よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

札幌にて講演

2006年08月06日 | 講演放浪記
2週連続で北海道。金曜日に羽田を立ち、土曜日は札幌コンベンションセンターにて講演。今回は、クリニカルラダーを骨子として、医療サービスをサービスサイエンスとヒューマンサービスの視点から眺めて縦横無尽に語り尽くすという企画。

翌日、支笏湖の美笛の森を訪れる。キャンパーは皆、湖のほとりへと押し寄せるが、湖畔以外にも、このエリア一帯の自然美は満ち溢れている。

たとえば、原生林。なんと美笛の森には、見たこともないような巨木が所々立っているののだ。しかも、厳しい風雪に耐えてきたためであろう、幹や枝はとてつもなく力強く、強烈な造形を体現している。

図太い枝が喘いで空に手を伸ばしている。
ちからいっぱい枝を伸ばし、なにかをつかもうとしている。
古木はなにを掴もうとしているのか。
適者生存の確率か。
宇宙から降り注ぐ大いなるエネルギーか。

この季節、その原生林の中を巡る風はほのかに甘い芳醇な香をたたえている。この森の林冠には、時間の流れがやわらかに渦巻き、夏のひと時の淡い空間が緑色の物語りに覆われている。

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