入院の予定が入ったとき、個室がいいか大部屋がいいか聞かれ、即座に大部屋と答えた。
大部屋でも4人や。
大部屋は人気がありますので空いていないことが多いので、そのようなときは個室でもいいですか?
一番低料金の個室なら、と了解していた。
個室は4段階ほどあり(A・B・C・D)私はDの個室なら仕方ないと思っていた。
それも空いていなくて、C病室になっていた。 だが料金はD料金だった
スクリーンを上げると、新日鉄住金が見える。
部屋から左側の景色を撮る。明け方早く(4時くらい)河口よりあまり大きくない漁船が出ていく。
河口の上流は紫川である。
昼間トロトロ眠りが入ると、夜中に目覚める。
夜の帳の中では、外の工場の明かりに誘惑されて、ず~っと外を眺める。
大きい煙突からオレンジ色の炎が立ち上がっているのを見たが、5分も上がらなかった。
6日間、同じ窓からこのオレンジの炎は一度しか見なかった。
それにしても眠らぬ街だ、灯りの消えない建物と、ライトのついたゆっくり走る工場の車。
学校で習った 〝北九州は4大工業地帯の一つ”をふと思いだした。
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