よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

宇都宮のぎょうざ

2005年03月17日 | よもやま話、雑談
昨日、会社でいろいろな会議が終わってから宇都宮へ日帰り。東京から一時間足らずで行けるので泊るほどの距離ではない。

国立病院機構宇都宮病院で地域のいろいろな病院の方々を含めて勉強会でスピーカーをするためだ。

独立行政法人や国立病院機構は、おしなべて独立採算、自主独立経営へ大きく舵を切り直している。従来の「親方日の丸」方式では財源の確保ができなく、また「非営利」の美名のもとで非効率の巣窟と化してきた国公立の医療機関を、国や自治体としてももう面倒ができませんよ、というのがこれらの動きの背後にある。

宇都宮は10年ちょっと前に、「ぎょうざの町」に急変した。たしかに市内にぎょうざ店が200店以上あるので、競争が激しい。はげしい競争が味、サービス、価格においてさらに競争をもたらしている。消費者にとってはよいことである。

香蘭という店はなんと、ぎょうざと水しか出さない。ビールもごはんさえもない。ひたすらギョウザだけの世界。全国からその味を求めてやってくる人はひきもきらない。ダントツの味=強烈な差別化が得意なポジションに繋がっている。医療機関にもダントツの医療サービス=強烈な差別化が必要なのはいうまでもない。