語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】果物と心疾患予防

2018年02月13日 | 医療・保健・福祉・介護
 イチゴやリンゴ、キウイは今が旬。かんきつ系は温州ミカンを筆頭に、ポンカン、デコポン、ポンタン、セトカなど改良種が増え、選ぶのにも困るほどだ。
 「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」(日本動脈硬化学会著)では、糖分の少ない果実を適度に食べることを「推奨レベルA(強く推奨される)」としている。果実を食べることで、動脈硬化により起こる心疾患や脳卒中のリスクが下がる可能性があるからだ。
 ガイドラインでは、果実を頻繁に、あるいは多く食べる人ほど死亡率全体が低く、心血管疾患死亡率、脳卒中リスク、2型糖尿病リスクが低いという報告を紹介している。ただし、これは果物をそのまま食べる場合のことを指している。ジュースや缶詰などは、逆に果糖(糖分)を大量に食べることになるので、「減らすことが望ましい」としている。
 温度の急激な変化で血圧が大きく上下動し、心筋梗塞や脳梗塞を起こすヒートショックは今が最も多い時期。朝食や午後のおやつにも果実を食べよう。

□南雲つぐみ(医学ライター)「果物と心疾患予防 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年2月10日)を引用
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