語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】眼瞼けいれん

2018年02月13日 | 医療・保健・福祉・介護
【南雲つぐみ】眼瞼けいれん

 片方の目の周りや口の脇、ほおの筋肉が、自分の意思と関係がなく、片側だけピクピクとけいれんしてしまう「(片面)顔面けいれん」という症状がある。一方、この症状とよく似ているが違うものに「眼瞼(けん)けいれん」がある。
 眼瞼とはまぶたのことで、この部分にある筋肉がうまく制御できないために、目の開け閉めがうまくいかない状態だ。まばたきが多くなり、自由に目が開けにくくなる。ひどくなると自然に目が閉じてしまう場合もある。
 自分の意思と関係がなく目を閉じることで、仕事ができなくなったり、車や自転車での事故につながったりすることも考えられる。ところが、まぶしさや目の乾きを感じるために、ドライアイや眼精疲労と診断されている場合もある。
 日本眼科学会によれば、眼瞼けいれんは、精神安定剤や、睡眠導入薬などの連用や化学物質の影響が関係しているケースがあるという。対症療法として、眼の周囲の皮膚にボツリヌス毒素の製剤を少量注射して、目を閉じる力を弱める方法などが行われている。

□南雲つぐみ(医学ライター)「眼瞼けいれん ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年2月13日)を引用
     ↓クリック、プリーズ。↓
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ  人気ブログランキングへ  blogram投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。