を柔らかく ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年5月10日)を引用
この筋肉の凝りを放っておくと、下半身の血流が悪くなり、足の痛みやしびれ、むくみが起きやすくなる。股関節をほぐす運動の一つに、フラフープを回す動きがある。
足は腰の幅くらいに開き、腰や背中に無理がかからないようゆっくりと左右に動かす。リズムに乗ったら少しずつ軽快に回していく。
右回りか左回りか、人によってスムーズにできる方向は決まっているので、苦手な方向に回すときはゆっくりと無理をしないようにしよう。
次に、膝を伸ばしたまま片足を挙げて、足先でお風呂のお湯をかきまぜるようにくるくると動かす。バランスを崩して転倒しないようにテーブルなど動かないものにしっかりつかまっておくことが大切だ。10回お湯をかきまぜるように動かしたら、反対の足を上げて同じように動かす。
足腰の柔軟性を保つことは、ちょっとした段差での転倒を予防するのにも役立ってくれるはずだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「股関節を柔らかく ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年5月10日)を引用