よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

マネジメントスクール

2005年03月19日 | 講演放浪記
今日は幕張新都心のケアブレインズ・マネジメント・スクールで人材開発とクリニカルラダーのテーマで講義。熱心な受講者を前に、レクチャーをするほうも熱が入る。もっとも遠方からは九州宮崎県からご参加いただいた受講者もいた。

そもそもクリニカルラダーがブームのようになってきたのには制度的な理由がある。日本医療機能評価機構が行う医療機能評価の対象として体系的なクリニカルラダーの整備、運用が位置づけられいるからだ。

医療機能評価にパスするためにクリニカルラダーを導入するという病院はとかくカタチから入ってしまい、運用が形骸化しやすいので要注意だ。

医療機関の最大の資源は人材である。もちろん看護部門にとっても最も重要な資源は人材につきる。資源ベース論(RBV)(RBV、Resource-Based View )によれば、希少価値が高く、模倣困難、代替不可能な人的資源の保有が競争優位をもたす。クリニカルラダーは競争優位を実現するための人材開発、人材評価のためのインフラストラクチャーである。




木更津にて

2005年03月19日 | 講演放浪記
木更津東邦病院にて中長期事業計画策定に関するコンサルティング。短期間ながらも大いに進捗し、よかった。一連の仕事がおわってから小島病院長、診療部長、薬局長、事務長と木更津市議会議員の先生と市内の富士屋ホテルにみんなで繰り出して宴の席。

なぜか、仕事関係の話題はまったくなし。ひたすら、昨今の中国、韓国事情(反日運動の歴史、民族的深層心理分析)、はたまた、フィリピンのヒーリング、心霊療法の話、かすみ網をつかった非合法的鳥類の捕獲方法、天皇制と古神道、出口王仁三郎の出自、木更津の芸者、ハマグリの話題などでおおいに盛り上がる。脈絡を連結させる糸口を探すことを拒否するような異質なテーマほどオモシロイのだ。

楽しいと感じるのは、その場、その人としかできないような濃度の濃い、きわめてエッジの効いた特異なテーマであることが多い。

楽しい話題というのは、たしかに心の栄養だ。そして、さすが木更津、海の幸がとてもおいしかった。みなさま、ありがとうございました。